表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
女尊男卑 ~女性ばかりが強いこの世界で、持たざる男が天を穿つ~  作者: イノセス
16章~天上篇~

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

467/497

423話〜腹ペコなんだ〜

ファアアアアン!


『試合終了!20分間の激闘の末、日本領域は68%!ニュージーランド領域32%で、見事に日本が大逆転を見せつけたぁ!』

「「「わぁあああああああ!!」」」


『いやぁ、凄かったですねぇ。特に後半5分。ニュージーランド前線に押し込まれた日本チームは、もうだめなのかと誰もが思ったところでしたが、まさかアクアキネシスで地面をぬかるませて、相手の機動力を削ぐとは思いませんでした』

『アクアキネシスで地面を泥状に仕立て上げ、それをソイルキネシスで覆うことでトラップに仕立て上げたのでしょうね。そのトラップにより、ニュージーランド側は5つのベイルアウトを取られ、前線は大幅な戦力ダウンとなりました』

『そこに、桃花選手と剣帝選手が駆け込んで、大穴が空いたニュージーランド前線を突っ切り、見事3つのタッチを決めました。それにより日本の得点は65%と大逆転し、勝利を掴む要因となりました』

『相手が屈強な足腰を持つのなら、その土台を壊せばよい。言うは易しですが、土壇場でこのような策を考え、そしてそれを選手が的確に行う。見事なチームプレイを見せましたね、日本チーム』


「「くろきし~!」」

「よくやったぜ!日本!よくあの場面からひっくり返した!」

【感動したわ!本当に素晴らしい作戦だったわよ!流石は技術大国日本だ】

「ももかぁ!剣帝さま~!ナイストライ!」

「ハマー君も凄かったわ~!」


試合終了の合図とともに、日本側の観客席からはお祝いの声が幾つも届く。

途中まで完全に負け試合だと思っていた反動か、いつもより大胆な行動に出る人が多い。横断幕を広げて、声高らかに歌う人。大漁旗並みの巨大旗を振って、周囲の観客を先導する人。デッキの淵に立って、学ラン姿で3・3・7拍子を踊る人など様々だ。

学ラン姿の人達は、何処かで見たことある気もするけれど…きっと気のせいだ。


【へい!ニッポン!】


棒立ちとなって観客席を見上げていると、泥まみれの集団がこちらに歩いて来た。

ニュージーランド選手だ。


【やってくれたなぁ。見事にやってくれたよ。まさかアタイらから勝利を奪うなんてね】

【うちらのフィジカルを封じるのに、足場を悪くするとは思わなかったよ】

【加えて、自分達は特別製のスパイクでその影響を抑えてたらしいじゃん。あのスパイクを作ったのはあんたなんだって?Dランク】


「おう!ワシの力作じゃ。ほれ、こんな風にな」


アニキが実演して靴を作り上げると、ニュージーランド選手達は【すげぇ~】と声を揃えて驚く。


【オールクリエイトって訳じゃないんだろ?お前。ただのクリエイトシールドでこんなことが出来るなんて、天才だな】

【マジで天才だ】

【おう、兄ちゃん。二つ名はなんて言うんだっけ?】


「やめい!ワシはこいつの真似をしとるだけだ!」


そう言って、アニキは蔵人の肩を掴んで引き寄せる。すると、彼女達の目がこちらに釘付けになり、ちょっと困った様に笑う。


【またあんたか、96番。この試合、ずっとあんたにやられっぱなしだったよ】

【あのシールド城壁も君の技なんだろ?】

【…私は、シールドのドリルにやられた。彼も、ただのシールダーじゃない】

【ああ、ゾーイが手も足も出ずにベイルアウトしたのは見てたよ。全く、日本のシールダーはとんでもないね】


驚いた表情のまま、ゆっくりと首を振るニュージーランド選手達。

そんな彼女達に、蔵人も首を振る。


「我々だけではありません。日本の選手はみんな、異能力の技術力が高いのです。そのお陰で、フィジカルも経験値も高い貴女達に勝つことが出来たのです」

【その技術を、努力で得たと言っていたな、96番】

「はい。努力と工夫と、ちょっとの根性で得られた技術力です」


ゾーイさんの問いに、蔵人はぐっと拳を握って答える。

それを見て、向こうのキャプテンさんが頭を掻く。


【技術力…まぁ、そうか…】


キャプテンさんがそう呟き、我々を見回す。

きっと、彼女の頭の中で、この試合の風景が再生されているのだろう。


【アタイらは体ばかり鍛えて、異能力はおまけ程度にしか思っていなかった。それを、あんたらは大事にしていたって訳だ。つまり、アタイらが負けたのも必然だったってことだね】

