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【企画参加】企画作品集

看護学生を幸せにしてくれた優しい言葉

作者: てとてワークス

「ねぇ、よつ葉ちゃん よつ葉ちゃんがお注射しても良いよ」


よつ葉が担当する女の子が、言ってくれた一言です。


「ありがとう。でもね、よつ葉ちゃんはまだ学生さんだから、患者様にはできないんだよ。お人形さんで練習して上手になって看護師さんになったら注射できるんだよ」


丁寧に説明をする看護学生。


「じゃあ、よつ葉ちゃんが看護師さんになったら、一番に注射してもいいよ」


注射って一番キライな処置なのに、よつ葉だったらしても良いと言ってくれた女の子。


「ありがとう」


「よつ葉ちゃんが、お注射する方なのにお目々赤いよ。泣かないんだよ」


6歳の女の子の言葉に幸せをもらいました。


看護学生を信頼して、痛くて辛い処置なのに任せると言ってくれたこの言葉に


幸せを感じました。 今まで頑張ってきて良かった。と思いました。


「ベテラン看護師呼んでこい」


と言われることが多い中で、よつ葉で良いよ。と言ってくれた女の子の信頼に


応えていかなくてはいけないと改めて思いました。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 素敵なお話でした。 私も医療関係の仕事をしているので、すごくお気持ち分かります。患者さんからの温かいお言葉って、すごく心に染み渡りますよね。 今はもう看護師さんになったのでしょうか?このご…
[良い点] 素敵ですね。 しかも注射って、幼い子は嫌うイメージがあります。 子供の頃、注射に対して、普通に我慢してたら少し驚かれた記憶があるからですねー 辛い実習生の生活を読んできているので、そんな中…
[良い点] よつ葉ちゃんだから紡げる、よつ葉ちゃんにしか紡げない、とっても素敵で【幸せ】を感じる作品でした。 信頼してもらえるって、他に例えようがない位うれしいですもんね。 きっと頑張ってるよつ葉…
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