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女尊男卑 ~女性ばかりが強いこの世界で、持たざる男が天を穿つ~  作者: イノセス
第6章〜激闘篇〜

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149話~何を観ていたの?~

8月23日。15時22分。

大阪特区、中央区WTC内に建てられた白亜の巨塔。

医療センター。

普段は施設内のアトラクションで怪我をした人達を診察する為の施設。

だが、今現在は多くの患者を内包しており、施設で働く医療関係者たちが慌ただしく行き交っていた。

その患者の多くは、ビッグゲームで負傷した学生達であった。


「田中さん!7号室の診察は終わったか!?」

「カウンセラーの鈴木さんに電話繋がんないんだけど?2号室の患者さんが待ってるぞ!」


男性医療スタッフの焦った声が飛び交う中、獅子王の進藤監督は重い足を引きずりながら、白い壁に囲まれた廊下を進んでいく。

どうも、男の園と言うのは落ち着かない。

進藤は普段よりも更に顔を険しくして、視線を下げながら歩く。

やがて、一つの扉の前で立ち止まる。

11号室。表札には、獅子吼の3文字が書かれていた。


「入るぞ」


軽くノックをした後に入室したが、帰ってくるのはドアを開けた際の小さな音だけ。

部屋の中は、殆どのベッドにカーテンが掛かっており、その中で選手達が休んでいることを示していた。


進藤は、声を出さないようにため息を吐いて、部屋の中へと入っていく。

そして、部屋の一番奥、唯一カーテンを開けてくれていたベッドの前で立ち止まる。

そこには、テレビにイヤフォンを突き刺して、ベッドの背もたれに体を預けている女の子が居た。


進藤は、その女の子に向かって、小さく手を上げた。


「北小路。調子はどうだ」

「ああ、監督。態々すんません。ウチは大丈夫ですわ。魔力も殆ど回復しとるし、明日はフルで出場出来ます」


イヤフォンを耳から外した北小路が、いつもの調子で返すので、進藤は硬かった表情を幾分か柔らかくし、安堵のため息をついた。


「そうか。お前だけでも出てくれるのなら、試合は何とかなるだろう」

「やっぱり、みんなはダメですか?」


少し悲しそうに聞く北小路に、進藤は視線を反らし、すぐ横のカーテンを、その中で眠っているだろう獅子王の選手達を見た。

彼女達は昨日、彩雲との戦闘で大きなダメージを負った。

怪我は直ぐに治ったのだが、未だに寝込んでしまっている。

医者からは、精神的に不安定な状況だと聞いている。

余程、怖い思いをしたのだろう。

あの時、ベンチに座る進藤まで、その異常な圧力に手が震えそうになったのだから。

あの真っ赤な大波が、全てを呑み込んでしまうかのような錯覚を覚えて。


進藤は、それを思い出しそうになり、小さく首を振る。


「全員ではない。だが、殆どの奴らはフル出場できないと思っておいてくれ。1軍のスタメンはお前と、柏崎、大西くらいだ。後は2軍から引っ張ってくる。悪いが1年も入れるぞ」

