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クラスに入れない僕らの日常  作者: schwein
冬休みが近づいてきた……
25/27

意識するのをやめないと……

この日は、学校へ行く足取りが重かった。べつに気分が落ちているとか、何か嫌なことを言われたというわけではなく、昨日の件で逃げるように家に帰ってしまった事と変にタピオカさんを意識してしまっている事が原因だった。


教育相談室の扉を開けるとキリエさん、チヨコ先輩、レンゲさん、後輩ちゃんがいた。よかった。タピオカさんはいない。荷物を机の横に置くとレンゲさんが

「昨日、急いで帰ったけど何か用事思い出したの? 」

と聞いてきた。あのー、それ聞かないでもらえますか……。


「え、いや……その……」

僕はいい言い訳が出てこず口籠もった。たぶんこの時の顔は、赤かったと思う。

「まあいいや。別に私には関係ないし」

レンゲさんはそう言って提出物をする手を進め始める。なら聞かないでよ……。


僕も提出物をしようと思いカバンのファスナーに手をかけると

「はあー。みんなでトランプしたかったなあ」

と頬杖をついてレンゲさんが大きなため息をついた。もしかして怒ってます?


「え、じゃあ今から大富豪する?」

初めて自分からトランプを誘ったのがこの時だ。タピオカさんのことは気づかれたくないと思い、何か喋ろうと思っていると勝手に口から出ていた。


「いや、今したいわけじゃないよ……」

初めて自分から誘ったトランプは、断られてしまった。なにも考えずに言った事だったので断られてしまったとそこまで落ち込まなかった。


今日は午後になってもタピオカさんは来なかった。嬉しかった反面少し残念だった。

今、期末テストの真っ最中で、赤点を取らないよう頑張っております……。そのため投稿ができない日ができるかもしれません。その時は

「小さい脳みそを勉強に割いてしまって話を進めることができないんだな」

と思って許してもらえると幸いです。


またテストが終わったらこのスペースにその日思ったことなど書きたいなと思っています。

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