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290話〜モードチェンジだ〜

毎度ご覧頂き、ありがとうございます。

本日は臨時投稿です。

昨日も投稿しております。

悲鳴が吹き荒れるスタジアムの中、蔵人は走る。

立ち上がったばかりの紫電に対し、盾で覆われた足を振り抜いた。


「ぐっ!」


紫電はそれを、両の手に生やした10本の爪で受け止める。

体勢が崩れた状態であったのに、素晴らしい動き。

だが、蔵人の攻撃は止まらない。

受け止められた蹴りを瞬時に戻して、反対側から再度強襲した。


「ぐぁっ」


高速の連撃に、紫電はガードが間に合わず、背中に重い一撃をくらってしまう。

短い悲鳴を上げて、芝生の上を転がる紫電。

だが、転がった勢いを利用して、転がりながら立ち上がった。

軽い身のこなし。まるで猫だ。

いや、虎だったか。


「いい気になってんじゃねぇぞ!クソトカゲ!」


その虎は、怒りで両手両足に白い爪を生やし、蔵人に向かって牙を剥く。


「速さじゃ俺の方が上なんだよっ!」


そう言い残し、紫電の姿が消えた。

いや、ただ高速で踏み出しただけだ。

彼女が立っていた場所の芝生が(えぐ)れて、掘り返された土が宙を舞っている。

その土が地面に落ちるよりも早く、紫電が目の前に現れた。

右手の爪を、思いっきり振り下ろす所だった。


「しっ!」


それに、蔵人は拳を合わせる。

盾を纏った拳。

それは、高速で振り下ろされた爪を捉えて、見事に弾き返した。


「せいっ!」


お返しとばかりに、蔵人は紫電に向けて蹴りを放つ。

だが、その足は空を切る。

そこに、紫電の姿は無かった。

見えたのは、紫色の残像。

代わりに、背後から土を削る音と、気配が生まれた。


「うりゃぁっ!」


超高速で動いた紫電が、蔵人の背後を取っていた。

彼女は、その勢いのままに、鋭利な刃を思いっきり振りかざした。


だが、それは止まった。

いつの間にか、蔵人のランパートが構えられていたのだった。


蔵人は、彼女の行動を予測していた。

予め、死角に小さなランパートを生成しており、彼女の足音が聞こえた瞬間に、その方向に盾を構えていたのだった。


しかし、予測していたのは紫電も同じ。

蔵人のランパートを切りつけた彼女は、再び高速移動を開始し、蔵人が彼女の姿を捉える前に消えてしまった。

連続の高速移動。

これはまた、随分と腕を上げたものだ。


「しゃぁあっ!」


蔵人が心躍らせている間にも、紫電は蔵人の死角から何度もランパートを切り付けてくる。

その度に、蔵人は彼女を目で捉えようとするが、紫黒の線が辛うじて見える程度であった。


トンッ

トンッ

トンッ

トンッ


紫電が芝生を踏みしめる足音だけが、不気味に蔵人の周囲で残される。

彼女が振るう双剣が、幾度もランパートを削り、幾枚ものランパートを殺した。

まるで、死神の鎌だ。

これは気が抜けない。

そう思った蔵人が、周囲の警戒を一層強化した時、


トンッ!


少し、強めの足音が聞こえた。

突っ込んで来るのか?

蔵人は、足音のした方に盾を集め、構えようとして、


止めた。

感じたのだ。

上空から、僅かに漏れ出た殺気。

次いで、微かな風きり音!