「今回は、ですけれどね」


蔵人が言い切ると、キャプテンさんは【どういうことだ?】とこちらを訝しそうに見下ろす。

それに、蔵人は大きく頷く。


「我々がしてきたことは、貴女達がしてきたことと同じ反復練習です。貴女達が努力してフィジカルを鍛えるのと同じように、我々も鍛錬に鍛錬を重ねることで漸くここまで出来るようになったのです」

【なるほどな。魔力は増やすことが出来ないけど、技能はそうじゃないってことか。今度はアタイらが追う側になれるってことだね】


キャプテンが太い手をグイッと目の前に出してくる。見上げると、泥だらけの中に白い歯が輝いていた。


【ありがとうよ、日本の騎士団。あんたらと戦えて、アタイらは大切な何かを学べた気がする。素晴らしい試合を、ありがとうよ】

「こちらこそ、最高の試合をありがとうございました」


蔵人もその手を取り、強く握りしめる。

その様子を見て、周りの選手達も互いに握手を交わす。審判が待つフィールドの中央ではなくなってしまったが、観客達の目の前で、日本とニュージーランドの固い握手が交わされた。


「「「ニッポン!ニッポン!」」」

【【【ニュージーランド!ゴー!ニュージーランド!】】】


両国の健闘を称えるかのように、会場のコールはいつまでも続くのだった。



「試合の決め手となったフィールドの湿潤化ですが、あれは監督の指示なのでしょうか?」

「フィジカルで勝る美原選手ではなく、水龍の使い手である藤波選手を起用したのも、もしかしてその為だったのでしょうか?」

「どうなんですか!?進藤監督!」

「儂ではない。あれは選手達が自らの考えを出し合い、それを組み上げていった結果、出された策略だ。直接対決した彼女ら彼らだから導き出せたものなのだ」


試合が終わって控室へと戻ろうとすると、取材陣に取り囲まれてしまった。

蔵人達も何枚か写真を撮られたが、今は全ての矛先が進藤監督へと向かっている。

彼女は必死に「選手達が編み出した戦法だ」と繰り返しているが、取材陣はなかなか彼女を手放そうとしない。そうは言いますけど、監督が何かしたんでしょ?とでも言うように、今回の采配について意見を求められていた。

監督も、鶴海さんの名前を出せば解放されるだろうに、そこは頑なに守っている。本戦が始まったばかりのこの時に、選手達に負荷をかけてはならないと配慮してくれているのかもしれない。


「なぁ~。もう行こうぜぇ~。早く帰ってキウイバーガー食いてぇんだよ、あたしは」


でも、必死なのは監督だけで、それを傍目に見ている我々は暇だ。監督が守ってくれているから暇なのだが、鈴華はそれが分からずに帰りたがっている。

でもな、鈴華。監督を置いて帰る訳にはいかないぞ?


「そもそも、なんでキウイのハンバーガーやねん。酢豚にパイナップル入れるくらい邪道やで」

「早紀ちゃん。鈴ちゃんが言っているキウイバーガーって、きっとニュージーランドをイメージして作られたハンバーガーの事だと思うわ」

「そうだぜ、早紀。さっきゾーイとかいう奴に教えてもらったんだ。肉とか目玉焼きとかをいっぱい挟んで、豪快に食らいつくのがニュージーランド風なんだってよ。聞いただけでもめっちゃ美味そうだろ?」


そいつは確かに美味そうだ。

ニュージーランド戦はかなり体力を使ったから、ガツンと肉に食らいつきたいのは分かる。正直、ガス欠寸前なんだよ。

でも、ホテルまではバスを使う必要があるから、まだ帰る訳にはいかない。監督の案件が終わるまで、適当に時間を潰す必要がある。


「だったら、他の競技を見に行くのはどうかな?」


蔵人が悩んでいると、若葉さんが人差し指を立てて提案してくる。

何食わぬ顔で選手に混ざっているけど、これも忍者の技なのかね?


「その提案は魅力的だけど…そんなことできるのか?我々は1枚もチケットを持っていないぞ?」


オリンピックは大盛り上がりで、どの競技もチケットは既に完売している。特区の中だから、みすぼらしいダフ屋なんて者も居らず、今からチケットを入手するのはほぼ不可能である。


「そこは大丈夫だよ。みんなは選手だから、入場用のパスカードを見せれば会場の出入りが自由だよ。シングル戦とかは選手でも入場料が必要みたいだけど、他は選手専用の場所から見られる筈だよ。あっ、私も大会選任記者だから、みんなと一緒に入れるよ」


