第68話 砂漠の小型魔物との戦い
広大な砂漠を進むカイルたち。
放水型ゴーレムの冷気で灼熱が和らぎ、砂嵐も多少弱まっているが、油断はできない。
前方の砂丘の影から、小型の砂魔物が群れを成して現れる。
「来たか……」
カイルは戦闘態勢を取る。
父、骸骨の鎧型ゴーレムも背後で構え、キキは軽く魔法を調整する。
巨兵ゴーレムが前進し、圧倒的な体躯で砂を踏み固めながら魔物の進路を塞ぐ。
護衛ゴーレムは左右から回り込み、小型魔物の挟撃を防ぐ。
「よし、行くぞ!」
カイルの号令で、巨兵が拳を振り下ろすと、砂魔物の群れが吹き飛ぶ。
護衛ゴーレムの攻撃と放水型ゴーレムの攻撃が連動し、魔物たちはあっという間に討たれた。
砂嵐の中、先行する光るゴーレムはピカピカと光を放ち、砂嵐の中で道案内の役割を果たす。
魔物が散らばった砂丘の隙間から、カイルはドロップアイテムや魔石を回収。
父の鎧型ゴーレムも文字で『順調』と表示し、キキは後方から砂嵐の動きを監視する。
戦闘を終えたカイルたちは、再び砂漠を進む。
広大な砂丘の先には、さらなる遺跡や未知の魔物が待ち受けている予感が漂う。
カイルの胸には、探索のワクワク感と、ゴーレムたちとの連携で生まれる確かな手応えが満ちていた。




