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413話~寄越せ、ロキ~

一条様の悩みを聞いてから、暫く経った。

今では地区大会も終わり、いよいよ今月末には都大会が始まるとなった今日この頃、より本格的な練習が繰り広げられるようになった。


「もっと前線を上げて!そのままじゃ反則取られちゃうわよ!祭月!」


部長も無事に戻って来られた。一時は、殆ど部活に顔を出せない時期もあったのだが、最近は朝練も含めて毎日出てくる様になった。

先生との面談が上手くいっているのかもしれない。良かった、良かった。


「あの、蔵人お兄様」


フィールドの端でみんなを見守っていると、雪花ちゃんが近付いてきた。

はいはい。なんでしょう?


「あの、お兄様宛に荷物が届いているらしくて」

「おっ、来たか」


もう来たのか。早いな。

蔵人は雪花ちゃんから話を聞き、裏門へと急いだ。そこには、1台のトラックが警備員室の前に停められている。

うむ。外部の人と接触しそうだな。

蔵人はヘルメットを被って、門の守衛室に近付く。


「すみません。ファランクス部宛の荷物を受け取りに来ました」

「えっ?男の子?あっ、黒騎士選手でしたか」


一瞬驚いた顔で振り向いた警備員だったが、自分を何処かで見かけたことがあるみたいで、顔を見た途端に胸を撫で下ろした。

男の子が荷物を取りに来たのか?と驚いたのだろう。


「態々取りに来ていただいてありがとうございます、黒騎士選手。部室棟まで、我々がお運びしますよ」

「いえいえ。警備員さんのお手を煩わせるわけにはいきません」


桜城校内に良からぬ人を入れないのが、彼女達の役割だからね。ロマノフ家みたいのが入り込まないとも限らない。

蔵人はトラックに積まれていた段ボールを水晶盾に乗せて、浮かせてみる。

凄まじく重いな。想定の倍はあるぞ?


「大丈夫か?これ。本当に依頼した荷物なのか?」


余りに不安で、つい言葉を漏らした蔵人。

それに、自信満々の声が返って来た。


「大丈夫に決まっているだろう」


うん?どこから?

蔵人が周囲を見渡すと、持ち上げた盾の上で腕組みをする1人の人物が目に入った。その人が、白衣を靡かせて「ふっふっふ」と不敵な笑みを浮かべる。

つくば大学付属高等学校へ進学した、丹治所長だ。


「これが我々の開発した最高傑作だよ、黒騎士君。一体この子の何処に、不安があると言うのだい?」


そう言って盾を降り、こちらへと詰め寄って来る所長。その途端、感じていた重さが大幅に減った。


「いえ。不安は今、無くなりました」


全く、驚かせてくれる。

蔵人が少しだけ肩を落とすと、その肩をバシバシと叩く所長。


「そうかいそうかい。そいつは良かった。じゃあ早速、テスト運転と行こうじゃないか」

「えっ?もしかして、その為に態々いらしたんですか?」

「当たり前じゃないか。この子は生まれたてのホヤホヤ。初めての実践(イベント)に、親がついて来なくてどうするというのだ?」


えっと、小学生の入学式とかと勘違いしていません?

蔵人が目を点にしている間にも、丹治所長はズカズカと桜城校内へと入っていく。

何故入校できる?と思ったけど、学校側から許可書が発行されているらしい。警備員さん達が見せてくれた。

こうなりゃ仕方ない。我々の練習を見られてはしまうが、最新鋭機を持ってきてくれた事を考えれば安い買い物である。

蔵人は段ボールと共に、飛び跳ねる白衣の背中を追いかけた。


「おおっ!ここが黒騎士君の育った実験室だね?」

「訓練棟ですよ、丹治所長。ただの体育館みたいなものですよ」


言って、ここを”ただの”呼ばわりした自分自身に驚く蔵人。

ビッグゲームで入賞してから、設備はシングル部と変わらないほど豪勢にしてもらっているから、傍から見たら下手な実験室や競技場よりも立派に見えるだろう。

それを何でもないように言ってしまう程、自分の感覚がブルジョワジーに染まっている事にショックを受けた。


「おっ!君がピーチ君だね?アメリカの試合で見たままだ」

「わわっ!?誰?だれ?」

「なんで、つくばのマッドサイエンティストがここにおんねん!」


そうやってショックを受けている間に、丹治所長はズンズンと訓練棟の中へと入ってしまい、練習していた桜城選手達が混乱してしまった。

しまった。今日、つくばから装備が来るのは部長しか知らないのに。

蔵人は慌てる。

だが、


「うぉ!つくばの所長が来たって事は、新しい装備を持って来やがやったんだな?」

「なんだと!?とうとう私専用機が出来たって事か?よくやったぞ!つくばの所長!」


勘の良い鈴華には見破られ、それに伴って歓迎ムードとなって行った。

それは良かったが…済まんな、祭月さんよ。この専用機は一条様のなんだ。君のは…必要ないだろ?


