表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/200

アールグレイと分裂心理

 ため息は綿菓子を溶かす。水色の薔薇は私の手首を刺す。流れる血はストロベリー。だから、私は練乳が好きなのです。練乳、グラニュー糖、チョコレート。私はそれらに包まれて微睡む。パステルピンクのクリームの雲はきっとラムネのように弾ける。水色の薔薇はきっとガラスのように砕ける。だから彼女の愛というものは全く気の抜けたソーダ水のようなのです。

 アールグレイは私を分裂心理に陥らせる。cyalosa fimir leclis pefilesa. アイスは溶けながら笑う。バニラに包まれたい?いいえ、私は合成香料に包まれてるから。そして私は人工甘味料で窒息するのです。合成香料は私の腐敗を妨げるでしょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