表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1040/1078

お疲れ様でーす


全体の登場人物は、下のアドレスへ飛んでいただけると、助かります。


https://ncode.syosetu.com/n7465gz/1/


分からない人物がいたら、恐れ入りますが、飛んだ先で、サイト内検索をして拾って頂ければ、出てきます。


まだ載ってない人物もいるので、順次増やしていきます。


よろしくお願いします。(* .ˬ.))





《登場人物》


 林堂 凜


 主人公。 小6、男。


 幼なじみを護るため、父から、戦闘訓練を受けて育った。

任天堂Switch 大乱闘スマッシュブラザーズが学校一うまい。


エヴァ


すももの母で、シングルマザー。ロシア人。スナックを経営していた。


すもも


主人公と同居することになった。眠そうな半眼と赤髪ロングが特徴の美少女。

北朝鮮・支配者一族と、ロシア人ダンサーの間に生まれ、富田林学園に軟禁されていた。



ほのか


すももと同じく、北朝鮮・支配者一族の血を引いている。学園に軟禁されていたが、逃走に成功、現在は、身を隠している。



ニセ・ほのか(温水 ぬくみず:抜くビッチ)


ものべに雇われた、役者。元々は、メグの事務所にいたが、素行が悪くて、退所。


ものべ


主人公たちの通う、私立・あおせ小学校の校長。

色々と間違っている、教育者。



梁 梨花リャン・リーファ 


 小6、女。台湾人と日本人のハーフ。主人公の幼馴染で、相棒。主人公が好き。

民間軍事会社・イージス・システムの社長である、父を持つ。


香咲こうさき ナディア=マフディー


小6、女。パキスタンと日本人のハーフ。主人公と同じ学校。主人公が好き。


ジャスミン・マーカス


アメリカ人。小5。女。

スマブラ団体戦・大阪大会、決勝の相手チームだった。

紆余曲折を経て、主人公が大好きになる。 



氷室 メグ


小5、女。女優志望。主人公と、市街戦をくぐり抜けた。主人公が好き。


五代珠乃(タマ:店長)


小6、女。リーファの宿敵である、犯罪組織、HAZEの創設者を、経歴上の父に持つ。

朝鮮語に堪能。下品で、勇敢な、拗らせ美少女。主人公が好き


 エディ・田中(五代)(ジョーカー)


 五代珠乃の、血の繋がらない父。犯罪組織、HAZEの創始者。北朝鮮の工作員。

 ヤクザ、中国マフィア、警察に追われていた。梁家を付け狙い、その関連で、主人公たちと関連する人物を無差別に襲っていたが、現在は休戦中。




 マフディ=ヨシヒコ(パンサー)


 ナディアの父。パキスタン、バロチスタン地方の豪族。元、パキスタン特殊作戦群隊員。神の声が聞こえるギャンブラーでもある。


ジェーン

 

梁の相棒。伝説の工作員。主人公の父でもある。


山田


ジャスミンが宿泊しているホテルのコンシェルジュ。

自衛隊秘密組織、『別班』を指揮する。



キム

北の上級工作員。学園に於ける、影の責任者。


______


地名など


富田林学園(学園)

表向きは、韓国系財閥の経営する、小中高一貫校。実際は、北朝鮮が経営する、スパイ養成学校。


伽藍町

沖縄・那覇にある、家出した未成年達を受け入れる、違法な集落。




 鳴り響く着信音に、一瞬皆が言葉を途切らす。


 ハスマイラが業務用のスマホを、テーブルから取り上げた。

 

「……ボス、王からッス。モニターに繋ぎます」


 PCのLINEをクリック、四〇インチモニターに、スキンヘッドの大男が現れた。

 

 背後には、我が社のエンブレム。


 東大阪本社の、会議室だ。


 いつもの落ち着いた喋り方だが、付き合いの長い俺には分かった。

 最古参の部下は、かなり焦っている。


「おはようございます。いのりちゃんから、緊急の話があるそうです」


「……いのり?」


 林堂君が、不審げに呟いた。


 それに答えたのは、全身一部の隙もなく、ブランド物でキメた、ナディア君だった。


 まあ、他の少女たちも、どこに隠してたんだ、コイツらって勝負服をフル装備してる訳だが。


「凛のスマホで、うちに連絡とって来たんじゃ。いのり、物部からの報酬を、凛の位置情報と引き換えにしての」


「は…… 何だよ、ソレ!?」


 悲鳴をあげ、モニターとナディアを見比べる、林堂君。


 私は補足した。金で簡単に、位置情報が買えたと思われたら、彼女が浮かばれない。


「『ものべの嫌いな犬の名は?』とか、どうしようもない、【質問一〇個に回答できたら】、という条件付きでな…… 」


 呆然と私を見つめる、長髪の少年。


 香港映画スターの様な外観に、娘達がヒーヒー言ってるのを無視して、私は付け加える。


「彼女は、絶対に折れなかった…… さすが、【聖バルバラ】の生徒だ」


「「「「「「うっわ…… 」」」」」」


 少女達が一様に顰めっ面で、私へ白い視線を向ける。


 なんで、エヴァまで混じってる?