「それで?これが俺の専用スーツという事か」


一条様がダンボールの中から鎧を持ち上げる。所々にスプリングやら鉄骨が見えており、パワードスーツ仕立てになっているのが分かる。

リンカーよりもダブルワンに近い機体なのかな?


「そうだよ。これは無属性の、それも非戦闘員の為に作ったパワードスーツさ。前作のリンカーよりも筋力サポートをアップさせて、より速く強く動ける様にしているんだ。

その反面、リンカーほど防御力は無くなってしまったから、無闇に突っ込むと簡単に機体が大破してしまう。扱いには十分に気を付けてくれよ」


逆に言えば、リンカーは多少無理しても着いてきてくれると。

そう言えば、秋山先輩の火炎弾も熱くなかった。あれがリンカーの特徴か。


「分かった。試してみよう」


一条様は早速、新作を着込んで走り始める。

最初は身体が大きく揺れて走り辛そうにしていた彼だったが、徐々に姿勢が戻ってくる。それと同時に、徐々に速度もつき始めた。

やがて、軽装の遠距離部隊を軽々と追い抜かす程になっていた。

その軽々とした動作のままに、こちらへと帰ってくる。


「良い。俺の想像通りの…いや、それすら超える動きが出来る逸品だ。これは1着幾らだ?一条家が責任をもって全てを買い上げよう」

「あー…こいつは試作機だからね。まだまだ量産体制に入っていないんだ。それに、スポンサーならもう居るから、独占契約は出来ないよ」


確か、軍がバックに着いたんですよね?

嬉しそうな顔をする丹治さんを見て、蔵人は思い出す。


「分かった。では暫く、俺専用スーツとして使わせて貰う。こいつに名前はあるのか?」

「グレイト14でジョーカー、グレイトジョーカーって名付けようと思っているよ」


14番目だからジョーカーか。使い手次第で、最弱にも最強にもなれるカード。なかなか良いんじゃないか?

蔵人は納得する。だが、一条様は小さく首を捻った。


「13はどうした?黒騎士のこれが12であるなら、次のスーツは13番目になるのではないか?」


うん。確かにそうだ。グレイトリンカーを頂いたのが4月の中旬。それから2ヶ月も経っていないのに、もう2世代も進化しているとは考え辛い。

13番は何処に?

蔵人も疑問に思って所長を見ると、彼女は両手を小さく上げてため息を着いた。


「ああ、そうさ。本来であれば、この子に付けるべきは13の数字だった。でも周りから反対されてしまった。13は不吉な数字だから、飛ばして14にしなさいってね」


まぁ確かに、13は西洋で忌み数として嫌われている。イエス・キリストの最後の晩餐が13人だったからとかで、13という数字を避ける傾向にある。

日本でも、13は4と並んで避けられたりするからね。分からなくはないけれど…パワードスーツには良いんじゃないだろうか?


そう思うのは蔵人だけじゃないみたいで、所長も「面倒だよね」と困り顔だ。

どうやら、スポンサーが口出ししているみたいだ。イギリスと距離が近いから、キリスト教徒でも多いのか?それとも、ディさんの指示?


「そうか。ならば別に、俺は13番として扱っても良いな?」


一条様はそう言うと、暫し考え込む。

そして、


「では、こいつの名前はロキとする」

「グレイトロキってことかい?うん、いい名前だね。私は大賛成さ」


ロキとは確か、北欧神話の神様の名前だ。12人の神々が集まった宴会に乱入し、そこでラグナロクを引き起こした問題児。13の数字が嫌われている一因とも言える。

日本で言えば、十二支みたいだ。さしずめロキは、猫の様なものか。


そんな嫌われた存在の名前を、あえて付けた一条様。

だが、そのロキの性能は素晴らしかった。


「中衛!全力で中央の壁を攻撃!前衛は相手前線を押し込んで、絶対に前に出させないで!」

「「はいっ!」」

「私の爆発で、こじ開けてやるぞ!」


連携練習を終えて、ミニゲームの時間となった。今日のメニューも、蔵人達と都大会選抜選手達とが対峙している。

今日の蔵人のペアは桃花さんだ。彼女と力を合わせて、血眼になって攻めてくる選抜チームを軽々とあしらっていた。

高速回転する盾扇風機の風が、桃花さんのエアロキネシスと合わさって威力を倍増しているのだった。


「くっ!ダメだ、届かない」

「私の爆発まで着火地点をズラされているぞ。なんでだ?!」


秋山先輩のパイロキネシスと、祭月さんのデトキネシスが風に乗って吹き飛ばされていく。

祭月さんのデトキネシスは、どうもパイロキネシスの力を凝縮して、そこで爆発を起こしているみたいだ。それ故に、風でパイロキネシスの力が流されると、その分だけ着火地点がズレていた。


