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397話~ビンゴだよ。蔵人君~

慰労会は随分と盛り上がり、選手達は学校やチームの垣根を越えて交流を深めていった。

4日間と短い期間ではあったものの、普段の練習よりもかなり濃密な訓練内容を共にした事で、苦楽を乗り越えた戦友としての絆が生まれていたみたいだ。


「モモちゃ~ん!この後カラオケ行こう!」

「明日あたし達ユニバ行くんだけど、一緒に行かない?チケット代はこっちで持つからさ、行っちゃおうよ!」


特に、桃花さんは大人気だ。四方八方から声を掛けられて、どうしたらいいの?と目を回していた。

高校生でもある彼女達からしたら、桃花さんは可愛い妹みたいに見えるみたいだ。我先にと桃花さんの予定を埋めようとするので、このままでは桃花さんが東京に帰れなくなりそうだった。


そんなことがあったからだろうか。次の日の桃花さんは、随分とやつれて見えた。


「モモは結局、何処まで行ったんだ?」

「分かんない。なんか、お店出たら朝日が見えてて…」

「朝までコースじゃねえかよ!あたしだって、日を跨ぐ前に帰って来たってのに」


中学生からしたら、鈴華の方も十分にヤバいコースだ。それだけ、高校生のお姉さま方に気に入られたと言う証拠でもあるんだろう。史実の大阪府であれば、警察に補導されそうなものだけど、特区だとそこら辺の事情が違うのか。はたまた、大人のスタッフ達も同行していたからなのか。


「みんな元気だね。私なんて、6時間寝ても、もう、眠くて…」


意外にも、高校生の海麗先輩は夜に弱いらしい。22時には帰って来て、0時前には寝ていたそうなのだが、鈴華達よりも随分と眠そうだ。

普段寝るのが21時とかだから、生活リズムが崩れて眠いとのこと。

素晴らしい程に健康的な習慣だ。スポーツウーマンのイメージそのままの、品行方正な先輩らしくて蔵人は安心する。


蔵人と慶太は、お疲れ気味な桜城ガールズの様子を見て「女子は付き合いが大変だなぁ」と頷き合っていた。

男子選手は蔵人達だけであり、尚且つ夜の街に男子を連れて行くと言うのはマナー違反なので、我々は慰労会が終わったらその場で解散であった。

とは言え、アニキの部屋に集まって、昔話や近況に花を咲かせたりはしていたんだけどね。


そんな風に、昨日の武勇伝に花を咲かせていた蔵人達は、制服のままで管理棟の中へと入っていく。

ここは、合宿初日に選手達が集まった施設だ。1階には大ホールが設けられており、そこで100人を超える選手達のオリエンテーションを行った。

だが今日は、この強化合宿の結果が発表される日だ。それ故に、選手達は訓練中に使っていたジャージ姿ではなく、正装の制服で来館していた。

さて、今日も大ホールで選手の発表があるのだろうなと予想していた蔵人だったが、しかし、


「あちらのエレベーターで、5階までお越しください」


受付で今日の場所を聞くと、別の部屋を案内された。

今日は大ホールが空いていなかったのかな?と思いながらも、蔵人達は案内を買って出てくれた受付のお姉さんに連れられて、5階の会議室に通される。結構大きな会議室だが、とても100人は入れない。現に、設置されている椅子の数は精々30脚程度である。

