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434話~なんでここまでしてくれたんでしょう?~

蔵人が男性だと分かった瞬間、【手伝いは不要】と言って一歩下がった少女。特区に入れる男性が希少なこの世界で、この反応はとても珍しいものだ。

もしかして白百合かな?と思って少女の服装に注視したが、彼女の身に着けている物にそれらしき装飾品はない。というよりも、装飾品が見当たらない。

赤いジャージに化粧っけがほとんどない顔。そして、リボン一つ着けない簡素な出で立ち。


白百合と言えば、女性らしさを前面に出したスタイルが特徴的だった。だから、目の前の少女が白百合である可能性はかなり低くい。

そもそも、今までの白百合会員であれば、男性を見た時に怒りや憎悪を向けて来ることはあったが、こうして怖がるような素振りはされた覚えがない。

こんな風に怖がったのは、林さんくらいなものだ。

であれば、彼女も前世持ちか?

そう思った蔵人は、少女に向って小さく頭を下げた。


【そうでしたか。差し出がましい真似をしてしまって申し訳ない。では、私はこれで】


前世持ちかの同士かもしれないが、女性を怖がらせてはダメだからね。

蔵人は早々に立ち去ろうとした。

でも、


【えっ?もしかして、本当にただの親切だった?】


少女の声が聞こえて、足を止めて振り返った。

うん?親切以外のなんだと思ったんだ?

蔵人が眉を顰めて彼女を見下ろすと、少女は両手を軽く振った。


【あっ、いや。新手のダーリントラップかと…おっと】


少女は慌てて口を押えたけれど…バッチリ最後まで聞こえてるぞ。

蔵人は軽く息を吐き出す。


なるほど。ダーリントラップ…つまりはハニートラップみたいに思われたって訳ね。

確かに、ここにいる人は誰もが異能力や身体能力に秀でている一流の兵隊(アスリート)。有能な彼女達を誘惑し、誘拐したり情報を抜き出したり出来れば大きな利益になる。久我家に対するロマノフ家のアレも、ある意味ダーリントラップだ。


蔵人が心の中で納得していると、目の前の少女が軽く頭を下げた。


【済みません。その、つい口が滑ってしまって】

【いえ、大丈夫ですよ。貴女の考えはもっともと思いますし、私だって、突然言い寄られたりしたら同じように身構えたでしょうから】

【えっ?男なのに?】


おっと、しまった。この世界の特区男性で、ハニートラップに引っかかる人なんていない。

…サーミン先輩を除いてね。


【ええっと…私が女性であったらという話ですよ】

【それはまた、随分と面白い着眼点ですね】


少し呆れたように乾いた笑みを浮かべる少女。

まぁ。この世界の男性では、異性の心を理解しようとかはしないだろうからね。

またやってしまったかな?と心配する蔵人。その前で、少女は【でも、そうだよな】と小さく呟いた。


【貴方に悪意がないのは明白ですし、さっきのお言葉に甘えさせてもらって、ちょっと質問いいですか?】

【ええ。私で分かることなら】


蔵人が二つ返事をすると、少女は半身で振り返って自販機を指さす。


【妹達に頼まれてジュースを買いに来たんですけれど、欲しいって言われたジュースが何処にも見当たらなくて…。トレーニングセンター周辺の自販機で見かけたって聞いていたんですよ】

【なるほど。それを探すために、自販機と睨めっこをしていた訳ですね】

【ぐっ…そんな所まで見られていたか…】


少女の顔が歪む。

見られていると思わなかったのか?じゃあ、呟きまで聞こえたことは言わない方が良いか。言ったら、地面まで凹みそう。


【それで?そのジュースの商品名は分かりますか?もしくは、特徴だとか何系の飲み物だとか…】

【ええ、分かります。妹達からは、どろり濃厚だか濃縮だかの桃味だと聞いていて】

【ああ…】


また、あの危険商品か。

蔵人は手で目を覆い、少しの間心を落ち着かせた。

そして、再び少女を見下ろすと、彼女は期待した目を返してきた。


【その様子、心当たりがありそうですね?】

【はい。ええっとですね。そいつは自販機ではなくて、そこのショッピングモール1階の…】


あれ?なんて店だったかな?

蔵人は思い出そうとするが…だめだ。忘れた。そもそも店名まで気にしてなかった。1度しか踏み入れたことのないショッピングモールだから、何処にある店かを口で説明するのも難しい。

なので、


【良ければ、そこまで案内しますよ】


あの時、何処をどう歩いたかくらいは思い出せるので、案内は出来る。

蔵人の提案に、少女は再び警戒心を見せる。


【いや、そこまでして貰わなくても…おおよその場所さえ分かれば、後はしらみ潰しに探すんで】

【そうですか?でも、モール内はかなり広いですよ?】


スーパーマーケットの数倍はあるからね。1つの商品を探し出すのに、数時間はかかるのではないだろうか?