これはオリンピック前にいい事を聞いた。

蔵人が1人喜んでいると突然、左翼のシールドファランクスが吹き飛ばされた。

そこから、小さな影が自軍領域へと侵入してきた。

一条様だ。

以前までは盾を跳ね上げるのにも一苦労していた彼だったが、今では蹴りを1発入れるだけで盾を吹き飛ばす程に成長していた。


「良いよ!一条君!一気にタッチまで行っちゃえ!」

「ああ!分かった!」


目の前がクリアになった一条様は、部長の指示に従って、そのままこちらの前線部隊へと突撃する。

何度もやられた攻撃パターンだったので、経験の浅い1、2年生でもしっかりと動き出せていた。

だが、今日の彼は一味も二味も違う。グレイトロキを着込んだ彼の脚力は、迫り来る敵の前衛の合間を縫って突き進み、全員を躱しきってしまった。

一条様の透視異能力があればこその妙技。今まで彼が想像するしか出来なかった世界に、足を踏み入れた瞬間だった。


と、そんな事を呑気に考えていると、一条様がこちらの中衛すら突破してしまった。

残るのは、後衛と円柱の4人だけ。これでは、すぐにファーストタッチを決められてしまう。


「済まんが桃花さん、行ってくれるか?」

「おっけーだよ!」


瞬足の桃花が出陣する。

彼女はエアロキネシスを巧みに使い、物凄い速さで一条様を追いかける。

グレイトロキは確かに素晴らしい性能だ。一般人が相手であれば、仮令それがエアロキネシスやブーストであっても追い付く事は難しかっただろう。

だが、相手が悪い。覚醒した桃花さんは、一条様が後衛を抜き去った時には背後に迫っていた。

自軍の遠距離までは、まだ20mは残っている状況。

絶望的な距離だった。

でも、


「寄越せ、ロキ」


一条様は諦めない。


「俺に寄越せ、お前の全部」


ただ真っ直ぐに、円柱へと駆け寄る。

全力で。ロキの全てを使って。


「行かせないよ!」


それを、桃花さんが追う。

手のひらにエアロを圧縮させ、それを一条様へと向けた。

その途端、一条様は大きく左へステップした。


「うわっ!」


桃花さんの攻撃を、軽々と避けて見せる一条様。相変わらず、背中に目玉が付いているのかと疑わしい程の華麗な動作だ。

それに、桃花さんも気合いを入れ直す。


「くぅう!まだまだ!」


幾つものエアロ弾を放つ桃花さんに、それを全て避ける一条様。

そしてとうとう、桃花さんは突進攻撃を開始する。

円柱まで残り10mを切り、あとが無くなったのだ。相手が男の子だろうと後輩だろうと、絶対にタッチなんてさせるかと全身で当たりに行く。

だが、


「ああそうだ、ロキ。お前の使い方、やっと分かった」


桃花さんの突進を、全て避ける一条様。

超高速で縦横無尽に飛び回る桃花さんに対し、一条様も有り得ない体勢や身のこなしで避けて見せた。

そして、


『ファーストタッチ!青軍、グレイトロキ!』

「「わぁああ!!」」

「「透矢さまぁ!」」


桃花さん達の猛攻を全て躱し、堂々とタッチを決めてしまった。


「ごめ〜ん…やられちゃったよ…」


しょんぼり顔の桃花さんが帰ってきた。

いやいや。良くやったよ。相手が悪かった。

蔵人は帰ってきた彼女を慰め、労った。


グレイトロキを着た一条様は、金棒を持った鬼だ。元々人の動きを先読みする彼に高い身体能力が加わったとあれば、余程の力量差がなければ彼を止められなくなる事は分かっていた。

だが、こんなにも早く習得するとは夢にも思わなかった。

たった数度の走り込みと、数分間の練習試合。それだけの経験値で、桃花さんをあしらえる程の運動性能を手に入れた一条様。


センスか。これがセンスだと言うのか。

蔵人は自然と、フィールド端で野次を飛ばす鈴華の方に視線が吸い寄せられた。

すると、声を掛けられる。


「黒騎士」


声の方を見下ろすと、肩で息をする一条様の姿があった。


「一条選手。素晴らしい動きでしたよ」

「こいつのお陰だ、巻島先輩」


そう言って、一条様は胸に手を当てる。コンコンと、グレイトロキを誇らしげに叩く。


「こいつのお陰で、俺の理想に手が届く。これを手配してくれた巻島先輩に、感謝したい」

「感謝するべきは、私ではありませんよ」


蔵人がそう言って後ろを向くと、一条様も「そうだな」と言って蔵人の横を通り抜ける。所長に向かって、小さく頭を下げる。


「丹治所長。貴女の作り出したこの機体、実に素晴らしい物だ。俺の思う通りに動き、俺が見た世界の先へと俺を届ける。これが量産されれば、今まで自身の殻に籠っていた者達も外の世界へと飛び出すだろう。素晴らしい物を作り出してくれた事、感謝する」

