最近の教師は情けなさすぎる!
すると、すぐにナミカも立ち上がり感想文を読み始めた。
「私は、部活で夜遅くなるときがあり、一人で帰るのが怖いので、男子生徒にお願いして一緒に帰ってもら いました。しかし、鬼丸先生にイチャイチャしやがって調子のるなと言われました。」
俺も立ち上がり、
「僕も授業中に寝ていないのに寝ているといわれました。」
俺も前に言われたことがあるのだ。こんな短い感想文読んだのは初めてだ。
俺とナミカに連れられ、クラスの生徒は次々と鬼丸にされたことを告発していった。
まさかこんなにナミカの作戦通りになるとは
かなり焦っている鬼丸は
「そ、そんなアリもしないウソをついて。授業を中断させたことを謝りなさい。」
すると、最後に一人の男子生徒が立ち上がり、
「僕は髪の毛に縮毛矯正をやりました。理由は髪の毛がくせ毛でそれをサボテンやボンバーとからかわれた からです。しかし、理由を鬼丸先生に話しても聞く耳を持ってもらえず、お前は学校の恥だ、親の教育が 悪いと言われました。」
「おい!今、子供たちが言っていたことはどういうことだ!娘が学校に来なくなったのはあんたのせいだっ たのか!」
木筒さんの父親は鬼丸を問い詰めた。
「私は知らない、そんなの知らない!こんなのデタラメだ!」
鬼丸が声を張り続けた。
しかし、状況はさらに悪化し、生徒たちの両親と教師との揉み合いが始まった。