表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/7

上陸!時間の無駄使い!


陸を目指して飛び続けること、約5分。

ふたりは陸に到着していた。

白く美しい砂浜に降り立ったふたりは、ぐるりと辺りを見渡した。


「さってと、とりあえずお城を探そうか……と思ったんだけど」


少女が見上げた先には、おとぎ話そのままに大きなお城が建っていた。

海の目と鼻の先に。


「探す必要もなかったな」

「うん。人魚姫ちゃんはもうお城かな?」


スキップでもしそうな程上機嫌に城に向かって行く少女に、青年はふと気になっていたことをたずねた。


「今回はどこが気に入らなかったんだ?」

「王子死ね」


青年は、即座に返ってきた答えにポカリと口を開けた。


「……………は?」

「命の恩人すらわからない馬鹿は死ね」

「……………へ?」

「人魚姫ちゃんを説得して王子を刺させる」


少女の言葉に返す言葉が見つからずに口を閉ざした青年をしり目に、少女はつらつらと自分の意見を述べていく。


「……いや、無理じゃないか?王子を刺せなかったからこそ泡になったわけだし」

「じゃあ、私が殺る」


はっきりと言った少女の言葉に、青年はピシリと固まり、ダラダラと冷や汗を流す。


その後、青年の必死の説得により王子の殺害は阻止。

王子に恩人は人魚姫だと気付かせる方向で話はまとまった。


だが、この時点で時刻は既に深夜になっており行動は明日からと言うことになった。


そして青年は知らない。

この必死の説得も少女には余り意味をなしていないことを。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