「この子を気に入ってくれて良かったよ。背番号はどうする?サービスで入れておくよ」

「では13番で。それで良いか?鹿島部長」


一条様が振り返り、審判をしていた部長へと問いかける。すると、部長は微妙な顔をしてこちらへ寄ってきた。


「ええ。番号は大丈夫よ。13番ならちょうど空いてるから。でも、良いんですか?」

「問題ない。俺は忌み数などを気にしないからな」

「あっ、ごめん。君じゃなくて…」


部長の視線が、丹治所長の方を向く。


「桜城に最新鋭機を渡してしまったら、そちらの学校が苦しくなるんじゃないですか?去年と同じように、今年も関東大会で当たる可能性がありますし、敵に塩を送ってしまうんじゃ」

「ああ、それは心配しなくて大丈夫だよ」


恐る恐る聞いた部長に、所長は何でもない風に片手を振った。


「今年のつくばは、ファランクスじゃないからね」


なんでも、つくばの異能力部は毎年、出る競技を変えているらしい。

去年はファランクスに注力していたが、今年はシングル戦に注力しているのだとか。


「だから、君がグレイトジョ…じゃなかった、グレイトロキを夏休みの間に使い込んでくれると、全日本までに良いデータが取れて助かるんだ。言わば、ビッグゲームが全日本の試金石って事さ」


試金石…ねぇ。

蔵人は、そのセリフを聞いて苦笑いを浮かべる。

櫻井元部長が聞いていたら、どんな顔をするだろうと思って。



それから1週間もしたら、背番号が入ったグレイトロキが送られてきた。

表情は変わらずだが、受け取った一条様は嬉しそうな雰囲気を醸し出していた。

べた褒めしていたのに、1週間お預けを食らっていたのだから仕方がない。受け取った途端に着込んだ彼の姿は、何処か年相応に見えて微笑ましかった。


都大会まであと2週間。それまでに最高の状態に仕上げようと、一条様は意気込んでいた。

いや、彼だけでは無い。スタメンに選ばれた選手は誰もが気合いを入れて練習に望んでおり、全員がビッグゲームを目指して心を研ぎ澄ませていた。


そんなある日の放課後。

蔵人は久しぶりに、シングル部へと来ていた。

まだこちらにも所属しているからね。偶にはこうしてシングル部の練習も見に来て、練習方法についての質問等に答えていた。

今回は、つくば側が強力な装備を作り出したことを伝え、その対策を協議しに来ていた。

のだが、


「蔵人君!大変だよ!」


その最中に、若葉さんが飛び込んで来た。

一体、何が起きたと言うんだ?


「ファランクス部に、道場破りが来たんだ」


道場破り?それって、ファランクス部の看板(めいせい)を寄越せって来たって事?

他校が乗り込んで来たのか…いや、アポなしなら桜城の敷地に入る事すらできない。

では、誰が?


そんな思案をグルグル頭の中で回しながら、蔵人は若葉さんと共にファランクス部の訓練棟へと急ぐ。

そして、訓練棟に入った途端、部員達と言い争いをするその集団を見て目を見開いた。

その先頭に立つ人物は、予想外の人だった。


「うん?ああ、やっと来てくれたんだね」


そう言って、その人物がこちらへと振り返る。

ニヤリと笑いながら腕を組むその人の様子は、今まで蔵人も見たこともないほどに太々しかった。

その人物は、


「待っていたよ、黒騎士さん。僕の力が必要みたいだから、僕の方から来てあげたよ」

「どうしたと言うんだ?湊音君」


鹿島湊音。

最近何かと話題に上がる、問題児だった。

目だけでなく、足も手に入れた一条君。


「あ奴も言っていたが、まさに鬼に金棒だな」


さて、順調に滑り出した新生桜城ファランクス部…の目の前に、何やら面倒そうなお客様が?


「何かを拗らせていそうだな」

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13だから、キングを名乗るのもアリかな そして一条少年が鉄血の三日月に見えた。モビルアーマー戦の
巨大美麗な校舎の中で教員生徒ことごとく容姿端麗なチャンネーに囲まれ、衣食住も特区内クオリティな日々 ハングリー精神ちゃんはとっくに家出したやろw 錆びた断片(冒険者生活)ヘビロテ再上映が必要かしらん?…
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