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気づかない気持ち


あの日からレオナルド様の事をみょ〜に意識してしまう


前までは2人きりで喋っていてもなんとも思わなかったのに


これは絶対リノアの影響だわ。そう、絶対にそう。だって・・・私がレオナルド様にこ、こ、コイだなんてっ!!!


恋って好きってことでしょ?お兄さま以外の男の人を好きになるなんてありえない!!



「お嬢様、レオナルド様がいらっしゃいました」



う゛っ!!



「お嬢様?」


「なんでもないわっ!部屋にお茶を用意してちょうだい」



なんなの、この胸のドキドキは!?



「久しぶりだな、アン」



あれからレオナルド様はあまり屋敷に来なくなったのよ


まぁ、毎日通っていた時もあったけど流石にそれは異常よね


最近は2、3日に一度だわ



「久しぶりって、つい最近会ったばかりですよ」


「本当は毎日会いたいけれど我慢してるんだ。最近仕事が忙しくてな」


「仕事に熱中しすぎてお体を壊さないようにお気をつけください」


「あぁ」



それからしばらく、たわいもない会話を繰り返す。ほとんど毎日会っているのに会話が途切れる事はない。レオナルド様って以外によく喋るんだな…って考えていたらつのまにか夕刻になっていた



「もう夕刻か。そろそろ帰らなければな」


「もうそんなお時間ですか」



玄関まで送っていこうと椅子から立ち上がるが、レオナルドは椅子に座ったままだ



「どうかなさいました?」


「え、とだな。・・・俺は今いろいろと仕事がたまってて今週はもう会いに来ることができないんだ・・・」



ってことは会えるのは6日後・・・?べ、べつに寂しがってるとかじゃないわよ?!



「だから・・・その・・・」



レオナルドはアンの目を見れずに机に置かれたティーカップを見つめたまま喋っている



「アンさえよかったら・・・会いに来てくれないか?」



―――え?



「アンとお茶をするくらいの時間ならいつでも作れるんだ。・・・ダメか?」



つまりあたしと6日間会えないのは寂しいから会いに来てくれってこと?


アンの顔が一気に赤くなる



「ダメではありません・・・が、あたしなんかが行ってお仕事の邪魔になりませんか?」


「アンが来てくれたら逆に仕事がはかどる」



また胸が高鳴る。



「わ、わかりましたわ」


「本当か!?」


「えぇ、随分驚かれるのですね」



くすっと微笑んだらレオナルドは顔を一気に赤くした



「俺はいつも書斎か私室で仕事をしているから」


「わかりましたわ」


「では、待ってる」




レオナルド様が帰っていく姿を見ながらアンは両手を頬に当てる



「・・・わたし、どうしちゃったのかしら」






気づきました。アンと仲がいいメイドの名前が"リリア"→"リノア"になってた・・・泣

キャラ設定がぐたぐただぁ〜

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