「ランパート!」


蔵人が頭上に盾を構え直すと同時、影が落ちた。

次いで、ランパートに衝撃が加わり、盾の内側に白い10本の刃が飛び出して来た。

刃は、全てが蔵人の方を向いて止まっている。

ランパートの分厚い装甲を貫く威力。

もしもこれが、ランパートではなく蔵人の本体に迫っていたら、体に纏った薄い龍鱗など一瞬で貫通し、蔵人の体を串刺しにしていただろう。

それだけの威力を内包した一撃。

なんて技だ。


「はっ!こいつを防ぐか」


声は、貫通された盾の向こう側から聞こえた。

紫電だ。

彼女は初めから、この上空からの一撃を狙っていた。

蔵人の周囲を高速移動し、何度もランパートを斬りつけた事で、蔵人の意識を水平方向に向けさせ、頭上を完全な死角に作り上げた。

そのタイミングで、彼女は蔵人の真上へと飛び上がった。

両腕の刃を蔵人に向けて、一直線に。

それは、爪の威力に落下のエネルギーも加わり、ランパートすら貫く強力な一撃となる。

この一撃を成功させる為に、彼女はそれまでの攻撃時に、ワザと声を上げて斬りつけていた。

それが、先程の一撃を際立たせた。


死角からの、無音の一撃。

一撃必殺の技。

まさに、暗殺剣。

これは、円さんが負ける訳だ。


「てめぇには、速度だけじゃ勝てねえか」


紫電はそう言いながら、盾から飛び降り、くるりと宙返りをして地面に着地する。

そして、こちらに腕を突き出す。


「なら、モードチェンジだ」


そう言った途端、紫電の両手から生えた爪がみるみる伸びていく。

手甲から数cm伸びただけの刃が、30cm程の短剣となる。

それが、10本。

まるで、5本指のシルバークロー。

紫黒の体にその武器は、本当の悪役に見えてしまう。


「がぁああ!!」


紫電が鉤爪を引っさげて、突っ込んでくる。

速度は、先程までと比べると少し遅くなっている。

手の爪を伸ばした分、足の爪を小さくしたことが原因らしい。

モードチェンジ。さながら今は、殲滅(スレイヤー)モードと言った所か。


蔵人は相手の変化を推測するのと並行して、盾を生成する。

普通の水晶盾とランパートの2枚。

先ずは片方のランパートを、走ってくる彼女の目の前へと(かざ)す。すると、


「うらぁああっ!」


切り裂かれた。

いや、穴を開けられたが正しいか

鉤爪を何度も何度も突き刺され、穴が空いたランパートはそのまま崩れて消えてしまった。

耐えた時間は3秒くらいだろうか?


ランパートを破壊し、嬉々とした様子でこちらに大きく1歩近づく紫電。

そんな彼女の死角から、生成していた水晶盾を飛ばした。

ランパートとは違い、かなりの速度で真横から。

だが、紫電は、


「しゃぁあっ!」


猫の様に体を捻り、鉤爪で撫でるようにして水晶盾に爪を立てた。

立てられた水晶盾は、一瞬で細切れにされてしまった。

移動速度は犠牲にしたものの、俊敏性は健在であった。


蔵人はもう一度、ランパートを彼女の目の前へと飛ばしながら、自身は足裏の盾によって後方へと移動する。

彼女との距離を十分に確保すると、次に周囲に小さな盾を生成する。

組み合わせる。


「ホーネット!」


10匹以上の女王蜂を形成し、今、飛ばしたランパートを切り裂いた彼女に向けて一気に放った。

7匹は上空から、残りを地中から向かわせる。

だが、それらが着弾する前に、紫電が止まった。

彼女の両手から伸びていた白い爪が、再び短くなる。

そして、彼女の姿が再び消えた。


「しゃぁあっ!」


ギィンッ!と言う金属音の後に、ライトをキラキラと反射させる何かが空中から落ちてきた。

盾だ。小さな盾。これは、ホーネットの残骸。

上空を見ると、ホーネットに襲いかかる紫電の姿があった。


なるほど。

蔵人は頬を釣り上げる。

彼女は理解しているのだ。このホーネットの弱点を。

ホーネットは追尾性も貫通能力も高い。だが小回りが効かない。真横からの攻撃に弱いのだ。

その特性を理解している彼女は、再びスプリントモードへと移行し、撃ち落としに掛かったという訳だ。

ただ技術を磨いただけでなく、黒騎士対策もバッチリらしい。


これは、大会で良く使っている技では太刀打ち出来ない。

蔵人は理解すると同時、両腕に盾を集める。

集まった盾の内側に大量の膜を注入し、それをもう1層重ねる。


龍鱗。

「タイプIII(スリー)、アームド・ブブ!」


掲げた大砲の様に太い両腕。

それを見て、駆け寄る紫電が鼻で笑う。


「はっ!そいつも知ってるぜ!」


それは凄いな。

練馬こぶし大会でしか出していない技を知っている紫電を、蔵人は改めて評価する。

彼女の身内にも、強力な情報屋さんがいるからね。きっと、あの人から情報を得ているのだろう。

だが、幾ら超情報通の彼女でも、知っているのはその試合での実績まで。

それでは、この技を網羅しているとは言えない。


蔵人は、兜の中で笑みを浮かべ、巨大な腕を前に構える。

すると、紫電も動いた。

地面に両足を着けると同時に、再びモードチェンジを行う。

今回は、


「アサルト・モード!」


彼女の左手から伸びていた爪が縮み、代わりに左足の爪が伸びる。

片腕片足だけに鋭利なシルバークローが生えた状態。

これは、どういうモードなのだ?

