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いじめられていた天才が転生するとこうなる  作者: 米さん
一章 町へ
3/5

一人の少女

遅れて、すいません。

一応、受験生なんで進路のことなんかで遅れました。

今、僕は走っている。なぜかって?悲鳴のあった場所に向かっているからなんだか前よりも体が軽いような気がする。そして、軽く走っているのに早い時速90キロぐらいあるかな? 

悲鳴のあった場所は、明るかったつまり外とつながっていた、でも、そこからは出られないと思ったなぜなら穴が深すぎて上れない。 


「はあー、せっかく出口を見つけたと思ったんだけどな。」


「だっ、誰」


そこに、いたのはとても気の強そうな、同年代くらいの女の子だった、髪は赤色で瞳は、緑色で美人に分類されると思われる。それでいて、高貴な感じが出ている。

貴族なのかな?てことは、かなりわがままなんじゃないかな。面度くさそうだ。


「だから、だれって言ってるでしょっ!」


「あ、ああ、そうだったな、俺の名前は色だ。お前は、誰だ?」


「シキねいいわ、私は、アリサ、アリサ・グラディウス、名門グラディウス公爵家の長女よ。

いい、ちゃんと、自己紹介したんだからきちんと覚えなさいよ。」


「はいはい、わかった、わかった。」


なんだか、やっぱりめんどくさいタイプの人間だったのか。予想どうりだった、意外と人を見る目があるんじゃないのかな。でも、この世界で最初に会ったのがこんな人だったなんて運は、少し悪かったようだ。これからは、少し気をつけよう。


「それで、どうしてここにいるの?もしかして、そこの穴から落ちてきたの?」


「ちっ、違うわよ!」


「じゃあ、どうしてここにいるの?そこの穴以外入り口は無いし、君が、叫びを上げるような生き物というより、ここに、生き物いないし、どうしてアリサは、叫んだの?」


「・・よ。」


「え?今何か言ったかい?」


「そうよって言ったのそこの穴からここに落ちたの。どうせ私は、見栄っ張りですよ。悪い?」


あ、やばいなんか、怒ってらっしゃる。こいつは、思っていたより短気なようだ。やっぱり、面倒だもうこいつ無視しておいていこうかな?


「何よ、その面倒なやつを見るような目は、やめなさいよ、私が面倒な人間見たいでしょ。」


「まさかの、無自覚だたっ!」


しまった、そのまま思ったことを口に出してしまった。なんだか赤い髪毛がゆらゆら揺れて全身からなんだか赤いオーラがにじみ出ているような気がするんだけど。

全身から、嫌な汗が出てきた。

どうしよう、とりあえず。 


「すいませんでした!」


ものすごい、勢いで謝った。それは、もう風が起こるくらい。


「まあいいわ、今回は、特別に許してあげる。次は、無いからね。」


ドサッ

何とか許してもらえたようだ。とおもった瞬間アリサが、ふらついたかと思うと倒れた。

あわてて抱きかかえて、呼びかけても反応が無い。そしてすごいたくさんの汗をかいていた。早く何とかしないと。

原因は、何だろうそうだ、ちょっと失礼・・・鑑定 


――――――――――――――――――――――――――――

アリサ・グラディウス・・・【魔力異常】

種族 人族

性別 女

LV 30

HP330/330

MP270/270

STR 250

DEF 200

VIT 280

DEX 50

AGI 240

INT 220

MND 240

<生活スキル>

≪家事LV1≫≪生活魔法LV4≫

<戦闘スキル>

≪剣術LV4≫ ≪体術LV3≫ ≪火魔法LV3≫

<称号>

不器用 冒険者 短気 

――――――――――――――――――――――――――――


DEXの数値が半端なく低い、称号の不器用は、それが原因かな?

そこじゃなくて、魔力異常?たぶんここの多すぎる魔力に体が耐え切れないのかな?

それなら、魔道具生成・・・素材ミスリル、魔石・・・完成、【ミスリルの腕輪】よし、これでいいはず。鑑定


――――――――――――――――――――――――――――

ミスリルの腕輪 レア度 SR

周囲の魔力を拒絶する。

MNDに+200の補正

――――――――――――――――――――――――――――


完璧。後は、これをアリサの腕につけて、回復を待つ。


「うっ、たす・・け・て、怖い・・よ、もう・・一人は・・い・・や、見捨て・・ないで、おとう・・・さん、お・・かあ・さん」





しばらくしてアリサは、目を覚ました。


「うっ、うぅん。」


「おはよう。うなされていた様だけど気分は、大丈夫?」


「ええ、大丈夫よ。心配してくれてありがとう。あなたこそ、よくこんなところに平気でいられるわね。」


「えっ、ここって何かあるの?」


アリサが疑わしそうな顔をしている。


「あなた、それ本気で言ってるの?」


「そうだよ、だって気づいたらこの洞窟の中にいたからね。」


「記憶喪失なのかしら、まあいいわ、ここは、魔の洞窟中には、とても濃い魔力が充満していて到底人が長居できる場所じゃないわ。それとここのおくには、一体で世界を破壊できるくらいの力を持ったドラゴンがいるらしいけど、洞窟が居心地よすぎて出てこないらしいわ。」


