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ハーレム三国志  作者: 妄想大好き博士
1/1

この時代に飛ばされた話&関羽雲長

俺の名前は劉 玄徳


あの有名な三国志の英雄劉備玄徳と同じ名前だ。


気がつけば この時代に飛ばされていた。


まったくの謎である。


なぜこの時代にいるのか、意味がわからないのである。


どうしてこうなったのが時間を少し遡らなければならない。


会社帰りのことだった。


この日8月16日は会社の納涼祭で、酒をガバガバ呑んででかなり酔っ払っていた。


ちょうど 同僚と 三国志の話いわゆる歴史の話題をしていた。


「なぁ 劉よ」

「なんだよ?先輩」

「おまえの名前さ あの有名な劉備玄徳と同じ名前だもんなぁ」

「うっせぇなぁ 気にしてんだからさ」

俺の名前の由来は 歴史好きな両親いわゆる

「三国マニア」で歴オタだった。

この名前まじ恥ずいから「玄徳」って名前が嫌だった。

「しかし おまえ 名前割にはいつまでたってもお茶汲み&雑用だもんなぁ 俺なんかもう来月から係長だぜ 給料も上がるし 同期でヒラなのお前だけだぜ」

ウゼエ コイツ マジ消えてくんねーかな?

有名大卒で、社長の親戚でコネで出世しやがって

今じゃ社長のゴマスリじゃねーかよ」

「お前さぁ名前変えたほうがいんじゃね?

ギャハハ 劉備ってさ最初は貧乏ぐらしで

ムシロを販売しながら生活してたんだろ?

まさに今のお前だな」

もはやモラハラである。

「すいません 先輩 わたくしはこれで」

先輩は 甲高い声 奇声に近い声で。

マジ気分悪りぃ。

「おちゅかれちゃまでちた げぇんちょくちゃん

きをちゅけてかえるんでちゅよ」

なんだよ この赤ちゃん言葉は‼️

豊●議員かよ。 あー殺してぇ


ちなみに、この先輩の名前は間 要 かんよう

要●と名前がよくにてるが 顔はもはや月とスッポンである。

けっこうお調子者である。


俺は千鳥足で自宅まで帰路についた。

すごい眠気に襲われ、そのままベットにダイブしたのだ。


目が覚めたと思ったらこの時代に来てたわけである。


「兄貴 兄貴」

「俺はお前の兄じゃねーぞ」

妙に馴れ馴れしくなったなぁ。

「ビールくれたし 優しいから兄貴って呼んでいいかな?」

兄妹プレイかよ。

「わかったよ 妹よ」

「わぁい(^ω^)」

さっき 俺を殴った殺気はどこ行ったんだよ。

誰だこの可愛い生き物は?惚れてまうやろ


張飛は 上目遣いで俺を見つめ手を握ってきた。

「あのさ 兄貴」

「なんだ?」

「紹介したい人がいるんだよね 私の家についてきてくれるかな?」

「ええ‼️」

なんのイベントだよ いきなり女の子の家に招待だなんて すごいフラグだよな おい

俺のモテ期きたのかな?笑 期待してもええかな?

紹介ってマサカ 張飛のご両親か いやぁこの時代に

初婚できるとは 夢にも思わんかった。

神様あんがと。

俺は張飛に案内され

自宅に招かれた。

期待していいよね。ウフフ。

「兄貴 紹介したい人は私の姉貴」

「お姉さんと婚約ですか?感激だな」

バキ‼️

「いってぇー‼️」

また、殴られた ホント 乱暴な娘だ

俺の目の前にいたのは、張飛と同じく長身で

黒髪ロングで肌が雪のように白く目はクリッとしてて 女優でいえば夏●雅子のように美人で

宝塚に入れそうなカッコイイ女性だった。


「拙者は関羽 字名は雲長でござる そなたは?」

なんて 美しいんだ その目はまっすぐで

俺の心を虜にされそう


「劉 名前は玄徳だ」

すると 関羽はその名を聞くとすぐに

床に頭をこすりつけた。


「玄徳様ですか?これは無礼を コレ張飛お前も!頭下げんか。」

ガン‼️


「いってぇーなにすんだよ関姉」

え? 何? どうしたん? 俺の名前聞いただけで

現代じゃ馬鹿にされた名前が この時代じゃ神様扱いかよ。 この名前つけてくれた親に感謝すべきなのか?

関羽は申し訳なさそうな顔で

「この度妹が迷惑をかけたと思いますがどうかご無礼を 」

「兄貴にビールもらっただけでそのお礼として

家に招いただけだよ」

関羽は 激高し。

「お前 人様にものもらっただけで情に流されおって‼️ 拙者がいなかったら今頃この御仁を手篭めにするきであっだろう この尻軽娘が‼️」

「ひー ごめんなさい」

すごい光景だった。

この関羽さんは相当曲がったことが嫌いでかなりの潔癖かもしれん


関羽は咳払いし。

「劉殿 先ほど見苦しいところを申し訳ござらん」

「いいですよ。 さっきあぶないところを張飛に助けてもらったし」

「うん うん」 張飛はうなづいた。

関羽 「ギロリ」

張飛 「ひー」ササッ

張飛は俺の背中に抱きつき隠れた。


おいおい 強面顔のくせに案外 初心者かもしれんな


関羽は重い口を開いた。

「あなたは この時代の人間ではありませんね。

服のお召し物 髪型 しぐさ 言葉遣い 言動全てにおいて 違いますね。」


「はっきり物いうね 君 たいしたもんだよ」

「あなたは 本物の劉備玄徳とは違いますね。

拙者は中山せい王の末裔かと思いました」

どうやらこの時代に本物の劉備玄徳はいるらしい。


「貴殿にお願いがあります 本物の劉備玄徳を捜してくれませんか?」

関羽は俺に土下座した。


「おいおい 俺は頭下げられたことないから

関羽さん 頭を上げてください」


関羽は凄んだ顔で顔を上げた。


「劉殿 どうか本物の玄徳殿を捜してください」

顔 顔近い 近いって


しかも美人だし

綺麗

断ったらマジで殺されそうだから

「わかった わかった 捜してみるよ

とほほ」

「感謝感激でござる」

こうして俺は本物の劉備玄徳を探すことになった。

果たしてどうなることやら

次回 同姓同名?さんこんにちはに続く。



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