疑問に思う蔵人に、彼女は直ぐに答えを見せる。


「しっ!」


紫電が前へと踏み込んだ途端、彼女の姿が消えた。

と、思った次の瞬間に、蔵人の真横で構えていたランパートが引き裂かれた。


「ちっ!」


紫電の舌打ちが、後ろ側から聞こえる。

見ると、彼女は芝生の上を滑っており、左足に生えた鉤爪が地面に深く刺さり、土を掘り返していた。

なるほど。アサルトモードは、スプリントとスレイヤーを両立したモードみたいだ。

片腕だけ攻撃力を維持した状態で、片足だけトップスピードを出せる様にした。

一撃離脱の猛攻。

まさに猛攻(アサルト)


「しっ!」


紫電が再び消えた。

と、認識すると同時、蔵人の目の前で火花が散る。

そこには、勇者の腕に鉤爪を突き立てる彼女の姿が。


「ちっ!硬ぇ腕だなっ」


彼女の刃は、腕の装甲を貫通出来ずに止まっていた。

この腕の防御力は、2重の(デュオ)・ランパート並であるから、幾ら1重(つうじょう)のランパートを裂ける彼女でも、貫通させる事は出来なかった。


それを理解したのか、紫電は腕を貫通させる事を諦め、軽いステップで後方へ下がって、また直ぐに消えてしまった。

そして直ぐに、蔵人の真横にあったランパートが引き裂かれた。

正面が突破不可能と見て、両サイドから攻略しようとしている。

柔軟な思考。流石だ。


蔵人はそう思いながらも、両側にランパートを再構築する。

だが右側のランパートは、作った傍から紫電によって切り裂かれてしまった。


「遅せぇ。次で終わりだ」


芝生の上を削りながら、紫電は終わりを宣言する。

彼女の言う通りだ。

紫電の速度に、蔵人は対応し切れていなかった。

このままでは、ランパートの生成が間に合わない。


だが、蔵人は焦らない。

彼女の宣言に答える為に、左腕を彼女に向けて構える。


「そのセリフ、そっくり返してやろう」

「はっ!言ってろ!」


彼女は笑い、飛びかかる為に足に力を溜めた。

だが、彼女がその力を解放する前に、蔵人は仕掛けた。

左腕の一部を膨らませ、破裂させた。


「ショットガン・ブラスト!」

「くっ!」


扇状に広がった盾の礫が、紫電へと殺到する。

それに、紫電は苦しそうな息を吐く。

だが、彼女は止まらない。

その散弾銃から逃れる為に、蔵人へと真っ直ぐ突撃するつもりだった強襲ルートを変更し、蔵人の右側へと回避行動を取っていた。

それは、紫電がこの技を知っていたから出来た事。

咄嗟に銃口の方向を見て、安全地帯である蔵人の右側へと瞬時にルート変更をしたのだった。


いや、回避した訳じゃない。

紫電は回避すると同時に、しっかりと捉えていた。蔵人へと攻撃する道筋を。

散弾銃を撃ったばかりで、隙だらけの蔵人を、右側から舐める様に切り刻む。

その為に振るった5本の刃は、しかし、蔵人を斬り刻む前に、硬い何かに当たった。


「はぁ?」


紫電の声。

空気が抜けた様な、信じられないと言いたげな声。

彼女は目にした。そこに、蔵人が前に突き出していた右腕がある事を。

そして理解する。蔵人が、彼女に向かって右腕を構えている事を。


ヘルメット越しに、紫電の目が丸く開くのが見えた。

何故こちらを向いていると、問いかけているのが分かる。

そりゃ、俺が誘導したからな。

蔵人は、心の中で彼女に答える。


左腕で撃ったショットガン。これはワザと逃げ道を残していた。

彼女が右側に来るようにと、ワザと左寄りに放ったのだった。

ランパートも構えていないそこに、彼女は見事に誘い込まれた。

更に、ショットガンを撃った蔵人の体は、撃った反動で右側へと流れていた。

それ故に、蔵人は右腕を構えたまま、紫電を追うことが出来た。

そして、

終わりだ。


「ショットガン・ランパート!!」


蔵人の右腕が一様に膨れ上がり、貼り付けてあった全ての盾が、一気に破裂した。

先程の比ではない量の盾が、紫電に迫る。

至近距離。そして、超広範囲への攻撃。

幾ら驚異的な速度を持ち、ネコ科特有の柔軟な体を持つ紫電でも、その凶悪な弾丸を避ける事は出来なかった。

逃げきれないと本能で悟った彼女は、腕を前にクロスさせ、フィジカルブーストでの防御が精一杯であった。


そんな彼女の体に、無情な盾の礫が着弾した。


「がぁっ!」


強烈な弾丸を受けた紫電は、吹き飛ばされる。

空気を吐き出しながら、芝生の上を転がった。

まるで人形の様に、為す術もなく何度も転がり、壁際まで来た所で、漸く止まった。

紫黒の四肢を投げ出し、うつ伏せのままで動かない紫電。

観客達からの声も鳴り止んだ。彼女達は、何が起きたのか理解出来ず、ガヤガヤと不安げな声を(さえず)るだけだった。

そんな中、紫電の元に審判が駆け寄って来た。

