希望の依頼?
書くスタイルを少し変えてみました
楽しんでいただけると幸いです*_ _)
「お前らはなんで人が仕事受けようってときにトランプでどんちゃかやってんだよ!?」
「トランプくらい自由にしてもいいではないですか!!」
「そうよ、それに依頼人だって私が連れてきてあげたんだから少しくらいの自由は認めてしかるべきよ」
「・・・なぜだ仕事がなさすぎたせいで正論ではないはずなのに…なぜかとても正論に聞こえる」
「正論よ正論」
「…わかった…わかったから奥の部屋でしててくれ……」
「わかったのですぞ」
「仕方ないわね」
教授とクロエルは仕方ない、というように移動していく。
「度々申し訳ありません…」
「ぜ、全然大丈夫ですから」
「では依頼の方を」
「はい……実は探して貰いたい人がいるんです」
「人探し……ですか」
「はい」
「その探して貰いたい人というのは…」
「はい、この写真に写っている人なんですが…」
と差し出された写真には50代くらいの男性が写っていた。
「失礼ですが、この男性との関係は?」
「写っているのは私の父なんです」
「父…ですか」
「はい、ここ最近連絡がつかなくて…」
「何処かに旅行という可能性は?」
「ないと思います、何処かに長く出掛ける時は必ず連絡をしてくれたので…」
「なるほど……では具体的にどのくらい前から姿が見えなくなったのですか?」
「えっと……気づいたのはだいたい1週間前くらいです」
「気づいた、ということは一緒に住んでいるわけではないのですね」
「はい、頻繁に会いには行ってましたけど」
「なるほど」
「・・・むむ?この男性、見たことがありますぞ?」
「出てくんなおっさん………って知り合いなのか?」
「いや、見たと言っても学会で2、3度程度ですぞ?」
「学会?」
「すいません、言い忘れていたのですが父は学者でしたのでその関係だと思います」
「確かその時は非科学的な論文を発表してかなり批判を受けていた気がしますな」
「父は……怪物について調べていたみたいなんです」
「怪物……か、これはきな臭くなってきやがったな」
「まったくですぞ、そんなもの迷信だというのに」
「今思うと父はその怪物を調べ初めたころからどこか様子がおかしくなっていった気がするんです」
「様子がおかしい?」
エルシアは次のように説明してくれた
・様子がおかしいといっても独り言や考え込むことが少し多くなったとゆうこと
・父親がおかしくなり始めただろう時期は約1年ほど前からということ
・時々突然震えだし話しかけても反応が薄いことがあったということ
「私はてっきり仕事が上手くいかなくて疲れているのだろうなぁとばかり……」
「同居しているわけではないので仕方の無いことだと思います、そんなに気を落さないでもいいと思いますよ」
「はい……ですが私がもっと早く気づいていれば」
「まったくですz「教授は黙ってろ」
「それで……どうでしょうか?この依頼受けて頂けますか?」
「・・・わかりました、この依頼受けさせていただきます」
「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」
「はい、では今契約書などの書類をとってきますので」
この後依頼内容の確認や前金、依頼達成後の依頼料などの話を終えて一言礼を言うとエルシアは事務所を出て行った
「なんだか変なことに巻き込まれそうな予感がするわね」
「まったくですぞ、勘弁して欲しいものですな」
「お前らが受けた訳じゃないんだから関係ないだろ……とゆうかお前らいつになったら帰るんだよ……帰れよ」
「「だが断る!」」
この時、三人はまさか本当にあんな奇々怪々な事件に巻き込まれてしまうとは思ってもいなかったのだった──────
単純会話ばかりでなかなか趣旨にはいれず申し訳ありません。もっとネタだしたいんですけど・・・・・・じ、次回に期待して貰えるといいと思います・・・多分おそらく
実際の探偵と違う?アーアーキコエナイナー