「大体わかった、ありがとう。」


「べ、別にいいわよ、これくらい。」


なんだか少し、照れているようだ。


「それより、この腕輪は、なんなのそしてどうしてあなたも私もここにいて平気なの?」


「まず、その腕輪は、僕が作った魔力拒絶の腕輪でそれがあるから君は、平気で僕は、スキルの≪状況適応≫があるからここの環境に適応しているから平気なんだよ。」


「あなたって、本当は、すごい人なの?」


本日、二度目の疑わしいという表情をしていた。


「たぶんそうだよ。それよりここから早く出たほうがいいんじゃないかな。」


「そうね、行きましょう・・・・どっちに行くの。」


僕は、今進んでいる方向を示して。


「たぶん、あっちだと思う。」


「はっきりしないのね、まあいいわ動かないと始まらないわ。」


そういって僕たちは、歩み始めた。






それから数日が立ち、僕は、また20度ほど倒れてアリサに心配をかけた。食料は、アリサが持っていたものをもらっていたが、アイテムボックスの中から2、3週間分ほどの食料が見つかったのでそれを食べている。それからオリハルコンや魔鉱石なんかも見つかったりした。

魔鉱石とは、純粋に魔力が固められたられたものだった。

その際、鑑定が完全解析に変わったこれには、レベルは、無かった。


その後、武器も作った剣や刀、槍、短剣、弓、斧、ナックル、そして、極めつけは、銃、やっぱり撃ってみたいよね幸い構造なんかは、図書館の本読み漁った時に、覚えていた。ライフル系を作った、PGMへカートⅡをモデルにした対物ライフルだ。電気の魔石を中に組み込んでレールがんのようになっているので、弾丸は、ほぼ音速で飛んでいく。マガジンは、中をアイテムボックスとつなげたのでリロード不要それに弾丸にはは、使用している。ミスリルは、普通、軽く魔力の量や質で重くなるという性質を持つミスリルの純度を上げたもので、魔力を流さないとほとんど重さが無いなので電気魔法を使わず魔力を弾丸に、流さないとほぼ殺傷能力は無い。


後は、魔法を使ってみた基本は、ネット小説などによくあったようにイメージによって発動してイメージが強いとより強力になりMPもより消費される。それに、魔力とは変化する元素のようなものだった。たとえば魔力で火を起こしても酸素は使われないし水を生み出しても空気中の水蒸気は、減らなかった。

それで、空間魔法ってのがあって空間をねじ曲げたり操ったり新しく作ったりして遊んでたらカンストして時空魔法になった、ためしに使ってみると作った空間の中の時間を操作できたりできた。

遊んでたら、またカンストした。

そんなこんなで、魔法練習?をしてたらアリサにすごく驚かれて挙句の果てに「もいいわ、あなたのことは、何も驚かない。」なんていわれた。

そして、遊んでたら無限にも思えた魔力が足りなく思えてきた、そこで「あれ、魔力で作った水がのめるなら魔鉱石食えんじゃね。」ということで食べてみたら、食べれた。

そして倒れた。

そしたらステータスもあがった。

今こうして考えるくだらないことしかやってない。そして今に至る。



「まだつかないの。」


「もうすぐつくと思うけど。」


もう何度目だろうこの会話をするのは、なんだか最近もうこの洞窟で暮らそうかなとも思い始めている。このうるさい相方がいないなら・・・

そして、ちょうど曲がり角に差し掛かったとき


「ほらみて、そこを曲がった所明るいわよ出口かも行きましょう。」


「本当に?」


「ええ、あそこよ。


「本当だ、でも、もし外でも慎重に行こう外がどこにつながっているのかわからないからね。」


「そうね、そうしましょう。」


そうして、こっそり外?を覗くとそこは、外でわなくひらけた場所がありそこで洞窟は、終わっていた。

明かりの正体は、壁一面に魔石がありその魔力に壁のオリハルコンが反応して光っていただけだった。


「きゃ、むぐぅーうぅーーーうーー」


アリサは、覗いた瞬間悲鳴を上げようとしたので急いでふさいだ。

なぜなら、全長150メートルほどのとても大きいトカゲに翼を生やしたような生物

そう、そこには、とても大きなドラゴンがいた。

どうやら伝説は、本当のようだった。

次は、明日にでも更新したいなと思っています。

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