17歳の詩(うた) 月白(げっぱく)を改題したものです
掲載日:2020/12/29
教室の真ん中で
ガンズだビーズだとんねるず
ズーズーはしゃぐスポーツマン
いつもの面子で誰かの商品口コミしてる
教室の後ろ側で
愛をくれとかなんとか嗄れ声
ジャカジャカ鳴らすギタリスト
いつもの面子で誰かの商品合唱してる
教室の窓際で
メイクにバッグに靴に男と
ネイルきらめき香り立つ
お菓子食べてるファッションリーダー
いつもの面子で誰かの商品口からこぼす
教室のあちこちで
作者とタイトル晒すスタイル
文庫本に視線を落とす
現実置き去る読者たち
いつもの面子で誰かの商品文芸批評
染まるも染めるも遠慮したい
そんな訳で屋上まで単独登頂
いつも独りで国の商品煙に巻く
蒼天に月白滲んで見える
奴隷の自覚が芽生えた17才
逆転劇を夢見るだけの17才
よくいるどこかのたった独りの17才




