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6/6

敵襲……b


「皆さん方にご迷惑はお掛けしません。私も手に入れた魔ローダーで早々に旅立つつもりでした。お世話になりました砂緒(すなお)猫呼(ねここ)ちゃん」

「お、おうー!」


 突然席から立ち上がったフルエレが、表情一つ変えずに皆に頭を下げて猫呼が反応した。


「ちょっと待ってよ! いきなり出て行くなんて」

「あら、砂緒さま出て行くって言ってる物を止める必要無いですわ! 厄介払い出来て良いですの」


 七華もとことん冷たくあしらってしまう。


「はい、言われ無くとも」


 なんで二人共そんなに最初から険悪なの?


「しかし、このまま返して我が国が疑われ無いか?」

「兵士は闇に葬りますか?」


 怖い事言い出したな。そんな会話が煮詰まった直後だった。


 ウーーーーーッウーーーーーッ

 カンカンカン

 突然けたたましい警報の魔法サイレンや鐘が鳴らされた。

 ガタッ

「何事ですっ!?」


 七華が多少顔色を変えて席から立ち上がった。その直後、ドアがバンッと勢い良く開き先程の怪しい男スピナが飛び込んで来る。


「七華王女、皆さま敵襲で御座います! お早く地下室に避難をっ!」


 先程までの無表情と違い、仮面を付けているなりに彼の切迫した感情が伝わるので事実なんだろう。


「皆様方、魔ローダー6機による襲撃です! 城壁のすぐ外側まで来ています!!」


 第二弾の報告が入って、さらに部屋内は騒然となった。


「魔ローダー6機?」

「そんな大部隊がどうして!?」

「ニナルティナとは上手くやっていたのに」


 自然と皆の視線が僕とフルエレに集まる。


「お兄様こわい……」

「大丈夫だよ」

「私が、私が撒いた種なので、私が魔ローダーに乗って戦います!」


 言うと、雪乃フルエレは僕らを放置して走り出した。


「あっ待ってよ!」


 僕達の戦いはこれからだっ!


 おわり




    ◇   ◆   ◇ ◇   ◆   ◇ ◇   ◆   ◇


 お読み頂きありがとうございました。話も設定も一切思い付きませんのでここで終わります。


 ストーリーや設定は大幅に違うのですが、同じ砂緒と雪乃フルエレという少女が出て来る別の小説があるので、よろしければお読み下さいm(__)m (ランキングとか出た事無い底辺作品です。)



弥生史上最悪の悪役令嬢と記される無自覚最強魔力少女は最愛の不死従者を手に入れて破滅フラグを叩き壊して戦います!! ~魔法の魔ローダー✿セブンリーファ建国記~2周目


https://ncode.syosetu.com/n6217hq/

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