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初恋は親友でした~Side of Sakuya~  作者: みやじい
第二章 女の娘の日常 ~girl's everyday~
7/12

Ⅶ ぼくは女の子?

お久しぶりです。

大変長らくお待たせいたしました。

「咲夜………ちゃんでいいんだよね」


「うん!」


「次体育だよ?」


 ほえ?男子は五組で女子は六組で着替えるんだよね?じゃあ、ぼくは五組でいいじゃないか。五組で本当によかったー!着替えの度に移動しなくて済む。着替えの度に移動というのは案外思っているよりもめんどくさい。もしも移動先のクラスが授業中なら終わるまで待たなければいけないし、かといってクラスからは着替えるからと言われ追い出されるし。ああ、男子で良かった。


「分かってるよ?だからこうして着替えようとしてるんじゃん」


「咲夜ちゃん女子でしょ?」


 へ?………あっそっかそっか。


 ん?


 てことは何、女子と一緒に着替えろと………………oh


「ヒロぉ! 着いてきてよー!」


「無理! 絶対!」


「お願いだからさ~!」


 ヒロを拝む。桃色肌色空間に単身特攻なんてできないよ。女子トイレに行くとかはまだ良いんだ。個室だし。でもね、一緒に着替えるというのは無理があると思うんだよ!!


「咲夜ちゃんまだここにいたの?」


「早く行こうよー!」


 女子勢に捕まった。半分引きずられるようにして六組につれてかれる。強制連行。えーん。


「ヒロぉ……」


 呟いた声はどんどん離れて行く背中には届かず、刻一刻と処刑の時間が迫り、六組の教室が迫る。

 そのゲートをくぐれば、待っているのは男子なら一度は想像し、男子なら一度は入ってみたいと思う空間。が、今のぼくは鼻血を出して倒れないか、ただそれだけを心配していてそれどころでは無かった。


「ねぇ、無理だって、ヒロのとこ行く!」


「はいはい、おとなしくお着替えしようねー」


 ううぅ……


「ぼ、ぼくでも着替えくらい一人でできるよぉー」


「いいからいいから」


「ほら、バンザイして」


 服を脱がされて肌が露になって行く。ブルッとする。うー寒い。


「咲夜ちゃん肌綺麗だねー」


「あ、ほんとだー」


「さらさらー。いいなー」


「そ、そう……なのかな?」


 いや、他の肌を知らないから比べよう無いし。


 とうとう着替えまでやってもらってしまった。なんなんだ。ぼくとて恥ずかしいという感情くらいはあるんだ。羞恥心とも言う。

 『そもそも論』としてヒロがぼくを見捨てるから悪いんだ。ヒロはなんでついてこないんだ。全くもう、ヒロの癖に生意気だー。


 運動場に出ると太陽が眩しくて死にそうになる。というかドラキュラなら死んでる。はぁこれも長距離走じゃなければもっと気が楽なのになぁ。男子は何をするのだろう?ヒロに聞いてみよう。そこにいるし。そういえばさっき見捨てられた仕返しもしなきゃな。よし、やろう。


 目標はヒロのお腹辺り。目標を見据えて一直線に駆ける!


「ヒロー!」


 パフッっと抱きつく。ふひー、落ち着く癒される。そしてこうすればヒロは困るだろ?ハッハッハ


「ちょ離せよ! まずいだろこの光景っ」


 慌ててる慌ててる。作戦通り。ウシシシ。次はどうしてやろうかな?


「ちょっと、山中くーん!」


 にゃあ!?さっきぼくを連行した女子たちだ!


「ひぃっ」


 ヒロを盾にして隠れる。A.Tフィールド(ヒロ)展開!

 そういえば山中くんって?…………ああ、ヒロの名字か。すっかり忘れていた。


「大変だったんだからね? 咲夜ちゃん、ずっと無理無理言って暴れてたんだよ?」


「悪いな。ありがとう」


 あ、暴れてたとは失敬な。少々駄々をこねていただけだ。まあヒロが代わりに謝ってくれたし良しとしよう。中間管理職は大変だな。なりたくないなー。



 それにしても、一応ぼくは女の子だし、抱きついたらドキドキとかしないのかな?やっぱりぼくじゃダメなのかな?ヒロにとってのぼくは『女の子』じゃないのかな?


ふう、高校生は忙しいですね。

ですがまあ投稿が遅れたのは別の理由で、溶連菌というものにかかって一週間ほど寝込んでたんですね。そのせいで学校ではぼっちみたくなってるし課題はたまってるし入学早々やになっちゃう。

まあ愚痴はほどほどにおいといて、一ヶ月ほど出せなかったことをお詫びいたします。

もっと書く時間あるかなとは思っていたのですがね。

次回からはもっと早くお届けできるよう頑張ります。

今後もよろしくお願いします。

感想いただくとよろこぶ生き物です。コメントでもよろこびます。些細なことでも良いです。長文でもありがたく読ませていただきます。

ので、よろしくお願いします。

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