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雨音

 雨の音は好きよ。柔らかいから。そういったのは誰だったっけ。こんな雨の中じゃ紙飛行機は飛べそうにない。黄緑の傘に落ちる雨音を聞いている。

「例えば白い傘の雨音は『寒くてもあなたを待ってる』。黒い傘は『すぐに行きます』。それから青い傘は『待っててもあなたは来ないのね』」


 黄色なのはきっと雨だから。黄色は好きよ、甘いから。でも雨は嫌い、光合成ができないから。それでも黄緑の傘をさして歩きたくなるのはきっと『           』。


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