若葉さんは得意げに、首から下げた青いカードを小さく振る。

なるほど。この選手用に配られたパスカードは、ファランクス会場だけでなく殆どの会場に使えると。

蔵人達も赤と白のパスカードを取り出して、恭しく両手で持つ。

思ったよりも強力なカード様であった。


「よっし。そんじゃあ、シングル戦へ殴り込みに行こうぜ」

「何を聞いとったんうや?自分。シングル戦は料金取られる言うとったやろ?」

「んなの、あたしが全員分払ってやるよ。カードで良いか?」

「ブルジョアめ」


本当にな。

仮に一番安い席の料金が適用されるとしても、1人1万円以上はかかる。それを10数人分支払ってやると軽く言える財力…流石は清華家。


「でもね、鈴ちゃん。お金の問題だけじゃないわ。シングル戦は新宿WTC。ここは武蔵野よ?歩くにはちょっと遠いわ」

「マジかー。んじゃあ、武蔵野でやってる競技でいいよ。何やってんだぁ?」

「えっとね。こんなのかな」


若葉さんがパンフレットを持ってきてくれた。

どれどれ…おっ。


「これなんてどうだろうか?」


蔵人が指さした場所を、みんなは不思議そうな顔で見下ろした。



そうして蔵人達がやってきたのは、武蔵野WTCのステージ会場。普段はホログラムのアグレス達を相手にする会場だが、今はそれらの設備は取り払われ、広い体育館の様な空間が広がっていた。

そして、普段では考えられない量の観客達が詰めかけていた。


【【【うぉおおおお!!】】】

【良いぞ、エカチェリーナ!高得点だ!】

【ロジーナ!まだ逆点出来るぞ!集中して行け!】


大扉で閉ざされている会場の向こう側から、まるですぐ近くで発せられているかのような鮮明な歓声が聞こえてくる。

つまり…凄い盛り上がっているみたいだ。


「くーちゃん!凄いよ!」


そして、こっちにも1人で盛り上がっている奴がいる。

何かと思って彼の指さす方向を見てみると、壁際にズラリと並んだ屋台が見えた。

うん。何となくそんな気はしていたんだ。


「凄いよ、くーちゃん!食べ放題だ!」


違うぞ、慶太。食べ放題ではない。ただ屋台の前に殆ど客が並んでいないだけだ。きっと、今は競技が始まっているから、観客の多くはそちらに見入っているのだろう。

つまり、選び放題と言うのなら間違っていない。


「行くか、クマ。俺も腹が減った」


飛び跳ねる慶太に、蔵人も嬉々としてついて行く。

それを、珍しそうに見る鶴海さん達。


「いつもはストッパー役に成る黒騎士ちゃんが珍しいわね」

「ええ、もう、試合でエネルギーを消費し過ぎましたから」

「そっか、黒騎士君たち前線組は、ずっと押し合いしていたもんね」


桃花さんの言う通りだ。我々は15分間、ブラックスの猛攻を一手に抑えていた。我々に残されたエネルギーは、ほぼゼロと言っていいだろう。

つまり…倒れそうなのだ。


「そう言う事ならいっぱい喰わねぇとな、ボス」

「ほんなら、善は急げや。なに行きましょう?うちが全部()うてきますわ」


すかさず、伏見さんが財布を取り出したので、蔵人は急いで止めた。

だめだめ、伏見さん。そんなパシリみたいなことしちゃダメよ。


蔵人達は屋台の前に並んで、どれにするかと見回す。お好み焼きやホットドッグ等の定番料理から、ケバブやタコス、ガイヤーンなる海外の料理を振る舞うお店まで様々だ。

さてさて、どれにするかな。


「おーい、おばちゃん。お好み焼き5個とたこ焼き4つ。あと焼きそばもくれ!」


とりあえず、目に付いたものを頼む鈴華。蔵人もそれに便乗し、お好み焼きとたこ焼きを頼む。

暇だったところに大量の注文を入れられた店主は、随分と嬉しそうな笑みを浮かべた。


「はいはい。いっぱい頼んでくれてありがとね。お嬢ちゃん達、お昼はまだだったんかい?」


人の良さそうなおばちゃんが、焼きそばを容器に入れながら話しかけてくる。

それに、桃花さんが大きく頷く。


「うん!僕たちさっきまで走り回ってたから、腹ペコなんだ。朝ごはんも少な目だったし」

「うちも桃も、身軽な方が有利やからな。試合前はあんま食べられんのや」


そうだったのか。

ポジションと戦闘方法によっては、色々と制約があるんだな。

人知れず蔵人が納得していると、たこ焼きをひっくり返していたおばちゃんが視線を上げる。


「試合?もしかしてお嬢ちゃん達、何かの選手な…あっ!あんた、さっきテレビ出てた子じゃないかい?」

「えっ?ぼくぅ?」


ギョロ目のおばちゃんに見詰められて、桃花さんが驚きながら自分を指さす。

おばちゃんはウンウンと何度も頷き、向こう側のモニターを指さした。

そこには、チーム戦の試合らしき映像が流れていた。


「そうだよ。さっきまでテレビで放映してた異能力戦。ラグビーみたいな奴に、お嬢ちゃんみたいな子がテレビ映ってたんだよ。セカンドタッチだかなんだかをして、ニュージーランドを倒したとか言われてたよ」

