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レンvs.アイゼン 前編

「さて、まずは…小手調べといこうか!」


そう言うや否やアイゼンはどこに隠し持っていたのか、剣を投げつけてきた。


「うわっ!?ふ、ファイア!」


慌ててファイアで剣の軌道を変える。進行方向が変わった剣はそのまま壁に突き刺さった。


「ま、こんくらいはしてもらわなきゃな。」


少しでも遅れていたら今頃俺は串刺しになっていただろう。それに内心ビクつきながらも反撃を試みる。


「ならこっちも…小手調べだ!アイスバレット!」


数発の氷の弾丸がアイゼンに向かう。が、その弾丸全てが当たる直前に避けられた。


「まぁ…悪くはねぇな。だが、ずっと初級の魔法ばっか見ててもつまらんからな…あれ、使ってこいや。」


あれ、と言うと具現化魔法だろうか。てか、それしか思い当たる節がない。


「どうした?まさか、今ので魔力切れとか言わんでくれよ?」


…今のには少しカチンと来た。仮にも今の俺は魔王。たかがこれくらいで魔力切れになる訳は無い。


「…後悔するなよ?具現化・装備(アピアーアームズ)!」


2本の剣を両手に具現化し、それを上空へ放ち、更にそれに自動攻撃(オートアシスト)をかける。続いて斧、槍、ナイフなどを具現化し、それにも自動攻撃(オートアシスト)をかける。


「こんな、もんかな…」


1分後には10数の武器が浮かんでいた。数だけではレゼリアの複製魔法に劣るが、こっちはその分武器の多様な種類で攻める。


「へぇ、剣以外にもそんなに出せるんだな。」


「今さら後悔しても遅いぞ!喰らえ!」


10数の武器全てをアイゼンに目掛けて飛ばす。以前はこれで勇者を退けた、現時点で俺ができる最強の攻撃方法だ。


「…」


アイゼンはそれを見て何を思ったか、纏っていた外套で自分を頭から覆った。苦し紛れの防御だろうか、それでも武器達は構わずアイゼンに向かっていく。


「これで…終わりだ!」


そして、武器達はアイゼンの外套ごと襲いかかった。











…のだが、明らかに布で出来ているであろう外套に武器が全て弾かれてしまった。


「な…!?」


「かっかっか、危なかったぜ…あと少し遅かったら終わってたねこりゃ。」


「お、おい!なんでそんな布で武器弾けたんだよ!こっちは刃物もあるんだぞ!?なんでーー」


俺が質問を言い終わる前にアイゼンからその答えが返ってきた。


「なんでって…そりゃ、魔法使ったからな。これは変化魔法の一種でな、物質の性質を変えられるんだよ。」


魔法、確かどこぞのゲームでは身体を鉄に変える魔法があったが、布を金属並みの強度に変えることも出来たのか。


「具現化魔法、確かに面白えしインパクトもあるが、カラクリだけ見るとさっきの嬢ちゃんの複製魔法に似たようなもんだな。」


「ちっ…」


ふてくされた俺の態度を見つつ、アイゼンは話を続ける。


「さて、次はどんなモンを見せてくれるんだ?…くれぐれも俺の期待から外れないでくれよ?」


「…」


ネタが切れたから期待には応えられない、なんて言えない。これで倒せると思っていたから、相手を甘く見ていたから。…魔王の一撃をこうもあっさりと防がれるとは思わなかったから。油断、の一言が俺の心に突き刺さり、勝利への道が途切れ始める。


「…来ない、のか。ならこっちから…行くぜ!」




そしてその言葉を区切りに、アイゼンは俺に殴りかかる。









とりあえずは書けました。変化魔法については設定があやふやになるかも知れませんが。

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