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不在と愛
夜の電車に揺られていた。ブルーベリー味のガムを食べていた。私は幽霊だった。風船が割れる音を聞かないようにしていた。ローズピアノの音だけ聞いていたいだなんて言ったら君は笑った。
息も出来ないよ23時。スカートふわり、眠れないサウンド。揮発した口づけ、目眩。赤を見る。季節外れのメリークリスマス。愛してるのかわり。
きっと君はガラスの熱帯魚だった。目を隠して、サイダー。指切りなんて要らない。触覚だけで気持ちを伝えたい。二人で蝶になりたいと思ってたら私はガラス張りの迷路にいたんだね。
忘れられたブランコとバックアップGF。ワルツを踊るの。シャボン玉って回転が止まると死んじゃうんだって。私のユーエフオー、壊れていた。ねぇ、電離した愛情は、にがいよ。




