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揺れるだけ

 そこには私が居た。バスソルトを浮かべた夜は微炭酸で、酔う三角形。ふわり、と泣く彼女を信じるだけ。信じるだけの水温、融点をなぞる。「猫を抱くだけ。だってしょっぱいから」私は彼女の首に黄色いリボンを結ぶ。繋がるU、不安定です飽食。藍色のような計算式です、改札口三拍子は緑の空。交差点から流れ星、偽物のおやすみなさいをかけて。私は私で黒に殺されるだけ、きらきら。なんてね、揺れるだけなの。揺れるだけなのに。

 ね。


 浅いから、香りは藍色ふらふら、するの? だって504だもんね(浅い、揺れるだけ)つれづれに。

「平行線は何色ですか?」

 チェリーブルー、踊る球体関節、ふわっと傾く落ちる飴細工の思い出。「目を瞑るの。まだ、聞こえるように。」室温のリンゴは双曲線を描く。(ここは交差点だから)控えめな124、息をする。息を、あなたへ。(平行線は何色ですか?)電車の中、鳴り止まない水星。夢の中sin27° 淡く刺さるサイダー。燃える音を聞いている。聞いているだけなのに……。


 fを止める。香らない夜、割れるの。割れるパズルは加速する。電離するアスタチン。光ってよ、回るからメリーゴーランド。(銀塩写真の中のあなたを、あなたに……)なーんてね、嘘じゃないよ。信じるだけの水温は加速する水色に。水色に祈る夜。


 踊るよ。

 夜の歩道橋は私だけの舞台。水溶性のワルツとLED、軽薄な。消えない香り、バニラの光、恋をする19時半、眩しすぎるの。息が詰まるの。私は自分の首を絞める、ゆらゆらと。止まる刃、ガラスが震える擦れあう夜。「しにたくなるの2015年に」曖昧なまま……。曖昧だから浅い流れ星に乗ろうか。蛍光灯が融けているうちに。熱すぎるから。逆さまに触れる三角錐。金平糖みたいね、私は彼女を毒殺する。息をするの、夜だから。眠りたいだけなの、溺れてるだけなのに……。(高速道路だから)


 加速するハッピー。ユー、エフ、オー。放物線を擦る落ちるミュージック、軽卒に。「青は……私は青くないから息を止めることしかできないの」浮かぶ小瓶、チェリーブルーの音。「エンターテイメント」むせ返る嘘、三角座とレモンの香り。嫌い。嫌いだから、ゆらゆらと遊離、糸を紡ぐだけの願い。世界。点対称、きらきら15分を……。

「青は……それが青でなかったら……どんなによかったのだろう」エンターテイメント。

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