幾つかのグループに分けて説明するのか?それとも…。

蔵人が何となく察して座っていると、他の選手達も徐々に集まって来る。


「やぁ、桃花ちゃん。今朝はお疲れ様~」

「あっ、米田さん。負ぶって貰ってありがとうございました。あの、大丈夫だったんですか?」

「うん。朝食もバッチリ食べたから、今は元気フル充電だよ」

「凄い…。僕なんてもう、ヘロヘロで」

「私達は音張の無茶ぶりに慣れているからね。デスマーチに比べたら、まだまだ楽勝だよ」


米田さんは本当に元気そうで、腕を曲げて巨大な力こぶを隆起させていた。

デスマーチ。なんだか物凄い距離を走らされそうな訓練名だ。それこそ、アメリカ大陸さえも横断出来そうなくらいに…。


「鈴華」

「よぉ、円。昨日は楽しかったなぁ」

「あれではまだ、決着が付いたとは言えないわ。次はダーツで勝負しましょう」

「いいぜぇ~。じゃあ次に東京来る時は教えてくれよ。駆け付けるからよ」

「貴女が博多に来なさいよ」


円さんも来て、鈴華と楽しそうに談笑している。

練習試合でも組むことが多かった2人だ。戦友として、ライバルとして、この合宿で強い絆を育めたのだろう。


「よぉ、黒騎士。クマ」


鈴華達を見ていたら、今度はアニキと理緒さんが部屋に入って来た。


「アニキも受かったんですね」

「うん?何に受かったって?」


おっと。早とちりをしてしまった。


「いえいえ。昨晩は楽しかったですね」

「済まんな。遅くまで話し込んでしまって。いやぁ、アメリカの話聞いとったら、興奮してなかなか寝付けんかったわ」

「オイラのゴーレムが大活躍!」

「そうらしいのぉ」


楽しそうに頷くアニキの目元には、薄っすらとクマが横たわっている。

Dランクで焦っているアニキに、あの話は酷だったかな?

そう思っていると、少し険しい目になっている理緒さんの顔が視界に入った。

あら?理緒さんもそう思います?


「はぁ、雄也様の昔話、私も聞きたかったです」


ああ、そう言う事ね?

蔵人達がそんな雑談をしている内に、会議室の席は徐々に埋まっていった。

そして、殆ど席が埋まったタイミングで、スーツを着た女性達が入って来た。

橙子さん達の姿もあるが、進藤監督の姿が無いな。これは、もしかして俺の思い違いだったか?

蔵人が目を瞬かせていると、仕立ての良いスーツを着た丸顔の女性が前に立ち、緊張した面持ちで蔵人達を見回した。

川村理事長だ。


「ええ〜…こほんっ。皆さん。5日間に渡る強化合宿、大変お疲れ様でした。私は、大会運営理事の川村と申します。GWと言う貴重な時間を、我々の為に割いて頂いた事、大変嬉しく思っております」


緊張気味な理事長を、選手達も静かに見守る。彼女の口から何が飛び出すのだろうと、固唾を呑んで待っている。

そんなみんなの視線を受けながら、理事長が口火を切る。


「皆さんの活躍。そして、今回の合宿中に見せて頂いたその実力から、是非とも皆さんをファランクスU(アンダー)18オリンピック選手にノミネートさせて頂きたく思います」


やはり、そう言う事だったか。

蔵人は予想が的中して、苦い顔をする。

その横で、鈴華は「うっし」とガッツポーズをして、向こうの方では桃花さんと米田さんが「やったね」と喜び合っている。

そんな彼女達の様子を見て、理事長の硬かった表情から緊張が解ける。


「このお話をお受け頂ける様でしたら、ここに居る26名の選手全員をオリンピック選手として登録致します。本番までにあと8名が加わって、総勢34名で挑む事となります。

8月から始まるオリンピックまでの間、皆さんには適宜専用の練習を受けて頂き、更なる技術向上に務めて頂きたく思います」


理事長が言う専用練習とは、今回みたいな強化合宿の事を示しているそうだ。こういう練習が、今後定期的に行われるらしい。開催地は東京、大阪、福岡と、毎回変えるとの事。

北は秋田から、南は鹿児島まで来ているからね。ずっと大阪では不満が出るからだろう。

それでも、7月の中旬ごろには選手全員で東京に集まる様に言われた。開催地で本格的な調整をするためらしい。


「オリンピックの異能力戦では毎年、日本は良い結果を残せていません。魔力ランクでの不利や、装備にお金を注ぎ込んで来なかった結果とも言えるでしょう。

ですが、今年は違います。今回見せて頂いた皆さんの実力は、今までにない程の輝きを感じました。今回見せて頂いた皆さんの実力があれば、必ず世界にも通用すると私達は思っています。