「おう。あたしらさっき、ニュージーランドをぶっ倒して来たぜ」


鈴華が得意げに胸を逸らすと、おばちゃんは「やっぱりそうかい!」と大きな声で喜ぶ。容器にたこ焼きやお好み焼きだけでなく、何故かチャーハンや目玉焼きまで盛り出した。

いやいや。頼んでいませんよ?


「良いんだよ。サービスさせておくれ。世界の強豪と戦っている日本の選手に食べて貰えるんだから、あたしゃ嬉しんだよ。ほれ、チキンも付けちゃうよ」

「おーい!こっちにも寄ってくれよ!ホットドッグサービスさせてくれ!」

「タコスはどうだい?食ってってくれんか?勿論タダだよ!あんな凄い試合を見せてくれたんだ。是非ともお祝いをさせてくれ!」


おばちゃんが盛り盛りのサービスを始めると、周囲の店からも声が上がる。こっちが何か言う前から、容器に食べ物を詰め込んで、ビニール袋に入れて突き出してきた。

周囲に他のお客さんが居ないからまだ良かったけど、なんだがズルをしているみたいで気が引ける。

でも、ここで拒否するのはもっと不味い。

ここは、有難く貰い受けるのが最善。


「皆さん!ありがとうございます!試合でお腹が減っていたので、大変助かりました」

「おおっ!君は男の子かい?もしかしてマネージャー?」

「何を言ってるんです!田村のおばちゃん。日本のファランクスチームには男子選手が3人も居るんですよ。クマ選手と黒騎士選手とか、可愛い子達が!」


おばちゃんが男子の存在に驚いていると、隣のタコス屋さんのお姉さんが、タコスを更に追加しながら叫ぶ。そして、こちらを見て「はっ!」とした顔になる。


「その礼儀正しさ。女性に物怖じしない姿勢。もしかして君が黒騎士選手なの?そうなんでしょ?」

「えっ!?黒騎士選手!?」

「マジか。ホンモノ?」

「どれどれ」


黒騎士の名前が出た途端、他の屋台からも顔を出す店主が続出する。

一応サングラスはしているし、普段フルフェイスだから見ても分からんと思うのだがね。

そう思う蔵人だったが、店主の皆さんは嬉しそうだ。

やれこっちのも持ってけとか、椅子を出すから休んでいけとサービス精神旺盛となってしまった。


「おーい!黒騎士くーん!珍しいビールがあるから、こいつも持ってきな!」


とうとう、飲酒まで勧めてくる人も出始めた。


「ちょっと、九野さん。彼女達はU18。まだ未成年だよ」

「おん?そうか?でもオレ、黒騎士選手は酒飲むと強くなるって聞いたぞ?何でも酔拳使うらしいじゃねぇか」


いやそれ、随分と懐かしい話だな。確か、呉の魔王戦でやった戦法だぞ?語り継がれてしまったのか?


「よっしゃ!みんな、サンキューなっ!」

「もろた分は、試合で返したるさかい、よう見とってな!」

「ありがとー!みんなー!」


蔵人達はお土産を抱える程貰い、屋台の店主さん達に感謝を伝える。


ありがとー(はひがほー)ございました(ごはいはひは)!」


慶太は口の中いっぱいにしながら手を振っている。

観客席まで我慢出来なかったみたいだ。

零さんでくれよ。


「頑張れよー!日本代表!」

「あたしらここで、精一杯応援してるからね!」

「また食いに来いよ!」

「特別料理作っといてあげるから!」


店主さん達は、何時までも手を振ってくれている。

彼女達の暖かい声援を背中に受けながら、蔵人達はその場を去る。

日本代表。

その言葉が、より一層自分達の背負う重みを思い出させた。

大人気ですね。


「他の競技が芳しくないからだろう」


メダル取れる競技が、限られているらしいですからね。


イノセスメモ:

オリンピック本戦、1回戦。

日本VSニュージーランド。

日本領域:68%、ニュージーランド領域:32%。

試合時間20分00秒。領域差で日本の勝利。2回戦進出。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
藤波選手のヤマタノオロチがこけおどしの囮だったなら、消耗は最低限で済んだかな? Sランクすらフィールド上に編成出来る?ような仄めかし(419話)もあったし(可能だとしても編成条件は相当 キツそうですが…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