それでも探すというなら止めるつもりはなかったが、少女はモールの方を見て【ぐっ…】と小さく呻いた。

そして、


【あの…やっぱり、案内してもらって良いですかね?】


躊躇(ためら)いながら聞いてきた。

蔵人は頷く。


【ええ、勿論。私もうろ覚えで、思い出しながらになりますけど】


と言う事で、蔵人は少女を連れてショッピングモールへと向かった。

みんなと歩いた道を思い出しながら入口を潜り、本屋の横を通って、女性ものの服を着こなすマネキンの前を通り過ぎる。

あの時と比べると人通りも増えており、各所で様々な言語が飛び交っていた。

それでも、特区のモールと比べたらスッカスカなのは変わらない。お陰で、気兼ねなく散策することが出来ている。

異能力スポーツでは数少ない男性の選手だからね。一流のアスリートと言っても、異性に対する欲を抑えられるかは別問題。実際、史実のオリンピックでは随分とそこら辺がただれていたという話も聞く。この世界であれば、より気を付けねばなるまい。


さて、ここいらで鈴華が走り出して、あのお店を見つけた筈だから、そろそろ近くにあると思うのだが…。


【あっ、あの店だ】


漸くお店を見つけて、中に入ると目の前の棚にポツンと目当ての商品が。

蔵人が商品を渡すと、少女は紙パックを持ち上げたりひっくり返したりして、商品を確かめる。


【確かに、ピンク色ばかりの紙パック…だけどぉ…】


何か悩んでいる。

もしかして、日本語が読めないのか?


【読みましょうか?】

【…済みません】


という事で、蔵人は紙パックに書かれている名前を指差しながら読み上げた。

すると、少女の顔が華やいだ。


【おおぉ!それだぁ!やっと見つけたぁ!いやぁあ~…何とかなったぁ~…】


ずっと疲れたような喋り方だった少女が、少しだけ感情を乗せて喜ぶ。

本当に良かった。これで【違います】なんて言われたら、初めからやり直しだったからな。


蔵人が安心して息を吐き出すと、少女の目が再びジト目に戻っていた。

そして、小さく首を傾げる。


【あの、なんでここまでしてくれたんでしょう?】

【え?】


普通に案内しただけだが?

蔵人は訳が分からず、眉を寄せる。

特に時間もかからなかったし、疑われる余地もないかと思うのだが…?

困惑していると、少女は【ええっと、そうじゃなくて…】と言いながら、言葉を探すように視線を空中に泳がせた。


【いや、ほら。お兄さん、私なんかに凄く親切にしてくれるじゃないですか。私はただのCランクだし、容姿だってこんなだし】


こんなと言って、自分の鼻を指さす少女。

そうかね?化粧を重層甲にしている人より、余程魅力的に見えるが?

蔵人が肩を竦めると、少女は首を振る。


【私の国で、こんな親切に接してくれる男性なんて見たことないですよ。金持ちや権力者に擦り寄る奴はいるけど、お兄さんはどっちでも無さそうだし。だから、なんでなのかな?って思ってですね。あっ、もしかしてお兄さん、イタリア人だったりします?】

【イタリア?いえ、私は日本人ですよ】


イタリアの男は優しいのか?そこは、異能力世界でも一緒なのだろうか?

蔵人が別方向に興味を持ち始めると、少女は首を傾げる。


【えっ?日本?でも日本の男性スタッフって、みんな弱々しい…おっと】


少女は口を押える。

失言の多い娘だな。まぁ、面白いけどさ。

蔵人は笑みを隠す為に口元に手をやり、考えている素振りをする。


【仰る通り、日本の男性は奥手と言いますか、必要以上に女性を怖がる傾向にありますね。でも、最近はそれもマシになってきているんですよ?】


まだまだ奥手ではあるが、自分の異能力に向き合おうとする人は増えてきているらしい。使えないと言われていた異能力種でも、何か出来るのでは?と異能力スクールやジムに顔を出す男性もいると、テレビの特集でやっていた。

それに伴って、女性に対してコミュニケーションを取ろうとする男性も出て来ているそうな。

まだまだ、遠くから挨拶する程度ではあるが、以前のように逃げ回る人は少なくなってきたと聞く。


【ついこの間まで開催されていたビッグゲーム…えっと…日本ファランクスの大会でも、男性選手や男性サポーターの姿が増えたらしいです。まだまだ、貴女達の目には弱弱しく映るでしょうけど、ちょっとずつ日本の男性は…日本自体が変わろうとしているんです】

