表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/17

リレー小説

早乙女さんと会えた俺は最後の思い出にとリレー小説を書く

それが思いにもよらない展開に!?

「はい。」

俺は最後の最後で早乙女さんに会えた。

「早乙女さんは今日引越しを・・・?」

「違うけど・・・私に用かしら?」

俺は最後の早乙女さんの思い出にいいことを思いついた。

「なんかして遊ばないか?たとえば・・・カラオケ!」

「リレー小説・・・。」

「はい?」

俺は聞いたことが無かった。

リレー小説、稀にインターネットの掲示板でよく見る。

リレーで小説を作っていく仕組みだそうだ。

俺はまずこんなことを書いた。

-------------------------------------------------

(俺)ある日、たかしという名の戦士がいた。



50万円の剣を手に持って振り回している男だという。



(早乙女さん)その男が持っていた剣は暗いところでも光る剣だ。



そんな、たいそうな剣をどこから手に入れたというと・・・。



(ひでえ・・・。なんだよ、その光る剣。詐欺かよ・・・。)



(俺)鬼が島で手に入れた剣だった。



たかしは一人の男を殺してしまった・・・。



(早乙女さん)その名はさとし!



たかしのホモともだったのだ!!



(何・・・そのBL入っちゃってるって感じ。)



(俺)たかしはさとしを世界一に愛していた男だった。



たかしはなぜさとしを殺してしまったのかというと・・・



(早乙女さん)さとしが浮気をしたからだ。



さとしは最愛の男、ひかると浮気をしていたのだ。



(愛してたなら分かってただろ・・・たかし。)



-----------------------------------------------------

「って何でこうなるんだよ!!」

「ありがとう・・・いい思い出になったよ。」

「え?」

早乙女さんとの思い出はこれが最後だった。

俺と早乙女さんがもう会うことはない、と俺は思っていたのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