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異能力者の無双  作者: 本宮伊賀
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始まりの事件

新規一転新たに物語を書きたくなりました。不定期更新ですが、頑張りますのでよろしくお願いします。

 あの隕石の落ちた日、世界の法則が根底から覆された。


 太平洋に落ちた超大型隕石は水面に着水したと同時に周辺地域を崩壊させた。死者はおよそ3万とされている。


 隕石の主成分は不明。内部からは未知のエネルギーが放出されていることがわかった。幸い、未知のエネルギーが原因の人的被害はすぐには出ていなかった。


 数年後、人が火を放つという前代未聞の事件が起きた。その事件が起きてからは、同じような現象が幾度となく起こってきた。このような現象の調査が進むにつれ、ある共通点が浮き出てきた。それは......


 隕石のエネルギーをその身に受けていることだった。


 しかも、この現象は人によって起こる現象が違っていた。火を放つ者、水を放出する者、風を引き起こす者、地形を変化される者......


 その現象はやがて人間が操るようになり、「魔法」という技術が生まれた。


 だが、これまでの現象のように個人差があった。自分の中にあるエネルギーの量がどこまでの魔法を出せるかに比例していた。


 魔法には属性というものがある。複数の属性持つ者、一つしか扱えない者、また、属性にとらわれない力を使うもの、様々だった。さらには、隕石のエネルギーを受けてなお、何一つの属性も持たない者もいた。そのような者は剣術や格闘術を覚えていった。といっても大体のものは魔法が使えるので、人数の割合は9:1の割合だ。


 そして、時間が流れ、魔法がある日常が当たり前になった。


 まれに他の者とは違い、常人以上の力の持ち主が存在する。それが異能力者と呼ばれる人だ。


 そして、俺も異能力者だ。


 俺の両親は誰なのかわからず、親のいない中学生以下の異能力者は国が管理し、育てることになっている。だが異能力者はそこまで多くはなく、高校入学までは望月紅葉(もちづきもみじ)という人が俺を育ててくれた。別に悲しくはない。だが、小中とともに学校に行けなかった。故に友達や同年代の知り合いが誰一人としていない。その俺が高校に通うことになった。


 もちろん普通の学校じゃない。一般的な高校で習うような授業や魔法、剣術など、全て学ぶことのできる学校だ。


 クラスはAからEまである。クラスごとの強さは均等に振られる。俺はCクラスだ。


 この学校の入試試験での首席さんは俺と同じCクラスらしい。俺は異能力者であっても本気を出すつもりはなく、何事もなく平均くらいの実力でいたいから首席にはならなかった。ちなみに首席と二位の差は大きいらしく天才と言われているらしい。


 そして、春、新たな新入生として国立戦闘教育学園に、五十嵐いがらし かいは新たな一歩を踏み出した。

読んでくださりありがとうございました。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 基盤がしっかりしており、初めてライトノベルを読む方でも読みやすいと思いました! 先が気になるような終わり方も更にGOODです! [気になる点] まだ小説の書き方が上手くできていませんね………
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