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きっと貴女はわかって下さるでしょう。

 その日から貴女は凍ったままでした。水色の氷の中で眠っていました。唇の薔薇色は失わないまま、肌は霧よりも白くなって。


「夜が美しいのは冷たいからでも星が出てるからでも無いの。おやすみって言わなきゃいけないからなの」


 レモンが香る時間の中で貴女は笑いながら口付けをして下さいました。海王星よりも蒼く、三角錐よりも甘い口付けを。それから私達は重力に惹かれて両手を繋ぎ、落ちていったのです……

 はい、嘘です。貴女が私に口付けをして下さったことも嘘です。凍ったままの貴女とと白いサテンのリボンだけが真実です。

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