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怪奇語

悪質な悪戯

作者: 怪談屋

仕事帰り、急な腹痛に襲われて公園のトイレに入った。


トイレの個室内には無数の落書きがあった。


卑猥な単語、昔のテレクラの名残か名前と電話番号、色々な落書きがある。くだらない落書きに思わず笑ってしまう。


「絶対見るな!後悔するぞ!!↑↑」


無数にある落書きの中でやたら大きな字に目を引かれた。


どうせくだらないことだと分かっているが、絶対見るなと言われたら思わず見てしまう。僕は矢印に従って上向いた。


「本当に後悔しないなら、、↑↑↑」


しつこいなぁ、一体何が書いてあるんだろう。


僕は更に矢印に従って上を向いた。


「F県S市××町1-11○○アパート201号」


その住所を見た瞬間、便意を忘れて僕は逃げ出した。


あの住所は誰が何のために書いたんだろう。


なんで僕の住所が分かったんだろう。






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