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コンビニに行こう  作者: Totty.Jr
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〜おでんを添えて〜

2028年、ゆな(24)はコンビニで店長として働いている。新卒で内定を受けた会社は倒産し、バイト先であったファミマに就職する以外の選択肢は無くなっていた。そんなある日、新人アルバイトが入ってきた。大学生のほのかちゃんだ。

ゆな「初めまして!あなたが新しい子ね!!よろしくちょるちーば!」

ほのか「今日からお世話になります!ほのちゃんって呼んでください!」

こうしてほのかのコンビニバイトが始まった。


ゆな「ほのちゃん、まずはこのフライヤーでファミチキを作るの!作り方教えるね!」

チキンを手に取ろうとしたその瞬間、ゆなは足を滑らせ油煮え立つフライヤーへダイブしてしまった。

ゆな「あついっ、痛いっっっ」

上半身を真っ赤にしたゆなはトイレに駆け込み数分間水を浴び、何事もなかったかのような凛とした表情で戻ってきた。

ゆな「ほのちゃん、次は品出しよ!!今納品されたアイスの陳列教えるね!」

アイスを手に取ろうとしたその瞬間、ゆなは火傷の痛みでコンマ数秒の気絶をしてしまい極寒のアイスコーナーへダイブしてしまった。

ゆな「さむいっ、さむいっっっ」

霜焼けで赤くなった頬が青白く変化していく…。ゆなはほのかが呆気に取られている横を震えながら歩き、少し経ってから口を開いた。

ゆな「ほ…ほのちゃん…つ…つぎはね……レ…レジ打ちを…おし…ゴフッ…える……ね……」

ほのか「大丈夫ですか?救急車呼びませんか…」

ゆな「私がいないとこのコンビニ潰れちゃうから大丈夫ちょるちーば!!!」

???「店員さーん」

ゆな「ちょうどいいわ、レジ打ちやりましょ」

ほのか「はい!店長!!」

???「この前買ったじゃがりこ硬かったんだけど!慰謝料払って!!!」

ゆな「ごめんなさい…ごめんなさい…。」

店の経営はあまり上手くいっておらず、慰謝料の立替を自腹で行ったゆなはこの日1ヶ月分の給料を失った。

ほのか「店長……大丈夫ですか…?」

ゆな「今日もうファミマ閉めるね、帰ろうほのちゃん…」

ほのか「店長!病院行きましょう!大怪我ですよ!」

こうして2人は病院へ行く。次回、地獄の病院編!

乞うご期待!!

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