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第9話:トークナー

「トークナー王家初代当主ヘベンリア・トークナー・・・いやっ、アポロン帝国第5代皇帝アガート・レイ・アポロンの嫡子マーレイ・シャ・アポロンの息子、ガーレイ・シャ・アポロンさん・・・」

「お前は・・・まさか・・・」

「ああ・・・そのまさかだ。現アポロン皇帝レブシア・フォン・アポロン・・・お前の従兄弟だよ。」

ここはメディスにあるトークナー王家の館である。

アポロン皇帝は単身ここへ潜入しトークナー王家との決着をつけようとしていたのだった。

ここへ至るまでの話はまた別の時にするとしてまずはこの場の話を進めたい。

「マーレイは嫡子でありながら王位継承者からはずされた。それは彼が王としての資質が足りなかったが故。それに気付けなかったマーレイとその家族はアポロン帝国を恨み続けた。その父の恨みを晴らすべくお前はトークナーと名乗りここへ潜伏して我々への復讐の時を待っていた。だがその野望もここまでだ。」

アポロン皇帝は淡々と語った。

それに対しガーレイは反論した。

「お前達はっ自らの野望のために父上を廃嫡した!!そうだろっ!違うといえるのか!このエゴの塊の一族が!!お前こそもう終わりだ。衛兵!!」

ガーレイが叫んだとたん10人ほどの衛兵がアポロン皇帝を取り囲んでいた。

がしかし、次の瞬間衛兵達は次々に倒れていった。

「リック、そしてカール・・・よくやった。ついにトークナー王家の野望を打ち砕くことができた。礼をいうぞ。ガーレイ、観念するんだな。」


その30分後ガーレイは捕らえられた。

アポロン皇帝とリック、カールは同盟条約調印式場へと向かい、アポロン帝国とA・A・Eは休戦条約を締結し同盟を結ぶ。

ガイアから離れたここメディスでガイアの条約が締結されたのは異例の事だった。だが両勢力の代表がメディスにいたのも条約締結の場がメディスになった原因だ。


A・A・Eとアポロンの対立は収まったがメディスには機械帝国という強大な敵が存在しているのは確かだった。

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