進路ガイダンス
あの子が轢かれてたら良いのにな。昨日の夕暮れ。歩いてた彼女の夜はいくら? 18歳。顔が良い。クラスでも人気、だし高いんだろうな。なんてくだらない想像。いらない必要ない。頭の中流れる音楽。「嫌いなあの子が死体になっちゃったら」だけど私は魔法を使えない。寂しい、からじゃないの傷跡。変わらない、信号。赤、赤、赤。刺す針午前5時のガイダンス。魔法少女になりたかった、なんて言えない。言えるようになった死ねばいい、さようなら倫理くん。さようなら世界、なんて気取るメンタルヘルス。「死ねばいい」
眠れない夜が過ぎて朝になる。登らない太陽、なんかいらない。このまま凍っていたい、妄想。交差点の真ん中で寝転ぶ、そんな皮膚感覚。+倦怠感。夜が明ける。希望の朝、描けなくなった。頭回らなくなったくらくら。ふらふら、スニッフして銀世界、みたいな。私は気体だ。さようなら、吹かれて消えるわ。切るわ、なんて嘘。愛してよなんて紙飛行機。違う嫌う殺してよ。殺してよ私は人類。傘を差す、傘を差す後ろ姿。違うよ。
傘を差さない後ろ姿。望遠鏡越しに見る燃える写真、使い捨てカメラ。非合法間接キス、望遠鏡越しに見ている。斜めに褪せるから。燃える望遠鏡越しに見る万華鏡。「死ねばいい」あなたも、見知らぬ誰かも、ヘラヘラ笑う私も。「死ねばいい」笑ってよ、私は笑ってよ。プールサイドの空想と空砲、スーサイド。死にたいけど死ねないぐらいの狂気心、わからないよね。
迷子なのいつかから。夢遊病者、捕まえる紋白蝶。轢かれたら良いのは私の方でしょう。なんて躁鬱病。止まらないシンセサイザー。死にたいけど死ねないぐらいの恐怖心。雨濡れ。無いよ、蛍光灯ショートしたの。見えないの、感覚器官。聞いてるの、シーラカンスと踊る彼女、死んでしまったの。
「死ねばいい」ヘラヘラ笑う私も、見知らぬ誰かも、あなたも。「死ねばいい」首を吊る理由なんて知らない。かわいいから化けて出る。なんてナンセンスでしょ。普通のことでしょう。狂った平衡感覚と。
一口だけのチョコレート。銀色だったらね、世界が。ケタミンをスニッフ。フリック、嘔吐と苦痛。恋のせいにする。私は人類だから。
なんて頭の中ぐるぐるぐる回る私、きっと迷子。