【それって、黒騎士とか呼ばれている選手の影響で?】


うっ…それは…。

バレたかと思って、蔵人は詰まりそうになった。でも、何とか動揺を飲み込んで、平然と返した。


【そうですね。彼の影響もあるかと思います。メディアでは良く彼を取り上げるので、必然的に影響力は上がるかと。貴女も、テレビか何かで黒騎士を知られたのですか?】

【ああ、いや。私は、妹達から聞いて】


ふむ。妹からねぇ。

蔵人が考え込むと、目の前の少女もこちらにジト目を向けてくる。


【その話によると、黒騎士は凄く強いCランクで、(おう)(ふぁ)選手も倒したらしいですね】


ふむふむ。王華選手ねぇ。


【そして、黒騎士選手は英語も堪能だとか】


少女の目が鋭くなる。


【貴方が黒騎士選手なのでは?】

【えっ?俺が?】


内心ため息を吐きたかったが、蔵人は驚いたフリでそれを上書きする。一人称も変えて、さも素が出ちゃいましたと匂わせる。

それでも、少女の目は変わらない。


【ええ。だって、貴方は余りにも堂々とされ過ぎていますから。仮に日本の男性が積極的になりつつあっても、お兄さんは度を越しています。1人で女性ばかりの施設に入っても、全く怖がる素振りも見せないし、会ったばかりの私に背後を取らせていますから】

【ははは…。黒騎士選手並の胆力があるって言ってくれるのは嬉しいですけれど、買いかぶり過ぎですよ。私はただ、そこら辺の注意力が抜けているだけの、ただの世間知らずなだけです】


嘘ではない。前世の常識が邪魔をして、なかなか特区の常識が身に付いていないのは事実だから。


【だから、私を黒騎士選手だなんて言ってしまうと、偉い人に怒られてしまいますよ】


必死に正体を隠そうとしてくれている、大会運営の理事長さんとかからね。

そう言って誤魔化そうとするのだが、少女は【そうでしょうか?】と納得してない様子。


【では、お兄さんはあそこで何をしていたのですか?私に声を掛けたあの場所で】


ああ、そう言う事か。

蔵人は、彼女が言わんとしていることが分かった。

この娘に声を掛けたのは、トレーニングセンター目の前の自販機。あそこを通る人はみんな、トレーニングセンターに用事がある人達だけだ。


【今はもう、殆どの競技が終わりつつあります。終わっていなくても、後は準決勝や決勝戦を残すばかり。そんな中で、トレーニングをしに来る日本人はかなり限られてきます。日本でまだ勝ち残っている競技なんて、水泳とかファランクスくらいなもの。その水泳も、男子水泳に日本の名前は無かった】

【なるほどな。そういう推理ですか】


蔵人は少女に微笑みかける。

そして、


【とても面白い推理でした、世界王者の(りゅう)清麗(しんりー)さん】

【えっ】


ドヤ顔で勝ち誇っていた少女のジト目が、大きく見開かれる。

でも、直ぐ元に戻った。


【はは、それこそ人違いですよ、お兄さん】

【おや?そうでしたか。貴女が先ほどから口にしていた妹達というのは、麗暁(りーしゃお)選手と麗風(りーふぁん)選手のことではありませんか?あの2人の姉という事であれば、それはシンリー選手で確定だ】

【いやいや。双子の妹を持つ姉なんて、中国にゴロゴロいますよ?】


ふむ。そうなのか。この世界の中国は、一人っ子政策を敷いて来なかったのだな。

蔵人は一瞬思考が逸れそうになるが、慌てて戻す。


【貴女が先ほど言っていた周りというのが、その姉妹なのではないですか?黒騎士の知名度は、中国では殆ど無いみたいですし、そんな中でも彼の情報が入って来るのは、中国の異能力戦選手くらいなものだ】


この娘は日本語が出来ないみたいだからね。日本のメディアから発せられる黒騎士情報は、殆ど得られない。それなのに、黒騎士の事について知っているのは、こちらと面識のある人物と近い証拠だ。


【それに、トレーニングセンターの事で言えば、貴女にも同じことが言えますよ?チーム戦を控えた中国人選手達。そのサポートをするために、貴女はあそこに居たのではないですか?】

【ぐっ…】


少女の顔が歪む。

おいおい。分かりやすい反応だな。暴くのは得意でも、暴かれるのは苦手だったか?


【いかがですか?シンリーさん?】

【…止めましょう、この話】


ふむ。貴女が始めたお話だがね?

