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アールグレイと分裂心理
ため息は綿菓子を溶かす。水色の薔薇は私の手首を刺す。流れる血はストロベリー。だから、私は練乳が好きなのです。練乳、グラニュー糖、チョコレート。私はそれらに包まれて微睡む。パステルピンクのクリームの雲はきっとラムネのように弾ける。水色の薔薇はきっとガラスのように砕ける。だから彼女の愛というものは全く気の抜けたソーダ水のようなのです。
アールグレイは私を分裂心理に陥らせる。cyalosa fimir leclis pefilesa. アイスは溶けながら笑う。バニラに包まれたい?いいえ、私は合成香料に包まれてるから。そして私は人工甘味料で窒息するのです。合成香料は私の腐敗を妨げるでしょう。




