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男子高校生の青春  作者: 次原明人
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第4話 初めての体育の授業

 第4話 初めての体育の授業


初めての体育の授業の日、人工芝のグラウンドに集まって体育の授業を始めようとした時に体育教師が言った。

「あれ?田口、何でお前いるんだ?」と言われた。

「はあっ!?ふざけやがって、帰る!」

田口はそのまま帰ってしまった。

「大嶋?ん?あれ?おかしいな?」

「はい、それはもういいです、やりましたから」

やっぱり留年してるんだ…、でも田口が帰ったのはなんでだろう、知り合いみたいだけど…?

「今日はまず、集団行動を行う!」

集団行動ってなんだっけ

誰か、名前も知らない奴が先生に訊いた

「集団行動ってなんすか?」

「中学でやらなかったのか?」

中学行ってないから分かんない。

「集団で動いて行動を行う面倒くさくて役に立たないやつだろお、軍隊かよお」

「役に立つかもしれないぞ、就職したら、警備隊とか、機動隊とかに入ったら」

「入らないんで大丈夫でーす」

俺は先生に訊いた。

「これってぶっちゃけ意味あるんですか?」

「特にない!」

「じゃあやらなくていいじゃないですか」

「でも、一応やることになっているから」

集団行動が始まった。

足の運びが難しい。

皆間違っていたグダグダだった。

集団行動超むずい。

次はちゃんとしないと。

中学の教科書引っ張り出して練習した。これでもう完璧だ。

次の体育

「今日はサッカーだ」

集団行動終わったの!?

俺の努力は徒労に終わった。

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