「1年ですか。黒騎士君みたいなんが入ってくれたら、ウチも楽できるんですけど」


軽口をたたく北小路に、しかし、進藤は視線を落としてしまう。

黒騎士。

その名前を聞くと、昨日の試合を思い出してしまう。


岩戸戦。黒騎士は左手を失ったままの状態で、岩戸のエースに牙を剥いた。

考えられない事だ。中学生がそんな大怪我をしたら、暫くは試合に出られないだろう。

彩雲戦で痛めつけられた、獅子王の1軍達のように。


だが、黒騎士は折れなかった。立ち止まらなかった。

血をまき散らしながらも、命を削りながらも、チームの為に戦い続け、そして、とうとう勝ってしまった。

CランクがAランクに、死の淵に立たされながらも勝ってしまったのだ。


あり得ない。

その映像を見た進藤は、何度も頭の中で反芻した。

今、目の前で起きている出来事が信じられなかった。

まるで、あの時の様に。

西片の報告を、眉唾物と切り捨てた時のように。


その時になって、初めて気づいた。

自分が、頑なに目を閉じてしまっていたという事に。

どんな時でも平常心で相手を見極めろ。そう選手達の前で偉そうに言った自分が、一番に心を惑わし、虚実に惑わされていた事に反省した。


そして、前を向いた。

晴明と戦う、黒騎士の姿をしっかりと見据えたのだった。


「北小路。明日の決勝戦だが、晴明は恐らく、久遠葉子を出さん」

「ウチらを随分と舐めとる。って、訳やないんでしょ?」


北小路の問いかけに、進藤はゆっくりと首を縦に落とす。


「我々が彩雲にやられた様に、晴明もまた、桜城に手酷くやられた」


正しくは、桜城の黒騎士に、だ。

昨日の桜城と晴明の準決勝。途中までは晴明が圧倒していた。

だが、後半に入ってすぐ、桜城の1年達が活躍し、晴明前線のペースを大いに乱した。


そして、そこに黒騎士が投入された。

一瞬で晴明の選手達を葬り、エースの久遠選手にも王手を掛けた黒騎士。

結果的には、タイムアップで晴明に軍配が上がったものの、最後の5分間は桜城が圧倒しており、黒騎士に最後まで攻められた久遠選手は、多大な恐怖を植え付けられた。


聞いた話に寄ると、久遠葉子は今でもあの試合の事を思い出してしまい、まともに寝られないらしい。

お陰で、魔力も殆ど回復しないのだとか。

睡眠不足だと、魔力の回復速度が遅くなると聞いた事があったが、本当の様だった。


「今でも魔力は殆ど貯まらず、食事もまともに摂っていないと聞く。少なくともスタメンでは出てくることは考え辛く、全く出てこない可能性も充分にある」

「なるほどですね。九尾が出てこんのやったら、ウチと2軍だけでも勝てますわ。せやけど…」

「うん?何か気になるのか?」


進藤の問いに、北小路は難しい顔で答える。


「なんで、久遠はそないな状態になってもベイルアウトされんかったんでしょう?普通やったら、九尾退かされた時点でテレポートするんやないです?ビビッて飯も喉通らんようになるんやったら、確実にベイルアウト案件や」

「うむ。それは儂も疑問に感じた」


進藤は胸の中の喜びを嚙みしめるように頷く。

流石は北小路だ。儂と同じ疑問を持つとは。

こいつが居たから、獅子吼は道を間違わず、相手を見誤らなかった。

進藤は、北小路の熱心な瞳に、一つ頷く。


「こいつは人から聞いた話だが、どうも久遠選手がここまで衰弱する未来を、運営側も把握できんかったらしい」

「それは、未来予知が外れた言うんですか?確かあれは、複数人のAランクプロディクションが見とって、外れるなんて殆どないって話だったですやん」

「ああ、そうだ。だが、黒騎士の未来だけは、どうしても見えない…いや、別の未来が見えてしまうらしい」

「別の…未来?」

「儂も、そこまでは聞かせて貰えんかった。だが、岩戸戦でも同じような事が起きている。黒騎士は腕が斬られてからテレポートさせられそうになっているからな。あれは、奴の未来が見えなかったから、テレポーターがマニュアルに則って動いたらしい」


そうでなければ、あのように及び腰なベイルアウト対応にならないだろう。

藤浪選手のベイルアウトだって、水龍が突破された時に行うべきであった。下手をすると、久遠選手と同じような道を辿ったかも知れないのだから。

黒騎士に対しては、見たい未来が見えない。それ故に、彼と彼に対峙する者には後手後手な対応となってしまう。

これが何を意味するのか、話を聞いた進藤には到底理解できなかった。

だから、


「どちらにせよ、久遠選手の脅威はない。黒騎士のお陰でな。決勝戦は確実に、勝ちに行くぞ」


進藤の幾分明るくなった発言に、しかし、北小路は少し悲しそうな目をして、テレビの方を向く。

そこでは、昨日のビッグゲームのハイライトを流しており、解説者が何やら喋っている様だった。


「ホンマに、黒騎士君のお陰ですわ。もしも女狐が元気やったら、3連覇は相当キツかったやろうし」


北小路が、その時初めて、作り笑いを引っ込める。


「もしも桜城が相手やったら、ウチら負けとった」


北小路の暗い発言に、進藤は目を釣り上げる。

だが、何も言わなかった。

ここで怒ったり、激励しても意味が無いと思ったから。

進藤自身も、北小路と同じ考えを抱いてしまっていたからだ。

口先だけで怒り上げたとしても、北小路には通用しないだろう。


だから進藤は、黙って北小路を見つめ、彼女が真剣に見ているテレビに視線を移した。

画面の向こう側では、昨日から何度も観た光景が広がっていた。

傷だらけの騎士が、九尾の化け狐を貫こうとしている場面だった。


〈◆〉


同時刻。

来週には夏休みが終わってしまうという、ちょっぴり寂しさを感じる今日この頃。

職員棟の階段を昇る度に、紅葉した木々の様に赤い髪の毛をピョンピョン跳ねさせながら、飛鳥井紅葉はステップを踏んでいた。

午前中から始まったチーム部の練習は、お昼を少し過ぎた時間には終わっていた。

でも、私達1年生は、その後の後片付けがあったので、こんな時間になってしまった。


と言っても、掃除は直ぐに終わっていて、その後の自主練で遊び過ぎたのが原因だ。

先輩達がみんな帰ってしまって、1年生だけになったから、少し気持ちが大きくなってしまった。

先生に怒られたりしないかな?と、私は心配になり、手に持っていた部室棟のカギを握りしめる。


「失礼します…」


私が静かに職員棟の教員室に入ると、そこには先生たちの姿が無かった。

誰もいない机の上には、いっぱいの書物と、赤いマークがついた書類が積み上がっていた。

もしかして、これ、補習を受けた人達の答案用紙だろうか?