どうか、その輝かしい才能と技術を更に磨きあげて、栄光を掴み取ってください。これは、あなた達にしか出来ない事なのです。どうか、よろしくお願いいたします」


そう言って、理事長は深々と頭を下げる。

今まで顧問や監督に指示されるばかりだった選手達は、理事長の頭のてっぺんを見て理解したみたいだ。

自分達の肩に掛かる、メダルへの重圧を。

国民全員の期待を背負うという事に、選ばれた喜びに花咲かせる表情から一転、何かを覚悟した顔になった。



理事長の話が終わると、その後は日本オリンピック委員会の人から諸注意が言い渡された。

各種手続きの方法や報奨金などの生臭い話から、選手としての振る舞い方や選手の権利が失われる禁止行為等を具体的な話をされた。


桃花さん達は顔を青くしていたけど、それ程難しい事じゃない。大きな事故に会わず、犯罪を犯さず、違法なお薬に手を染めなければ良いだけのこと。

ヒールがあるのだから事故に会っても大丈夫だろうと思ったけど、ヒールだけでは後遺症があるかも知れないからだそうだ。それはほんの僅かでも、オリンピック選手としては致命的になるかも知れないから、大きな事故は避けて欲しいそうだ。

お薬は言わずもがな。


「くぅぅうっ!疲れたぜぇ〜」


説明会が終わると同時に、鈴華が両腕を伸ばして身体の凝りを解す。他の選手達も、口々に安堵の吐息を吐く。

オリンピック選手になったんだぞ?と、緊張を掛けられっぱなしだったからね。解放されて嬉しいのはみんな一緒みたいだ。


「まさか、ワシが選ばれるなんてなぁ。Dランクなんに、お前たちと一緒のフィールドに立てるなんて思っとらんかったぞ」


アニキも凄く嬉しそうだ。

彼だけじゃない。選ばれたと言う栄光を噛み締める人達が、互いに抱き合ったり涙を流しあったりしていた。

大人達が会場を後にしたから、漸く感情を表に出せる様になったのだろう。願い叶ったと互いの健闘を称えあっていた。


そんな嬉し涙に溢れる会場とは真逆に、階下では悲しみの涙にくれている選手達が居た。

1階に降りてきた蔵人達の目の前には、数人の選手達の姿があり、彼女達は総じて暗い顔で塞ぎ込んでいた。


「お前たち」


そんな中、選手よりも暗く厳しい顔をした進藤監督が、落ち込む選手達を隠す様に蔵人達の前に立ちはだかった。


「おめでとう。出口まで案内しよう」


囁く様にそう言うと、監督は有無を言わさずに蔵人達を導く。塞ぎこむ彼女達の目に、我々が入り込まないように。

監督はどうも、落ちた人達に向けての説明会を担当していたみたいだ。それ故に、あれ程辛そうな顔をしていたのだろう。彼女達を落とした判断の中に、監督の意見も入っているだろうから。