そうは思いながらも、蔵人はシンリーさんに同意して、トレーニングセンターへの道を歩む。

すると、彼女は小走りで蔵人の横に来て、並んで歩き始めた。

ほう。少しは信頼度が上がったのか?それとも、素性が割れて警戒心が薄れたのかな?


【ちょっと聞きたいことがあるんですが。お兄さん】


ふむ。お兄さん呼びに戻ったか。これは、シンリー呼びを嫌っての事だろう。


【何でしょうか?(りゅう)さん】


思った通り、蔵人が少女を苗字呼びにすると、彼女の口元が少しだけ曲がった。


【なんでお兄さんは、技術万能論を広めようとしているんです?自国だけじゃなく、世界に】

【技術万能…ああ、技巧主要論の別名ですね?】


確か、練馬こぶし大会の時にシャーロットさんが言っていた奴だ。オッペンハイマー先生が広めたのが、それだったはず。


【私が広めたい理由は…格差をなくしたいからでしょうか】

【格差?】

【はい。魔力ランクの格差を無くして、誰もが上を目指せる世界になって欲しいと思って…でしょうか】


本当は、アグレスを生み出さない世界になって欲しいのだが、それは言えまい。


【やっぱり、そうですよねぇ】


蔵人の答えに、少女は疲れたように言葉を吐く。

うん?やっぱりとは?


【日本でも覚醒者への当たりがキツイんでしょ?だから、そう言う偏見をなくそうってことじゃないんですか?】

【日本はそもそも、覚醒者が稀な存在ですからね。偏見というよりも、称賛されているくらいですよ。中国では違うんです?】

【中国は酷い物ですよ】


なんでも、中国で覚醒者と認定されると、半強制的に徴兵されるらしい。国内で右翼と左翼がバチバチやり合っている国だから、そういう所は特に厳しいのだとか。


【軍での扱いは、かなり好待遇にしてくれるから良いんですけど、そうすると逆に周りから妬まれるらしいです。私は徴兵よりも先に選手になったから、兵役は免除されていますけどね。でもやっぱり、他の選手達から疎まれますよ。私も何度、化け物と言われた事か】

【ああ、化け物ね】


確かに、何度か言われたことがあったな。全然、気にした事なかったけど。

でも、そうだろうな。ジャイアントキリングも数々こなすシンリー選手であれば、余計に周りから奇異な目で見られることも多かっただろう。自分は男性というフィルターが掛かっていたから幾分かマシだったが、彼女の場合は周りが同性。疎まれ妬まれ嫉妬の嵐だったのだろう。


【だから、お兄さんの活動は良い物だと思いますし、応援したいと思います】

【おおっ!では、貴女も是非、技巧主要論を広めて下さい】


蔵人が意気込むと、シンリーさんは凄く苦い顔をした。

うん?どうした?


【あー、いや、そのぉ…ちょっと思い出してしまって。凄い圧力のある、あの金髪碧眼の笑顔を】


それって…ディさんの事じゃない?もしかして君、既にディさんから勧誘されていたんじゃないの?


詳しく聞きたかったが、目の前にトレーニングセンターが差し迫って来ていたので会話を中止した。

もう、ここから先は人が大勢いるからね。何処で会話を聞かれてしまい、我々の素性がバレるか分からない。

だから、会話を止めて中に入ったのだが…。


「お待ちしておりました、黒騎士選手。それに、劉選手」


受付に近づくと同時に、スタッフさんが総出で我々を出迎えて、「こちらです」と何処かに連れて行こうとした。

いや、待ってくれ。


「何処へ行こうというのです?」

「お2人の為に、特別なステージをご用意しています」

「ステージ?」


なんだ?ライブでもやらせようってか?

蔵人が首を傾げ、シンリーさんが苦い顔をする中、スタッフさんは笑顔で振り返る。


「はい!お2人が対決する、エキシビジョンマッチの会場です!」

王選手がアレだから、中国選手はみんなアレなのかと思いましたが…。


「普通だな。清麗嬢は」


真の強者は、一般人の姿をしているのかもしれませんね。

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― 新着の感想 ―
リンリーの様子からすると、黒騎士と戦わせることは事前に知らされたっぽいですね。 シングルで金を取らせ、黒騎士にも勝たせて箔を付けようという腹っぽいので中国の独断で確定です。 紫電と同じタイプだと睨んで…
クリエイトガーデン(植物全般を生成するかなり希少な異能力)もしくは作物単独種クリエイトの異能力者が 食糧生産に活躍、もしくは異能力工業で化学肥料を史実より低コスト且つ大量に製造する事が可能になった等 …
意味不明な企画が始まってて草
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