審判は紫電の横に立つや否や顔を強ばらせ、ライトに向かって真っ直ぐに、手を挙げた。

その合図は、


『試合、しゅうりょおおおお!!』

「「「えぇええ!?」」」


放送の声に、紫黒の壁から悲鳴に近い声が上がる。

やがてそれは、悲痛な声に変わる。


「紫電さま…そんな…」

「勝てなかったの?あんなに、押していたのに…」

「もう少し、だったのに…」


ドヨドヨと動揺する紫電ファン。

その様子に、蔵人はただ彼女達を見守る。


今は理解が追いついていないが、きっと直ぐに、怨嗟の声を投げ掛けてくるだろう。

だが、それでも良い。

それだけ、彼女達が紫電を思ってくれている証拠であり、それだけの逆転劇を見せる事が出来たのだから。

Cランクの可能性を、示せた試合だったのだから。


蔵人は、胸を張って彼女達を見回わす。すると、

パチパチと、手を叩く音が聞こえた。

次いで、


「よくやった、よくやったぞ紫電!そして黒騎士!Cランクの枠を超えた、見事な試合だぁ!」

「ホントだよ!2人とも!凄く良い試合だった!私、感動で前が見えなかったよ!」


そんな声が聞こえた。

そこには、紫黒のプロテクターを着た集団。

その中で、一際大きな人と、金髪を逆立てた人がスタンディングオベーションを行っていた。

如月の音張さんと、米田さんだ。


そんな2人に釣られた様に、周囲からも拍手が生まれる。悲痛な呻き声が、徐々に賛辞の色に染まっていく。


「良い試合だったわ!」

「流石は黒騎士様!紫電様の永遠のライバルね!」

「感動をありがとう!黒騎士様!」

「おめでとう!黒騎士様!」


気付くと、紫黒の壁は再び大きなうねりとなっていた。

だが、その中に蔵人を縛る物はない。

純粋な、祝う気持ちだけが満ちていた。


そんな中、


「うぁっ!」

「きゃぁああ!!」

「「紫電さま!」」


観客の声。

蔵人がそれに振り返ると、そこには立ち上がろうと、片膝を着いた紫電がいた。

彼女はそのまま、ゆっくりと立ち上がり、こちらへと、1歩、1歩と弱々しく足を前に出す。

紫黒のプロテクターは、至る所に大穴を開け、フルフェイスだったヘルメットも、下半分のガラスが無くなっていた。


それでも、彼女はゆっくりとこちらに歩み寄って来る。

蔵人は、彼女の元に駆け寄りたい衝動に駆られながらも、グッと我慢する。

きっと、それは彼女の望む事では無い。

そう思って、蔵人は彼女を待った。


紫電は、あと1歩というところで、前のめりに倒れそうになった。

蔵人はそれを支えて、彼女の背中に腕を回した。


「紫電!」

「黒騎士…。また、俺の負けだな」

「結果はそうなった。だが、拳を交えた君なら分かる筈だ。この試合、どちらが勝ってもおかしくなかったと」


あと1歩、あと1手変わっていれば、こうして寄りかかっていたのは、紫電ではなく蔵人自身であっただろう。

それだけ、僅差の試合であった。

それだけ、彼女は近づいたのだ。


蔵人の問い掛けに、紫電は低い声で笑う。


「くっく。どう、だったよ、俺は、俺の技は」


紫電が、蔵人の肩越しに問いかけてきた。

それに、蔵人は大きく頷く。


「ただ、只々(ただただ)恐ろしかった。それが俺の、正直な思いだ」

「ふっ、そうかよ」


そう言った途端、彼女の体から力が抜けた。

蔵人は、拍手と黄色い声が巻き起こる会場の中で、暫くその豪雨に身を任せていた。

紫電戦、決着です。


「あ奴も言っていたが、僅差の戦い。どちらが勝者でもおかしくはなかった」


ま、まぁ、運営(しらゆり)の妨害がありましたし、まだまだ蔵人さんと日向さんの差は、大きい筈ですよ。


「それでも、日向嬢は確実に力を付けてきている」


そうですね。

3つのモードは、状況と相手に合わせられる強力なスタイルでした。

彼女も着実に、力を付けてきています。


「彼女"達"、だな」


たち?

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― 新着の感想 ―
本気で殴り合って、外野も何も関係ない熱い戦い……ホント好き
ふぅむ?良い試合、ではありましたが…何故頑なに竜鱗Ⅳを使わないんでしょうね?全身超硬質の鎧で覆えるあの技であれば、今の紫雷にも対応しやすかった筈なのに…情報を出来るだけ出さないようにしているのでしょう…
>「ショットガン・ランパート!!」 黒騎士の超広範囲技なんて披露したら、京都の葉っぱさんがトラウマを刺激され無様に這いつくばってしまう? ランパートの弾丸 → やわらか銃弾 → ダ○ダム弾と怖い事を…
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