とは言え、監督が全てを背負う責任は無いのだが。


「君たちには期待している。世界の舞台では是非とも、異能力後進国というレッテルを引っぺがして欲しい。では」


施設の出口まで見送ってくれた監督は、厳しい視線のままそう言って、蔵人達に軽く頭を下げてから元来た道を戻って行った。


「なんや、気難しい人やったですね、カシラ」

「そうだな」


本当に難しくて、損な性格の人だよ、進藤監督は。


「黒騎士くん」


蔵人達が進藤監督の後ろ姿を見送っていると、後ろから声を掛けられた。

振り返ると、難波さんが手を振っていた。


「おめでとな。受かったんやろ?その様子やと」

「えっ、ええ。まぁ」

「うちは落ちてもうたけどな」


そうでしょうね。5階の会場で見かけませんでしたから。

落ちた彼女になんと声を掛けるべきなのかと、蔵人は言葉を必死で探す。

それを、難波さんは手を振って止める。


「ええて、ええて。なんや言って欲しくて、自分を待っとった訳やない。ただ自分に、お礼が言いたかっただけや」

「お礼、ですか?」

「せや」


難波さんは力強く頷く。


「うちはな、元々獅子王でも得点王って呼ばれとったんや。北小路が敵前線を崩して、うちが切り込む。ゴールデンコンビなんて呼ばれとったんよ。

そんでな、北小路が今回の強化合宿を棄権しよったから、うちは絶対に受かってやろうて思っとった。何時もより派手に突っ込んで、少しでも審査員の目を引いてやろう思うて参加しとったんや」


ああだから、あんな無茶な突撃を敢行していたのか。絶対に受かりたい。そんな思いがあったから、決死のダイブをしてしまったと。


「せやけど、自分に言われて気が付いたんや。うちの動きは直線過ぎた。もっとフェイント入れんと、相手に読まれて終わってまうて。

そう思うてやってみたら、周りの動きも見える様になった気がしてな、なんや今までよりもタッチがし易うなった気がしたんや。うちの動きが、ただうちの事だけを考えた独りよがりなもんやったって気付けたんや。

せやから、みんなの事も考えて動い取ったらな、久しぶりにファランクスがおもろいて思い出すことが出来たんや」


難波さんが、笑顔を向けてくる。蔵人の前に、すっと手を出した。


「ありがとうな、黒騎士くん。うちはまた、強う成れる可能性を見つけられたんや。今回は選ばれんやったけど、もっと自分の技磨いて、次の4年後にはU22で出たろうて思うとる。そう思える様になったんも、自分のお陰やで。せやから、ありがとうな、黒騎士くん」

「難波さん…」


蔵人は難波さんの手を取り、握り返す。


「貴女なら出来ますよ。U22と言わず、今年のオリンピックだって。貴女の突進力をトリッキーにすれば、残り8枠の中にも入れると僕は思います」


そう。今回落ちた人達にもまだ、希望は残っている。

理事長が言っていた残りの8枠。これは、オリンピックが始まる1ヶ月前までに、国内で有力だと思った選手を引っ張ってくる為の予備枠だ。そこには、今回は溢れてしまった人達も入る余地はある。進藤監督から指摘された弱点を克服し、自分達の長所を伸ばすことが出来れば、委員会から直に声を掛けられるのだ。

