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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

宝物

作者: 北緯64度

クラスの鳥が飛び去った。


クラスメートたちは鳥かごを囲み、沈んだ雰囲気に包まれていた。原因は、いつも無責任に鳥を外に出して遊ばせていたBだった。


主に鳥の世話をしていたのはAだった。静まり返った鳥かごを目にするたびに、父親を裏切り、大切なものを守れなかったと感じていた。何日探しても見つからず、Bが新しい鳥を連れてきたが、相変わらず鳥をかごの外で遊ばせていた。


ある日、体育の授業後、教室に戻ると、鳥かごのそばを通りかかったクラスメートが突然悲鳴を上げた。「鳥が変だ!」と泣き叫んだ。


職員室で、Aは泣きそうな担任と父親に、ハサミとライターを使い、どれだけ優しく鳥の翼を取り除いたかを説明した。


夜、父親はベランダでタバコを吸っていた。失望しているのを感じ、そばに寄り「これからはもっと慎重になる」と約束した。父親は安心したように微笑み、「夕飯の準備をしなさい」と言った。


台所で混ぜた野菜入りのミートペーストを温め、地下室へ運び、首輪をつけられ、父親によって歯と手足を取り除かれた母親に与えた。

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― 新着の感想 ―
私ならその父親の足を切り落として腕に有刺鉄線で付けて鳥のオブジェにするけど お母さんにはお父さんの睾丸と目玉を食べさせてあげなさいよ かわいそうじゃない
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