気になって、そちらの方をチラチラ見ていると、


「「「おぉおお~…」」」


と言う、大人たちの声が聞こえた。

私はビックリして、飛び上がってしまった。

だって、怒られると思ったから。

でも、声のした方を見ると、先生たちは私の方を見て声を上げた訳ではなかった。

壁際に設置されている、大きなテレビモニターを見ていた。


何だろう?みんな集まって、何か楽しい映画でも見ているのかな?

私は、ちょっと心を躍らせて、先生たちの隙間からテレビ画面を見ようとする。

すると、


『では、現場の倉橋さん。そちらの状況を伝えてもらってよろしいでしょうか?』


スーツをビシッと着こなした女性の姿が見えた。

なんだ。ただのニュースか。

私は、ちょっとだけ心を沈ませる。

なんで大人って、ニュースが好きなんだろう。政府がどうのとか、経済がどうのって言われても、全く分からないよ。凶悪な事件や事故が起きたりしたら、ただ怖いだけだし。


私はソロソロと、先生たちの集まりから身を引く。

でもその時、テレビから気になる言葉が漏れ聞こえてきて、私は下がっていた足を止める。


『全国中等部ファランクス大会も大詰めです!昨日は準々決勝と準決勝が行われ、明日には決勝と3位決定戦が予定されています!』


ファランクス。

この前、天隆の先輩達が負けてしまった大会だ。

そして、通学路で会った巻島君達も参加している大会。

一昨日見たテレビでは、関東の学校が勝ち進んでいると盛り上がっていたけれど、昨日はどうだったのかな?

私は、テレビに熱い視線を送り直す。


『準々決勝。関東大会2位の如月と、九州1位の彩雲中学が対戦しました。試合は開始から乱戦となり、両校数多(あまた)のベイルアウト者を出しました。その中でも、紫電選手の活躍は目覚しく、全日本Bランク8位の鮮血選手相手に、互角の勝負を繰り広げました。最後は、紫電選手の魔力切れという、ランクの壁が立ちはだかった1戦でしたが、九州1位を相手に、大健闘と言えるでしょう』


そうなんだ。関東はみんな負けちゃったんだ。

私は悲しい気持ちになり、下を向いてしまった。


『これで、残る東日本校は1校となったんですよね?倉橋さん』


えっ?まだ勝ち残っているの?

私はキャスターさんの声で、ハッと顔を上げる。

そこには、明るい笑顔のリポーターさんが居た。


『はい!勝ち進んでいたもう1校、桜坂ですが。なんと、3回戦の相手、岩戸中を下し、準決勝へと駒を進めました。その試合で活躍したのは、桜坂の96番。Cランクの黒騎士選手です。関東大会で紫電選手とも渡り合った彼ですが、なんと、岩戸のAランクを相手取り、見事に勝利してしまいました!』


興奮気味に話すリポーターさんの言葉と並行し、試合動画が流れる。

でも、よく分からない。

肝心の黒騎士さんが、殆どモザイクが掛かってしまい、大量の水を掻き分けている事しか分からなかった。


私が、何とかモザイクの中を見透かそうと、目をギュッとすぼめていると、


「なにしてるの?紅葉」


突然、後ろで声がして、私は30cmくらい飛び上がってしまった。

着地して後ろを振り返ると、呆れ顔のソフィアちゃんが立っていた。


「そ、ソフィアちゃん。ど、どうしたの?」

「それはこっちのセリフよ。鍵を返すだけなのに、なかなか帰って来ないから様子を見に来たのよ」

「あっ、ごめん…」


そうだ。ソフィアちゃんと帰る約束をしていたのに、すっかり忘れちゃってた。

私が小さくなって謝ると、ソフィアちゃんは私の隣に並んで、テレビを眺めた。


「何を観ていたの?」

「あっ、えっとね。ファランクスの全国大会で、桜城が勝ってて、黒騎士さんって人が活躍してて」

「黒騎士?」


ソフィアちゃんがこちらを見て、首を傾げ、またテレビに視線を戻す。

私もテレビを見る。すると、着物を着たキレイな人達と、大勢の動物さん達が、一斉に駆け出した所だった。

その動物さん達が、一斉に弾けた。

えっ?


