オール普通な人はキツすぎる!
俺の名前は加羅須野 賢、高校2年生となった。友達を多くなく少なからずおり、成績も良くもなく悪くもなくみたいな感じだ。簡単に言うとオール普通である。まあ、中学時代、陸上部に所属していたことで走りには自信はあった。
しかし、中学時代は体育の成績は3年間、3であり俺よりも運動神経が悪いものが4だったり5だったりと体育大会の俺の活躍を成績に入れてくれなどと、くだらないことを考えたこともあった。あとは人に媚を売るのは大切で教師はロボットではなく、心を持った人間であると改めて知ることができた。まあ、無事に高校に入学できたので別に何とも思っていないのだ。今も学校生活は新しいクラスメイトになっても何も問題がなく過ごしている。
しかし、ある日の学校での出来事である。
1か月たった朝のホームルームで事件が起きた。
「これで朝のホームルームを終わります。最後に先生からの言葉、先生お願いします。」
日直の話が終わると国語担当兼担任の鬼丸は椅子から立ち上がり、教卓の前に立った。
そして、いつも優しかった担任は怖い顔で生徒たちを睨みつけた
……
………しばらく睨み付けてから口を開いた。
「この1か月間、お前らの行動をみてきた。こっちが何も言わず黙っていれば好き放題やりやがって、お前ら調子こいてんじゃねえぞ!これからは好き放題にはさせねえからな。なめた態度とるんじゃねえぞ、覚悟しろよ。わかったか?」