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第11 作者の考え方

 いや、もうこれは長々書けないお話です。本当に一言で終わっちゃいます。


 作者は、とにかく作者ぶっちゃいけないのです。俺は作者なんて意識もっちゃいけないのです。

 どういうことかって書きますとね。

 読まなきゃレベルアップしないわけですよ。たとえ作者の立場でも、読まなきゃ力つかないのですよ。


 だから作者風はふかしちゃならないのです。作者は、書き手である前に読み手なのです。正当な評価、正当な分析。それができて初めて、実力が付くのです。


 でも、読者の立場として多くを語るのなら。それはもう、正当な評価であるなら傲慢になってください。

 いやいや。別に「語気荒げろ」とか「不誠実な態度取れ」って言ってるんじゃないんです。なろうの作品や商業用の作品全てに対して、「真っ当な評価を下して」と言ってるのです。感想を書く場合は丁寧に。


 つまり、「つまらない物はつまらないといえ」ってことです。

 ある作品……特に商業用の名作などの評価を言う時に食らう話ですが。


「この作品、ここがダメだったな」

 こんな風に書くと、

「お前何様だよ。じゃあお前、その作品と同レベルの物語を書けるの?」

 と返ってくるのですよ。いやいや、それだと僕はジャン○の打ち切りの中でも一際つまらない作品にも何も言えないじゃないですか。これ、実体験です。


 そもそも。読んでる人の大半は書いてません。なのに書き手の立場で言ってくれって、バカじゃないの? と。それだと今頃何もかもに「いいね!」を付けてつまらん作品が他メディア化の横行ですよ。

 だから、こんなこと考えるのは読者として、評価を下す人として間違った姿勢なのです。作者が「お前ら書いたこともないクセに偉そうに言うな」なんて言い出したら僕は「あ、この人は褒められたいだけか」と判断しますね。

 まあ、この状況にももちろん「例外」はありますけど。読者があまりに酷い場合とか。


 まあそんな例外はともかく。だから読者は傲慢に、「俺が書けるわけないだろ! でも正当な評価は下すぜ!」なんて気分で評価を付ければいいのです。ただし「真っ当な評価」を、失礼の無い態度で。

 話が「読者」になっちゃいましたが。作者は結局読者でもあるので、読者としての態度が作者にも必要な場面は多いのですよ。

 だから、作者である以前に読者。この考え方は、忘れないでほしいですね。


(ただし、悪い感想を真っ当に下しても噛み付く作者はいると思うので、そこはもう各々判断しましょうね。感想を書く狙い目は「どんな感想でも待ってる」と宣言してる人です。それでも噛み付く奴もいますが、それはもう「あ、そんな人か」と犬を見る目で眺めてあげましょう)

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