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とあるなろう作家がフジテレビ系クイズ番組「99人の壁」にチャレンジした実録体験記的エッセイです

 はじめましての方ははじめまして。そうでない方はご無沙汰しております。

 Swindと書いてスインドと申します。

 名古屋とごはんと名古屋めしを題材に小説やらレシピ本やらを描いているおにぎり系物書きです。


 さて、本日4月27日はSwind史上でも記念すべき日となりました。


 実は、本日フジテレビ系にて放送されました「超逆境クイズバトル・99人の壁」にて、とうとうセンターに立つことが出来ました!

 5回目のチャレンジにて、ようやくのセンター行きです!


 ということで、こんな機会はめったにないということで、「挑戦記」としてまとめました。


 実は今回放送分の収録当日は「風邪の治りかけ」というあまり良くないコンディション。

 風邪薬も飲んでいて、本調子ではありませんでした。


 しかし、収録に臨む以上は待ったなし。鼻が詰まって乾きがちな口を潤しながらのチャレンジです。


 今回指定された番号は「43番」。東の壁3段目の通路サイドということで佐藤二朗さんやゲストチャレンジャーが出てくる場所が近かったのが最初のうれしかったポイントですね。

 ただ、この席からだとモニターがちょっと見づらいのが難点でした(汗


 収録も5回目となれば手慣れたものです。席について前説に笑っているうちに本番スタートなりました。


 くじ引きで選ばれる最初のチャレンジャーですが、選ばれたのが前回収録時に仲良くなった方でびっくり。

 気持ちの中では応援しつつも、バンバン早押しボタン押してました(笑)


 その後もいつものように早押しに挑むも何度も何度も撃沈。ホント、早押し難しいです。


 滞りなく収録が進行する中、センターに立ったのがジャンル「お寺」の出場者。実はこの方、2回目の収録(放送では順番が入れ替わってSwind初出場回でした)の時にお隣になった方でした。

 出場者はセンターに出るまで何度でも出場可能という仕組みになっている、縁があった「仲間」がセンターに立つのも珍しいことではありません。私も5回目の出場ですしね。


 じつはこの日、「お寺」さんの奥様が一足早くセンターに立っていました。奥様は残念ながらブロックされてしまったので、旦那さんである「お寺」さんがリベンジという流れ。いやがおうに会場が盛り上がります。

 

 私は以前にお隣同士で仲良くさせて頂いたご縁もあり、心の中は応援モード。「お寺」さんは難易度高めの問題も次々とクリアしていきます。

 そして順調に進んで最終5問目。青いライトが挑戦者に降り注ぎ、独特の緊張感がつつみます。


 最終問題が「早押し問題」と告げられた後、問題文が読み上げが始まりました。


 「日本の都道府県の中で最も……」


 ここまで読まれた瞬間、体が反応していました!


 押したのは私だけ。チャレンジャーですら反応できていないタイミング。


 すっと息を吸ってからの答えは……「愛知県」!


 緊張に満ち溢れた静寂の後――― ぴぽぴぽぴぽーん「正解!!!」


 ということで、今回、なんと「100万円をブロック」してしまいました!!


 再度読み上げられた問題は、「都道府県の中で、日本で一番お寺が多い都道府県はどこでしょう?」というもの。自分のヨミがズバリ的中です。


 とはいえ、お寺についてはほぼほぼ門外漢のSwind。普通なら答えられる問題ではありません。


 しかし、この問題の答えだけは偶然にも知っていました。


 なぜか?


 その理由は、私が「大須裏路地おかまい帖」を執筆していたからなのです。


 当作品は、大須を舞台に「あやかし」と「名古屋めし」を題材にした人情系飯テロ小説。

 その執筆の際、「大須にお寺や神社が密集している」というのを生かしていこうと考え、関連することをいろいろ調べていたというのがありました。 


 その中で偶然見つけていたのが、「都道府県別で最もお寺の数が多いのは愛知県」というデータ。

 へー、おもしろいなーと思ったのを今でも覚えています。

 まさかこれが「99人の壁」に生きるとは思ってもみませんでしたが(笑)


 ちなみに、チャレンジャーの「お寺」さんは「都道府県の中で、日本で一番高いところにあるお寺があるのはどこでしょうか?」など、他の可能性も頭によぎったとのこと。

 知識があるが故に一瞬のためらいが生じる、まさに「99人の壁」の難しさなのです。

 (正直、Swindはそんな可能性微塵も考えませんでした^^;)


 いずれにせよ、100人の中で最も早く答え、見事ブロック成功を達成。。

 答えた瞬間はもちろんガッツポーズです!


 でもこれって、「縁のあった仲間の100万円をブロックした」ってことと同義なんですよね。

 冷静になるにつれて「ごめんなさーーーい!」となりました(実際、休憩中にお詫びにいきました)。


 とはいえ、いよいよセンターでの挑戦権を獲得。

 もう気合を入れて100万円を目指すしかありません。

 御守り代わりに置いておいた「ニャーチ人形」を引っさげて、センターへと向かうのでした。


(後編へつづく)

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