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初恋は親友でした~Side of Sakuya~  作者: みやじい
第一章 これまでとこれから ~before&after~
2/12

Ⅱリス様の山登り

お待たせしました

今回は話の主軸をM.Kさんに書いていただきましたー


「ひゃー、結構登ったなあ」


 ほんとうだ。そこまで高い山じゃないけどもかなり高くまで登ってきたみたいだ。ふと辺りを見回すとザ・マウンテンみたいな景色が目に入る。ここまで結構歩いて苦労したから景色が数段美しく感じる。新緑がきれいだ。紅葉のシーズンに来たかったなーと思う。今度ヒロのお父さんに連れてってもらおっかな。しかしまだ山道は続くのだから、頂上に行けばさらに綺麗だろう。


 今は宿泊学習二日目のメイン行事のオリエンテーリングの真っ最中で登山中だ。オリエンテーリングというのは、 山の中にチェックポイントがあり、そこにあるクイズを解いてポイントをゲットして班で競い合う、というものだ。班は宿の部屋の班と同じで、僕、ヒロ、赤木(あかき) 駿太(しゅんた)君、後浜(こうはま) (ひびき)君の四人だ。赤木君はしっかりもので委員長。野球少年だ。後浜君は明るく活発でクラスの中心的な人。うん。RPGとかのパーティー編成だと、とてもバランスがいいパーティーだ。まあ後浜君はおちゃらけて、たまに羽目をはずしすぎて怒られているが赤木君がいればなんとかなるだろう。僕はヒロとゆっくり行こうかな。うん。少しわくわくしてきた。


 周りでは色んな知らない鳥たちが色とりどりの羽を羽ばたかせて大空へ向かって飛んでいる。あれだ、なんだっけ?翼を……………………欲しい?違う、翼をくださいだった。翼をくださいが頭のなかで繰り返し、繰り返し、リピートされる。この大空へ翼を広げ飛んで行きたい。鳥たちを見ているとそんな気分になってくる。でも翼より富が欲しい。はい。


 ふと見下ろすと、下の方に宿が見える。まるで神様が下界を見下ろしているような、自分が天の上にいるような気分になってくる。そこまで高くないけど。ただ、自分がどこまで登ったかを知って疲れが………………………ひろぉ~


「ヒロぉ、おぶって~」


「自分で歩けよ、運動部だろ?」


「えぇー」


 な、ヒロが反抗期だ!


「あぁ、待ってよー! ひどいなぁヒロはもう」


 まあ置いていかれるのは嫌なのでリス様の本気をだす。


 たったったったっ


 なんとか追い付いたー。さて、こいつめ。どうやってこらしめてやろうか。うん。飛び付いてやれ。


「とうっ」


「うわ、なに、咲哉!?いきなりくっつくなよ!つか危ないって、マジで!」


「はあー楽チン」


「俺が楽チンじゃねーんだよ」


「ヒロタクシーしゅっぱーつ!」


「誰がタクシーだよ」


「早く歩かないと遅れちゃうよ?赤木君に怒られちゃうよ?」


「はぁー。はいはい。わかりました。どこまで御乗車で?」


「山頂」


「はあ?バカじゃねーの?」


「客に文句は言わないっ」


「毎度あり~」


「よろしい」


 ってうわっ!上げすぎ!


「もう! 危ない!」


「申し訳ございませんお客様」


 なんかふざけてる感がある。気持ちがこもってない。


「賠償として今晩のプリンを請求っ!」


「しょーがねーな……つーかカバンの上から乗っかるなよ。荷物があるだろ荷物が」


「しょーがねーな……」


 ヒロの声で言いながら降りた。なかなか人の声を真似るのは難しい。


 おっと赤木君が呼んでいる。なんだろう?


「どうした?」


「どうやら間に合いそうにないんだ。それで次のポイント5まで近道しようってことで、少しだけ森を通るルートを……本当は通っては駄目なんだけどね。意見を聞かせて」


「僕は賛成!」


 無条件反射で応える。だって疲れてるもん。


「俺も構わないよ?」

愚痴


今日の朝いつも通りに学校に行こうとしたらすごい雨で、ただ警報出ないから行かないとダメで、しゃあなしに行きましたが、風が横から吹いてきて濡れまくりでしかも濡れたせいでめっちゃ寒かったです。皆さんはいかがでしたでしょうか?

一日中教室のいたるところに濡れたズボンやスカートが干されてました。


ではではこの辺で

次回はニューライフかGOMで

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