白内障のアレコレ、近視は治ったけど
近眼、乱視は無くなり快適な視界。
手術前には、書店に行かなくなったのはネット書店が便利になったのが原因と考えてましたが、背表紙チェックもできない視力が原因でした。スーパーでも値段が見えず、衣料品のウィンドウショッピングでも直近にないものは見えなければ、楽しめませんでした。今は裸眼で良く見えます。
見えすぎてショックだったのが鏡! 顔みて愕然。痩せなきゃ、体重計のデジタル表示、読めるようになってしまった。見ないふりできない。ダイエット中です。
犬の散歩がてら新鮮な景色を楽しんでます。川向こうが良く見えます。すれ違う人の顔が良く見えすぎて恥ずかしいです。
対して、近くは悪くなりました。今までメガネを外して顔を近づければ細かい物でも見えたのに❗
読書も裸眼で15センチぐらいに本を置いて読んでましたが、今は30センチに本がなければ読めません。
近くはボケて老眼になったといえます。一番弱い老眼用のメガネの処方箋いただきました。
手術前から警告され「裸眼で読書は出来ないかも知れない、パソコンの画面なら大丈夫かも?」でしたので、ショックはないですが、面倒な事態には違い有りません。
特に乱視用多焦点レンズは近くに弱いそうで、乱視を取るか老眼を取るかの選択みたいです。
暗所にも弱いです。少々暗いだけでも更に視力は落ちて夜の読書は紙媒体では苦労するので、タブレット頼りになりました。手元用ライトも注文中です。
遠くに40%、近くに40%と二つの焦点に光を振り分ける弊害と言われましたが、遠所には不自由は有りませんが、近くに此処まで不自由を感じるとは思ってもいませんでした。
手元作業が必要な仕事の方には向かない多焦点レンズです。
しかし、読書時に30センチの快適な距離からちょっとでもズレるとボケる視界から考えて、単焦点だとしても快適な視界の範囲がどの程度なのかは考えさせられます。本の傾きによって上の字は読めても下の字はボケるなんて場合も有るのですから(特に暗い場合)
眼鏡についてですが、よく眼鏡屋さんにある計測器で度を測っても不正確だそうです。眼科での計測でも、特に多焦点レンズを扱ってない眼科では間違える場合があるので要注意だそうです。眼鏡が欲しくなっても多焦点レンズの知識のある眼科で計測することをお勧めします。
多焦点レンズの注意事項にあった"グレア、ハロー"という現象はありました。車のライトは周囲を幾重にも膨張して光らせ、後ろにある車体を隠して見えないようにしてしまいます。信号でさえ朧月のようににじませます。
しかし、多少は不自由ですが注意して運転するぐらいの感覚で何とかなりそうです。
サングラスは目を保護する意味で安心感の為に有ると便利。だが暗く感じる度合いが強いため本当に明るい環境以外では使用出来ません。
保険会社ヘの請求は問題無く通りました。
クレジットカードで支払い、手書きの領収書をもらいました。35万が二枚です。
診察料とかはよく有るパソコンからのプリントアウトですが、レンズ代は"先進医療代"としてと書かれた手書きで通りました。
入金は両目で70万と手術代として10万が両目で、合計90万でした。
手術代の事は聞いてなかったので、ちょっと喜んでしまいました。
個人的な症状かも知れませんが、後部硝子体剥離についても報告します。
手術後一ヶ月のある日、明るい空を見ると無数の点と糸屑の様な固まりが視界に写りました。
左目の眼球を動かすとゴミの様な物も物も動きます。ビックリして眼科に駆け込んだ診断が"後部硝子体剥離"でした。俗に"飛蚊症 ひぶんしょう"と云われるものです。
手術とは無関係で年齢的な事からなる病気とは云われましたが、少々うたがってます。
なぜなら更に一ヶ月後、今度は右眼の視界にゴミが現れ、こちらも飛蚊症と診断されたからです。
とはいえ、治療方は無く「そのうち慣れるよ。但し、網膜に穴が開いたりすると大変だから症状が変わったらすぐ来院してね。穴はレーザーで塞げるから」みたいな事を言われました。
定期的に瞳孔を開いて、症状を確認するぐらいしか出来ることは無いようです。
総じて良かったが、困った事態も有るが現在の状況です。