『黒騎士選手が放った盾の弾丸に、妖狐選手の幻獣軍団は一網打尽となりました。堪らず、空へと退避する妖狐選手。ですが!』

「っ!?」


その次に映った映像に、私は息を吞んだ。

ボロボロの鎧を着た人が、空を飛んだのだ。

背中に付けた、カブトムシの様な翼。

透明で、太陽光を反射する綺麗な翼。

その翼は…。


「まき、しま君」


あの通学路で出会った男の子。その子の背中にあった翼と、瓜二つ。

それが、画面の中で煌めいている。

男の子と言われている、桜城の黒騎士の背中に。


彼以外、有り得なかった。

彼が、巻島君が出場している。

全国という、夢の大舞台に。

黒騎士という仮面を着けて、大活躍している。

信じられなかった。

だって彼は、男の子だ。

この前会話した、あの優しそうな男の子が試合に出て、こうして戦っている。

まるで、夢の様だ…。

ここが、現実じゃないみたい。


「紅葉?紅葉どうしたの?」


ソフィアちゃんが、私を覗き込む。

私を、心配してくれたんだ。


「あっ、ごめん、ソフィアちゃん。あの子、黒騎士君と、私会ったことがあってね」

「えっ?」


ソフィアちゃんの視線が鋭くなり、私を見た後、テレビを睨みつけた。

テレビでは、大きなキツネさんが出てきて、巻島君が盾を回して攻撃していた。

凄い。Aランクと渡り合ってる。

夢じゃない。現実なんだ。


結局、試合は負けてしまった桜城。

でも、テレビの人達も大絶賛していたし、先生達も興奮気味に桜城の事を話していた。

向こうの先生と、仲がいい先生もいるみたい。連絡を取ってみるって嬉しそうに言っていた。

私も、今度巻島君に会ったら、ちゃんとお祝いしなくちゃ。

全国大会、凄かったねって。

雑用なんて言っちゃって、ごめんねって。


「ごめんね、ソフィアちゃん。もう鍵も返したから帰ろう」

「……」

「ソフィアちゃん?」


何でだろう?話し掛けても、ソフィアちゃんが反応してくれない。

私が、いつの間にか男の子と知り合ったのに怒ったのかな?

そう思って覗いた彼女の顔は、

ビックリするくらい、青くなっていた。


「ど、どしたの!?ソフィアちゃん!」


私の大声に、ようやくこちらを向いてくれたソフィアちゃん。

でも、表情は怖い。

私の顔をじっと見詰めて、聞いてきた。


「紅葉。今の人、黒騎士を見て何も感じないの?」

「えっ?えっと、凄かった…とか?」


私の答えに、ソフィアちゃんはゆっくりと首を振る。


「そうじゃないわ紅葉。思い出して。私達も見ている筈よ、あの技を。盾を高速回転して、防御を貫くあの技を。川崎フロストで対戦した時に、私達の直ぐ目の前まで迫って来たでしょ?」

「えっ?…えっ!ま、待ってソフィアちゃん…それって…その人って」


私が声を詰まらせていると、ソフィアちゃんは小さく頷き、囁いた。


「あれは、龍鱗の技よ」

ソフィアさんには、龍鱗であることがバレそうですね。

そして、進藤監督が入手した情報。主人公に対しては、未来が見えないとは、一体どういう事でしょうか?


「それについては、我の口からは言えん」


そうですか…。

では、私の考察を。

主人公に対しては、命さんの水占いでも暗い未来が見えていましたね。

随分と昔ですが、流子さんが見させた未来予知でも、違う未来が見えていました。

主人公の過去が壮絶だったから、そちらに引っ張られたのでしょうか?

でもそれでは、流子さんの未来予知者が見た未来の説明が付きません。


「………」


…本当に、だんまりを決め込んでますよ、この方。

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― 新着の感想 ―
[一言] 「あ奴が本来持つ力は我の影響を強く受けている。故に強力であり、使えば世界に歪みを生じる」 なら、スペックダウンした身体を要求するとか余計な足枷にしかならないと思います、黒戸君何考えてるんだ…
[一言] >「それは、未来予知が外れた言うんですか?確かあれは、複数人のAランクプロディクションが見とって、外れるなんて殆どないって話だったですやん」 これ、逆にアカシックレコードとかにアクセスする…
[一言] これ、3位決定戦の方が盛り上がり、決勝が体たらくだったら観客はクレーム出しそう。 そして運営も困るかもw 黒騎士はまだMVPも狙えるしもう十分爪痕を残したので、これからは対バグの為に派閥形…
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