表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
楽しくない、ゲームのススメ ~世界で イチバン 過酷な場所で、ぼくと君は~  作者: YOUKAN


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1190/1190

だからアタシはだめなんだ

全体の登場人物は、下のアドレスへ飛んでいただけると、助かります。


https://ncode.syosetu.com/n7465gz/1/


分からない人物がいたら、恐れ入りますが、飛んだ先で、サイト内検索をして拾って頂ければ、出てきます。


まだ載ってない人物もいるので、順次増やしていきます。


よろしくお願いします。(* .ˬ.))





《登場人物》


 林堂 凜


 主人公。 小6、男。


 幼なじみを護るため、父から、戦闘訓練を受けて育った。

任天堂Switch 大乱闘スマッシュブラザーズが学校一うまい。



ジャスミン(ジャス子)


小5、女。アメリカ人。スマブラ・チーム戦、大阪大会の決勝で出会った。紆余曲折を経て、主人公を好きになる。



ローズ(ローザ)


ジャスミンの母。CIAの職員。破天荒で陽気な性格。


氷室 メグ


小5、女。芸能事務所の娘で、女優。主人公と、市街戦をくぐり抜けた。主人公が好き。


里佳(鈴木)


メグの母。芸能事務所のメイクアーティスト。



エヴァ


すももの母で、シングルマザー。ロシア人。スナックを経営していた。


すもも


主人公と同居することになった。眠そうな半眼と赤髪ロングが特徴の美少女。

北朝鮮・支配者一族と、ロシア人ダンサーの間に生まれ、富田林学園に軟禁されていた。



山田


ジャスミンが宿泊しているホテルのコンシェルジュ。

自衛隊秘密組織、『別班』を指揮する。


刈谷 麻美


山田の主治医。腕利きの外科医で、四〇過ぎの美女だが、酒飲みでポンコツ。


本部長


自衛隊・大阪本部長。山田より偉い。四〇過ぎに思えるが、もう少し若く見える。




黒沢二佐(目ん玉繋がり)


別班の隊長代理。本来の隊長である、山田が不在なため。


主人公達ごと、抹殺を企む。


ほのか


すももと同じく、北朝鮮・支配者一族の血を引いている。学園に軟禁されていたが、逃走に成功、現在は、身を隠している。



ニセ・ほのか(温水 ぬくみず:抜くビッチ)


ものべに雇われた、役者。元々は、メグの事務所にいたが、素行が悪くて、退所。


ものべ


主人公たちの通う、私立・あおせ小学校の校長。

色々と間違っている、教育者。



梁 梨花リャン・リーファ 


 小6、女。台湾人と日本人のハーフ。主人公の幼馴染で、相棒。主人公が好き。

民間軍事会社・イージス・システムの社長である、父を持つ。


香咲こうさき ナディア=マフディー


小6、女。パキスタンと日本人のハーフ。主人公と同じ学校。主人公が好き。


ジャスミン・マーカス


アメリカ人。小5。女。

スマブラ団体戦・大阪大会、決勝の相手チームだった。

紆余曲折を経て、主人公が大好きになる。 





五代珠乃(タマ:店長)


小6、女。リーファの宿敵である、犯罪組織、HAZEの創設者を、経歴上の父に持つ。

朝鮮語に堪能。下品で、勇敢な、拗らせ美少女。主人公が好き


 エディ・田中(五代)(ジョーカー)


 五代珠乃の、血の繋がらない父。犯罪組織、HAZEの創始者。北朝鮮の工作員。

 ヤクザ、中国マフィア、警察に追われていた。梁家を付け狙い、その関連で、主人公たちと関連する人物を無差別に襲っていたが、現在は休戦中。




 マフディ=ヨシヒコ(パンサー)


 ナディアの父。パキスタン、バロチスタン地方の豪族。元、パキスタン特殊作戦群隊員。神の声が聞こえるギャンブラーでもある。


ジェーン

 

梁の相棒。伝説の工作員。主人公の父でもある。


キム

北の上級工作員。学園に於ける、影の責任者。


______


地名など


富田林学園(学園)

表向きは、韓国系財閥の経営する、小中高一貫校。実際は、北朝鮮が経営する、スパイ養成学校。


伽藍町

沖縄・那覇にある、家出した未成年達を受け入れる、違法な集落。






 ローズはビールの入った缶を机に叩きつけた。


 好きな銘柄のASAHI、黄金色の液体が、元気よくスプラッシュ。


 両手を広げ、朗々と叫ぶ。


「……そもそもよ? すっごく怖いパパにシゴかれて、『愛する者の為に死ね』って育てられたんでしょ? だから、里佳の家で、『ぼくはここにいる誰かのために死ぬ。この中で真っ先に死ぬのは俺だ。オマエラじゃない』って、傷だらけのまま言った時……」


