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おまけ話「不正なポイント操作について」

 更新の水増しに僕の思うお話を。


 さて、もうはっきり書きますがこんな物書いたのは「不正な相互評価」に腹が立ったからです。名前が作者名に繋がってなかったりするのは特攻が怖いからです。まあいずれバレるでしょうが、


 しかし、僕は思うのですよ。相互評価でランキングに上がった人たちを批判しても、運営に何か頼んでも、解決策にならないなって。

 運営に頼めばなんとかなるかもだけどそれはいろいろ状況が不利で現実的に厳しい。批判を繰り返したところで相手も適当な理屈を作って反論してくるでしょう。だから相手は一向にやめません。これはもう断言してもいい。人間の本能です。


 また、この事態が収まったところでどうでしょう? また第2、第3の彼らが現れるだけです。はっきり書けばいたちごっこ、無意味な論争です。

 要するに。クラスタを批判する人もクラスタ側も、また他の誰かを批判する第三勢力も。みんな、ただ感情ぶつけてスッキリしたいだけだ、と。この事態は体のいいストレス発散道具なんですよ。正義の大義名分の下誰かをボコボコにできますから、これ以上楽しい物はないでしょう。僕も加担してたらたぶん笑ってます。

 みんな悪口言いたいですから。僕だって例外じゃありません。

 みんなに反感買いそうなことですね。でも、案外多いと思いますよそういう人。

「誰かのために」なんて言い回って正義感振り回す人に限って、だいたい「自分のため、自分の正義を見せたいため」に振り回してるんですよ。

 まあつまりは「糞にハエがたかってるだけ」って事です。実に的確で面白い表現だと思います。


 さてさて。こんなうんこにうんこを投げつける論争は根本的な解決にならない。正しいかどうか、今とりあえずどうするかなんて無意味なんですよ。


 今なろう全体がやるべき事は、もう一度なろうの文化や雰囲気を見直すことです。

 それはつまり、読者や作者一人ひとりが自分を見直すことなのです。


 この事態が起こったのも。なろうにつまらんテンプレが溢れていると問題提起する人がいたのも。全部この「雰囲気や文化」のせいなのです。

 つまらない作品を平然と面白いと言い、それを平然と世に出して金にしよう、その雰囲気がこんな事態を招いたのです。


 なぜ、壮大な内輪ウケなだけのなろうで評価されてるのを世に出すのですか? なろうだけで盛り上がればいいじゃないですか。

 そもそも、そんなプロになる実力になってもいない作品を売り出すのが間違いなのですよ。野球を始めて一週間の人をジャイアンツに入れるくらいの暴挙です。


 アマチュア世界にたまにいる、「プロでも通用するレベルの人たち」だけがプロに行けばいいのですよ。

 それがなろうだと、「素人レベルでもプロになれる」から「書籍化目指して不正するぞ!」ってなったんですよ。敷居が低すぎたんですね。

 読者も読者です。面白いかどうかを「なろう」という枠組みだけで考え続けたが故に、不正を許したのです。

 そんな人たちでも絶対正当な感性があると思うのですよ。ジャン○の新連載の、期待できる作品に「面白い」と言って、打ち切り確定な作品に「つまらん」と言ってしまうような、そんな「なろう」の枠に収まらない感性が。


 だから、もう僕の主張としてはね。「なろうだから」をやめろと。読者作者ともに。

 そりゃ、ネットの小説とか文化って面を考慮するのは悪くないしすべきです。

 でもなんと言いますかねぇ。なろうはもう、そこに収まらないのですよ。

「テンプレの廃止」が言いたいのではないのですよ。そうじゃなくて、「なろうの雰囲気だけで面白いかどうか考える」じゃなくて、「もっとなろうだけじゃなく、広い世界から見て面白いと言いましょう」と。

 そうやって、「テンプレを受け入れた上で、本当の面白いを考えよう」と。

 今のなろうは、運とテンプレと流行至上主義なんですよ。たぶん今から僕が適当に書いて不正してしまえばランキング上位へ行けます。それが面白くなかろうと。でも、それって実力じゃないじゃないですか。「運も実力の内」論理は無視しますね。それは挙足取りですから。おおよそ、何が言いたいかはわかると思うのですよ。


 だから僕は、なろうが本当の意味で「実力至上主義」になるのを望みますね。だって今の状況だと、「つまらないから誰にも読まれない」のか「単に流行から外れているから読まれない、他の人の作為のせいで読まれない」のかわからないじゃないですか。僕の作品についても傲慢にそう言いますけど、普通に面白い誰かの作品が低ポイントなんて僕は結構見てきてるのですよ。


 最初の方で書いた通り、偏見を消して、完全に実力だけの勝負。それが僕の望む未来です。そのためには運営に頼るのも不正を批判するのも無意味なのですよ。

 一番有効でこんなことを2度と起こさないようにする方法。それは、読者の意識が変わり、なろうの意識が変わることだと思っています。そのためには、まず自分を知らなきゃ、自分を考えなきゃならないのですよ。


 真っ当な評価は真っ当な人間性から生まれるのです。多くを受け入れ取り入れる、どんな形にでもなることができる水のような柔軟さという真っ当な人間性から。


 長ったらしいおまけでしたね。僕の勝手な主張はともかく、また次に行きましょう。

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