だから、こうして腐らずに向上心を剥き出しにする彼女なら、声が掛かるはずだと太鼓判を押した蔵人。

どちらかと言うと、そうであって欲しいと言う願望に近いのだが。


「さよか。まぁ、うちは単純やからな。自分の言葉を信じて、あと数ヶ月頑張ってみるわ。

ダメやったら、ハッパかけた自分とこ、文句言いに行くで?」

「えっ!?」


驚く蔵人に、難波さんは手を離して「冗談やがな」と笑った。

そしてそのまま、手を振って練習場の方へと向かう彼女。

…今から練習する気か?本当に、数か月間頑張る気みたいだ。


蔵人が難波さんの背中を見送っていると、桃花さん達が隣に並んだ。


「なんか、パワフルな人だったね。僕、あの人が選ばれなかったのが不思議でならないよ」

「まぁ、速度も機動性能も、モモの方が上だったからじゃねぇか?」

「そうだね。桃花ちゃんの素早さは、私の拳でも止められなかったもん」


ほぉ。海麗先輩ですら、桃花さんを捉えるのが難しいのか。そいつは、敵に回ったら恐ろしい。


「せやけど、それも今の話やろ?もしもカシラが言うた様に、あの姉ちゃんが補欠で選ばれでもしよったら、本番でモモの出番が無くなるかもしれんで?」

「うぇええっ!?」


驚く桃花さん。

そんな彼女に、蔵人は優しく肩を叩く。


「そうならない為にも、練習あるのみだよ、桃花さん」

「うぅう…プレッシャーが凄いよぉ…みんなからの期待だけじゃなくて、あの先輩が後ろから追ってくるなんてぇ…」


弱音を吐く桃花さんの肩に、今度は鈴華と円さんが手を置く。


「良いじゃねぇか。ライバルが出来ると、ワクワクするだろ?」

「鈴華の言う通りよ?西風さん。切磋琢磨出来る相手がいると言うのは、恵まれている事なの。互いに刃を交える度に、強くなっていく自分を自覚するわ」

「なんだろう…2人の言っている意味が、僕、全然分かんないんだけど…」


まぁ、脳筋の2人と桃花さんじゃあ、感覚が違うだろう。

蔵人達がそんな雑談をしながら駐車場に向かうと、そこには既に迎えの車が用意されていた。

鈴華の家の車だ。また、東京まで送ってくれるらしい。

本当に、頭が上がらないな。


「ちょいちょい、蔵人君」


蔵人達がその車に乗り込もうとしていると、背中をツンツンとされた。振り向くと、若葉さんが神妙な顔で手招きをしている。

これは…例の案件についてだな。

蔵人は彼女に連れられて、みんなからは少し離れたところに移動する。


「ビンゴだよ。蔵人君」


移動して早々に、若葉さんは小声で伝えて来た。

何がビンゴなのか、詳しく言わないのは周囲に気を使ってだろう。ここで防音は難しく、また橙子さん達がいる手前、魔銀盾を周囲に散らばらせるのは愚行だ。ここで聞かれたくないことを喋っていますよ~と言いふらしている様なものだから。

だから蔵人は、彼女が謎の金属片について話していると推測して話を進める。沖縄と関連があるか調べてくれと依頼していたから、彼女の言うビンゴとは、金属と沖縄に深い関連があったという事だと結論付けて。

そう蔵人が推測すると、若葉さんはしっかりと肯定した。

ふむ。そうか。


「やはり沖縄か…。いつ出発する?俺も同行しよう」

「今からだよ」


…マジで行くのか?沖縄。しかも、今から?

驚いた顔を向ける蔵人に、若葉さんは大まじめに頷いてくる。


「向こうとのアポも取ってあるよ。今から行けば、夕方には着くからね。上手くいけば、今日の内に東京まで帰って来られるかもしれないよ?」


うむ。弾丸ツアーだな。

それは良いのだが。アポって、誰に対してのだい?

蔵人は、意味深に笑う若葉さんを不安な顔で見詰めた。

オリンピック選手にノミネートされた26名って、誰がいるんでしょうね?


「報告書で挙がっていたのは、蔵人、慶太、鈴華、桃花、伏見、海麗。そして、米田、円、西濱、剣帝くらいか」


多分、鶴海さんも呼ばれますよね?

藤波選手や久遠さんはどうなんでしょう?


「Aランクが美原嬢だけとは考え辛いが、技巧を重視しているから何とも言えんな」


藤波選手のマップ兵器、とても使い勝手が良さそうに思うのですが…。

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― 新着の感想 ―
ククク、これまた懐かしい名前が出てきましたねぇ…デスマーチで大陸横断とは、あの作品しかありますまい…ちょうどイイ感じの選手もいることですし。西風嬢なら、悪魔的な消える走りも出来そうなもんですがね。
ライバル、ですね! 唐突に巻島院……
「桃ちゃんマジメロい!」「メロ過ぎる」「Cラン界隈最エモ」などとJKお姉さん達に連れ出され、いつの間 にかパリピの人たちも合流、夜半にはサーミン先輩も見たような、って感じかな?都会特区はおっかねぇべw…
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