表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

はるちゃんの恋愛事情②

はるちゃんと私が参加する、合コン当日。待ち合わせに到着したはるちゃんを見て、美琴は憤慨した。


可愛い。可愛い過ぎるのだ。普段はTシャツにジーンズや、たまにロングスカートを履くくらいの、ラフな格好のはるちゃん。今日は白いブラウスに、膝丈のスカートを履き、友人に軽い化粧まで施されていたのだ。


こんな可愛いはるちゃんを見れて嬉しい美琴。だけど、これから来るであろう肉食の男たちにはるちゃんを見られたらたまらないと焦る美琴。複雑な気分のまま、コンパが始まってしまったのであった。


1人のサッカー男子がはるちゃんを気に入ったようで、仕切りに話しかけている。はるちゃんは、気に入っているのかいないのか分からない様子で、ポテトサラダを食べている。私は話しかけてくる男子に目もくれず、はるちゃんをチラチラ見てしまう。ああ、早く終わってしまえ。


二次会への参加を募る男子たちを横目に、美琴ははるちゃんに声をかける。「はるちゃん、少し酔っちゃったみたい。家まで付いてきてくれないかなあ・・・?」私はズルい。はるちゃんは困った人を放って置けない性格なのを、知って。ごめんね。はるちゃん。


美琴とはるは、美琴の下宿へと向かっていった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