看護学生を幸せにしてくれた優しい言葉
「ねぇ、よつ葉ちゃん よつ葉ちゃんがお注射しても良いよ」
よつ葉が担当する女の子が、言ってくれた一言です。
「ありがとう。でもね、よつ葉ちゃんはまだ学生さんだから、患者様にはできないんだよ。お人形さんで練習して上手になって看護師さんになったら注射できるんだよ」
丁寧に説明をする看護学生。
「じゃあ、よつ葉ちゃんが看護師さんになったら、一番に注射してもいいよ」
注射って一番キライな処置なのに、よつ葉だったらしても良いと言ってくれた女の子。
「ありがとう」
「よつ葉ちゃんが、お注射する方なのにお目々赤いよ。泣かないんだよ」
6歳の女の子の言葉に幸せをもらいました。
看護学生を信頼して、痛くて辛い処置なのに任せると言ってくれたこの言葉に
幸せを感じました。 今まで頑張ってきて良かった。と思いました。
「ベテラン看護師呼んでこい」
と言われることが多い中で、よつ葉で良いよ。と言ってくれた女の子の信頼に
応えていかなくてはいけないと改めて思いました。