「えっと…… 割と急いでるんですが」


 王の済まなさそうな声で我に帰る。


 『いのりちゃんに、別班との関係を質問されて…… 私の判断で話せる所までは話しましたが……ここからは、ボスにお任せします』


 カメラの画像が流れたかと思うと、オーバルデスクに囲まれた空間に立つ、いのり君が現れた。


 驚いた。


 パールのイヤリングが光る、大胆なカットのスカート。

 軽く腰に当てた手、軽く引き結んだ唇。


 カメラ慣れした、モデルそのものだ。

 確か、体調悪かったよな?


 「……これ、固定カメラだったッスよね?」


 「じゃ、んだよ、あの計算バッチリなアングルと、モデル立ち? イラン事、教えてんじゃねえよ、お前の事務所?」


 「うっさいワ、まな板…… ビッチの分際で、ムダにこなれてるトコ、ムカつくデス……」


 カツ、カツ、と響く、サンダルのヒール。


 一歩ごとに、寄っていく柳眉と、ナチュラルメイクの顔に、盛り上がる涙。


 その表情を追いながら、アップになっていくカメラワーク。


「……あなたの部下、カメラもやるの? 固定カメラって言ってなかった?」


「すもものママ……叔父()さん、お人好しだから、練習させられたんだよ」


 カメラ越し、見つめ合う、いのりくんと林堂君。


 「……何、やってんだよ、いのりさん」


 涙を流して微笑む、いのりくん。


 『無事だったんだね、凛…… さん付けいらない』

 

 可憐だ。

 計算されつくしてはいるが。


 恥ずかしそうに、伏せられた目。

 赤毛は染め直され、セットもバッチリ、さすがプロ。


 『今日会えるなんて、思わなかったから…… もう少し可愛くできるんだゾ?』


 「どの口が言うとるんじゃ、クサレ子役……」


 「ナディア……すもも、 突っ込んどいた方がええん?」


 『あの…… 』


 『あ、巻いてる? 王さん、お疲れ様でーす」


「「「「「死んどけ、ビッチ」」」」」


 営業モードに豹変、ペコペコするいのりくんに、吐き捨てる少女達。

 顔にタテセン入れてる林堂君。


 どこが、緊急なんだ?


 キレそうになる、私に向かい、真剣な眼を向けるいのり君。

 

 『お待たせしました…… 橘さん、別班との関係をお聞きしたくて』


 いや、マジで待ったんだが。

 

 まあいい。聖バルバラだしな。


「その前に……君はどこまで私たちのことを知っている?」


「橘さんが、イージスシステムの社長で、公安にテロリスト指定されてることぐらいは…… 私の情報源からです、王さんは何も言ってません」


 思わず苦笑する。

 

 もう、笑うしかねえだろう


「班長の山田とは因縁があって、私を殺したがっている。使い途があるって事で、色々黙認されてきたが……」


 『ごめんなさい、失礼な事を言いますね。使い終わって、因縁のある班長が指揮不能…… 今回の事件、大規模すぎて、防衛大臣にまで、情報は上がっています…… 』


 その言葉の意味を把握した途端、背筋に冷たいものが走る。


 『現在、別班の指揮権…… まだ山田という人に、あるとは考えにくい』


 その通りだ。


 『なら…… フツーに考えたら、どうするでしょう?』


 山田が、私を官憲に売らないのは、自分の手で殺したいからだ。


 今は…… 間違いなくリーファへの、つまり孫への情がある。


 それが無い連中に、指揮権が渡れば。


 「逮捕…… 口封じ…… ハスマイラ、ローズに連絡はつかないか? CIAからの情報が欲しい」


 『学園とグルだった、富田林市長や、警察署長が、身代わりを探しています』


 淡々とした物言いに、少なからず、イラついた。


 自分の知らない、情報をアタリマエの様に口にされれば、神経がささくれもする。

 

 「なるほど、時間はなさそうだな…… 嫌味に聞こえない事を願うが、君は私の会社が心配で、連絡して来た訳では無いだろう?」


 『プランティング』


 いのり君の一言。


 言葉に詰まる私。

 


 「……何の事だ?」




 




【毎週火・木は更新お休みします】


(* .ˬ.)) 今日も、お付き合い頂き、ありがとうございます。


深夜0時過ぎ、週五更新を目標にしてます。


宜しくお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