小悪党
掲載日:2026/03/08
僕という悪がさ
正しい人の前で笑ったんだ
安い酒を飲んでさ
重い嘘をついたよ
僕という悪がさ
素敵な人の前で喋ったんだ
いつも友を欠いてさ
刹那 息をついたよ
ペットボトルの500mlのお茶と
一袋のポテトスナックと
払わなかった食事分の代金と
午前零時を過ぎた街の暗がりと
歌って時を潰しながら
日々を無感情に踏み潰しながら
段々居場所を失った話は
コレも嘘がすべからく悪いんだ
僕という悪がさ
存在を許されているのはさ
悪というものがこの世にないとさ
善というものがブレるからだろうな
僕という悪がさ
自分に酔ったりしているからといってさ
社会というものの丸っ切り外だから
結局なんの問題もないんだろうな




