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2nd story-本当の幸せは1日のどこかに絶対ある

中2の春。

新しいクラス、新しい教室、新しい友達、そして…新しい先生。

私は、担任の先生に恋をした。



「遠村せんせー!!」

「おはよーございまーす!!」

隣のクラスの女子が黄色い声で騒いでいる。

「おう、おはよう!!」

明るく返す先生。


…私も、あんなふうに挨拶できればいいのだが…。


と。

「青葉、おはよう!!」


…挨拶されたぁ!!!!!


「あっ…おはようございます」

小さい声でしか言えなかったぁ…。


「なんだ、声が小さいぞ!恥ずかしがるなよ!!」


…そんなこと言ってる先生にドキドキしてるんだよっっ。


キーンコーンカーンコーン。チャイムが鳴る。

「よーし、今日も1日頑張るか!!行くぞ、青葉!!」

「…はいっ!!」

今度は大きな声で言えた。



「青葉ーおはよー!!」

「麻璃っっ!おはよー!!」

麻璃が先に来てた。吹奏楽部の麻璃はいつも片づけがあるので部活が早く終わるらしい。

「陸上部、いつも遅くまで練習してるよね」

笑いながら言うけど、何回着席チェック引っかかったと思ってるんだっっ。


「よし、やるぞ!!座れー」

ガタガタと机や椅子を鳴らし、みんな着席する。


今日も、いい1日になりそうだなっ。

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