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クラスに入れない僕らの日常  作者: schwein
2学期末考査だ!!
19/27

なんで知ってるの

次の日、2人は来ているのかなと心配しながら登校した。不思議と期末考査なのに気は重くなかった。心配の方が大きかった。


教育相談室のドアを開けるとみんな来ていた。レンゲさんとキリエさんも何事もなかったかのようにしている。どうやら何回も倒れているらしい。


この日は、テストを淡々と受けるだけで何も起きなかった。誰も倒れなかったし、トランプもしなかった。


僕らの行く学校は、テストは大体午前中の3時間で終わる。そのあとは終礼があって解散だ。僕はこの日提出物が残っていたので、1人教育相談室に残りペンを進めた。


2時間ほど経ってようやく、この日提出のものが終わった。手がとても疲れた。カメじいに挨拶をして、提出物を出して帰った。


帰り道小学校の時の同級生に会った。正直学校に行けなくなってからあんまり小学校の同級生には、会いたくなかった。でも、僕が学校に行ってなかったことを知らないだろうと思って話した。


すると、一言目に

「さくら学校行ってなかったんだって?」

と言われびっくりした。と同時にその言葉が胸に刺さった。なんで知ってんの!?と思った。


このとき喋ったことは、正直あまり覚えていない。でも衝撃だったのは覚えている…。


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