 ぞくぞくした顔で、自分自身を抱くローズ。


 「ガールズたちが、超・ウラヤマシかった! ローズだったら、誰を蹴落としてでも、ぜったいステディにしちゃう」


 普段は絶対口にしない、チョコを忙しなくパクついている里佳。勢い込んで、テーブルを叩く。


「それ! それよ! メグの護衛を頼んだ時も、『僕が護ってやる。万一の時は、オマエがケガする代わりに、俺がケガしてやる』って…… あんなのズルい! ズルいわ!」


 ねー、と小首を傾げる二人。


 さっきまでの悲壮感は、30分以上に渡る、愚痴と気づき、推し(林堂くん)がどれだけ、魅力的か、というのろけで吹き飛んだ。



 ……モニターの並んだ、監視室。


 昼はとっくに回ってる。


 陽の高いうちから、ガンガン、アルコールを流し込む二人。


 ものべは、向かいの席に座り、黙ってメモを取っている。


 最初は内容が気になったが、出されるものがお茶から、『お歳暮で、もらったものですが、飲まないのでよかったら』と、銀色の缶になったあたりから、どうでもよくなった。


 几帳面で、潔癖症のものべが、お菓子を出したり酒を出したりする、違和感もだ。


 だが、お陰で二人の意見は一致した。



 年端もいかない、子供に入れあげた理由。



 ひとつ。


 単純にかわいいから。


 見た目だけじゃなく、性格も、甘えるしぐさもなにもかも。


 

 ふたつ。


 魔法の様な洞察力。


 自分たちみたいな、大人にはこっちの方が大事。


 違う。少女たちも、みいんな、ソレにヤラれたのだ。


 彼は、それを使って、ガールズや自分たちを、孤独から救ってくれた。

 


 みっつ。


 自分の身をかえりみない、武士道、騎士道の理想形。


 こんな男に会ったことがない。


 銃弾の飛び交う世界にいる、ローズでさえ。


 無数の美男が行きかう、芸能界で働く、里佳でさえ。

 


 よっつ。


 優しくしてくれるけど、どの女にも、興味がない。


 みんながおかしくなる原因は、これだろう。


 自分に興味を示さない上、他の女たちが力業で狙ってるって事実が、焦りを加速させるのだ。


 彼の周りにいる美女、美少女、全員、フラれたことがないから、打たれ弱いってとこも原……因……。

 


 あれ?


 いつの間にか、机に突っ伏して、眠っている里佳。


 ぐらつく視界。


 これじゃまるで……。


 手帳を閉じたものべが、ぼそりと言った。


「やっと【G】が利いてきましたか」


 浮ついた気分が、わずかなタイムラグの後に吹っ飛ぶ。


 シット、やっぱり。


 飲み物に混ぜられてたんだ。


 缶に入ったビールだから、油断してた。


「何を……」


 そう呟きながらも、身体が言うことをきかない。


「しゃーなし聞いてた、あなたたちの、くだらないグチのお陰で押してますが……」


 柱時計を見上げていたものべが、とうとう、椅子に腰を落としてしまったローズに向かって薄く笑う。


「始めましょうか、罰ゲーム?」


 机にのばした腕に、落ちた自分の横顔。


 GHBの強烈さよ。


 里佳、よくこんな状態で彼に抵抗できたわね?


「鈴木さん、先に眠っちゃったので、あなたから伝えといてください」

 


 核弾頭が降って来た。

 


 「例えば、あなたの元・夫が、鈴木さんの娘(メグ)に薬を飲ませて、同じことをしたとこ、想像してください……」


 


 遠ざかる意識の中、脳裏を遠雷が走る。


 


「今まで、さんざか並べて来た御託で……許せます?」


 


 ……重い身体。動かないまま、涙だけが流れた。

 


 許せるわけがない。


 多分、聞いた瞬間、彼を撃つ。



 そうさせるのは多分……


 理屈じゃない。生理的な嫌悪だ。



 笑ってしまった。


 今まで、何言ってたんだろ、ゴキゲンで。


 恥で体が熱くなる。



 だからアタシはだめなんだ


 

「ね…… 殺して…… お願いよ」



 返事は、はっはっはっ、という、朗らかな笑い声。


「まさか。言ったでしょ?『罰ゲームは、苛烈なものになる』って…… 娘さんたち、呼びますね」



 やっぱり。


 

 ……いったい、コイツはなんなんだ?


 持ち上げたり、落としたり……


 憎い。


 コイツを殺してやりたい。


 「地獄に……」



 「落ちましょ…… 3人で」



 ……チクショウ。


 アタシと里佳と……


 もうひとり?


 誰?


 凜?


 それとも……



 遠ざかっていく意識の中、ものべの声がフェードアウトしていく。



 「彼女たちに詰められた時、鈴木さんと二人でこう言ってください。『座った……』」


 


 


【毎週火・木は更新お休みします】


(* .ˬ.)) 今日も、お付き合い頂き、ありがとうございます。


深夜0時過ぎ、週五更新を目標にしてます。


宜しくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