子作りは適した日取りがあるらしい、という話から抜粋してみた。
子供が宿るにはどうするか、なんて言うのは説明不要なことだから省くけど、じゃあ子供を望んでその行為に及んだ際、実を結ぶ確率の高い日っては何日くらい有るものなんだろう。
検索かければすぐに判るような事だけど、わざわざ検索して調べる事が少ない事象だと思う。
義務教育期間中に受けた授業では、精子と卵子の受精する瞬間とその成長についてを視聴後、その過程説明を受けて授業が終わった記憶。
令和時代の保健体育の内容や性教育事情は知らないが、女性の持つ卵子の個数は人それぞれ違っている上に決まっている、だのという情報を知ったのは高校生くらい。
受精適正期がどのくらいの日数なのかとかそういった知識を知ったのは、大人になって暫くしてからのことだった。
行為に及んだらすぐに出来るもの、と認識してるかもしれない。というか、私は誤認していた。
仕事柄、本に囲まれている環境ということもあって、いくつかの本を見たり検索をかけて調べてみたところ、妊娠しやすい日というのは存在していて、それは《排卵日4日前〜排卵日の翌日》ということだった。
気温変化に敏感だったり、体質や生活習慣によって個人個人の周期は違うけど、1ヶ月が平均でおよそ30日で、一般的な月経周期が28日。
経血が体外排出に掛かる日数が最長で7日。
そこから大体2週間前後で排卵日を迎えるけど、その前後5日間くらいが結実に繋がりやすい日、らしい。
それに「年齢をとると廊下で卵子が弱くなる」とか「子供が出来にくいのは女性側に問題がある」などと言う話も散見する。
生物全般に個体差があるように、卵子にも個体差がある。上手く受精が出来なかったり、受精しても着床が出来なかったりする場合もあるわけで。
それに、そもそも女性だけに問題があると言うのはさすがに無理がある……んだけど、その辺についてはまた後ほど。
受精・着床がなかった場合、そこからまた2週間弱で次の経血排出が起きる。
この繰り返しが月経な訳だけど、世の中の一部の男性は一度月経が終わったら暫く来ないと思っていたり、経血量は少なく、排出は2 ・3日で終わると思っているらしい。
そんなワケないのである。