歴史
──────60年前
この世の頂点は人間ではないのだ...。アウェイクを使うものたちである!一般人は抹殺し、アウェイクを使うものたちしかいない世界を作るのだ!同じ考えのものは私の作った組織、「オクタン」に集まれ!
このような思想を持ち、生まれたのがオクタンである。ただ、この組織に猛反発する者が現れる。それはイロール・ベリーである。このイロールはアウェイクを使うものであったが、アウェイクは正義のために使うものであり、このようなものに使うためのものでは無いと訴えたのだ。だが、どれだけ意見を交わしてもイロールの意見は通らなかった。その為、オクタンのトップは私とイロールで戦い、勝った方の意見が正しいということにしようとなった。ただ、このことにやはりイロールは反対し、暴力では解決したくないという信念が生まれた。ただ、そんな時に幹部がベリー家を襲い、イロールは殺されたのだ。この事を知るのは、ベリー家の人間だけであり、代々このことが受け継がれてきたのだ。その事は、ビスドを通してやはりオルにも伝わった。そのことを聞き、オルは本部へ殴り込みに行くことを決意した。