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主人公・ヒロイン

人見影郎 / ひとみ-かげろう

【基本情報】

東京成鸞館(せいらんかん)高等学校1年C組。

物語開始後、すぐ魔法使いになり、帝室(ていしつ)侍衛(じえい)典儀(てんぎ)課に、配属される。

9月14日生まれ。血液型はA型。

【容姿】

黒髪。瞳は黒。身長は174cm。

【趣味・好物・得意科目】

全くの無趣味。

苦手なものは、頭を使うゲーム。テレビゲーム、カードゲーム、ボードゲームなど、種類を問わない。

食べ物は、好き嫌いよりも栄養価で選ぶ。比較的よく食べるのは、野菜・海草類、特にヒジキ。

嫌いな食べ物は、生臭いもの。特にトロ。

得意科目は数学。苦手科目は現代文。

【家族・住環境】

東京都杉並区の生まれ。同区の分譲住宅に住む。最寄り駅は中央線、阿佐ヶ谷(あさがや)

父母は離婚しており、親権者は父。

母とは全く交流がなく、顔も知らない。

父は報道写真家。現在は、中国の内陸部のようすを、撮り続けている。日本には、1年半に1度くらいしか、帰ってこない。

影郎に兄弟姉妹はなく、事実上の一人暮らし。

【性格】

ナイーブで、冗談を冗談と受けとれない。

知能の発達は人よりも早く、勉強はできる。また、同年齢の者よりも落ちついており、概して大人うけはよい。

他者への無関心、自己をとり巻く環境を改善する意欲の希薄さなど、危ない気質も持ち合わせる。

【口調】

一人称は「俺」。

【経歴】

3才のとき、父母が離婚した。

幼稚園から小学校にかけ、同級生からからかわれたり、仲間外れにされたりすることが多かった。結果、人格的にひねくれてしまう。それが祟って、中学校でも常に孤立していた。

【人間関係】

中学校では、友達ができなかった。当然、高校に入学した時点で、クラスに知人はいない。

【戦闘能力】

物語開始後すぐに、帰神(きしん)法への適性が見出され、鬼道を習う。霊を自身に憑依させ、その力を一時的に得る。



天宮晴日 / あまみや-はるか

【基本情報】

東京成鸞館高等学校1年C組。魔道士。帝室庁に任官し、侍衛部典儀課に配属されている。6月9日生まれ。血液型はO型。

【容姿】

髪は、ときどき茶色に見える、色素の薄い黒。肩甲骨のいちばん下の辺りまで伸ばす(ロングヘア)。特に、留めたり結んだりしない(ストレート・ロング)ことが多い。が、シュシュで左右に分けて束ねる|(二つ結び)こともある。

まん丸い瞳は、いつも雨上がりの空のように、潤んでいる。まつ毛が長い。

身長は150cm。

【服装】

ブラウス、ボレロ、タイトスカートなど、ややフォーマルな服を着ることが多い。

視力が低い。普段はコンタクトレンズをつけている。が、1人でいるときや、親しい者といるときは、眼鏡をかけることもある。

戦闘時は、直綴(じきとつ)のデザインを部分的にとり入れた、真紅の着物を着る。

武器は(けん)。真ちゅう色をした輪。

【趣味・好物・得意科目】

趣味は、自室の飾りつけ。お気に入りのアイテムは、CGで描かれたイルカの親子のジグソーパズル、水晶タンブルを満たしたガラス瓶、バラのインセンスオイルなど。

苦手なものは、ホラー映画。霊は全く怖くないが、流血などのグロテスクなシーンがまるでダメ。

好きな食べ物はスイーツ。特にザッハトルテ。

嫌いな食べ物は、ツーンとするもの。特にわさび。

見かけによらず、大食い。その気になれば、大盛りラーメン2人前を完食し、さらに替え玉1玉を平らげる。

得意科目は日本史。苦手科目は数学。

【家族・住環境】

東京都日野(ひの)市の生まれ。千葉県市川市に芽実(めぐみ)が遺した一軒家に住む。最寄り駅は総武線、市川。

父は大学教授で植物学者、母はその教え子だった。2人の死後、芽実が養親となった。その後、彼女も死亡し、現在は辰午(しんご)が未成年後見人となっている。兄弟姉妹はいない。一人暮らし。

【性格】

消極的な性格。

それほど親しくない者と話すときはつい、相手のリアクションを気にするあまり、表情がくもってしまい、口数も少なくなる。そのため、パッと見は悲しそう、あるいはふてくされているように見えるか、感情が読みとれない。

自分のことを詮索していると思われないか、などと気にして、相手の興味・関心などを質問することをしない。そのため、相手は晴日が自分に対して、興味を持っていないと受けとってしまう。さらに、「つまらない話題だったらどうしよう」という考えが先行し、自らトピックを提示することができない。結果、会話が嫌いなのだと思われがち。

これらの理由から、クールで人間嫌い、という第一印象を与えやすい。

自分からトピックを提供したり、相手に質問を投げかけたりしないだけで、本当は人と関わることが好き。自分が趣味について尋ねられたり、テレビ番組や映画について感想を求められたりすると、割とどんな質問にも、すぐに答える。

完全に心を許している相手に対しては、全くの無遠慮。その上、意外と毒舌。悪乗りもよくする。

【口調】

基本的に、「~よ」、「~わ」といった、ふつうの女の子の喋りかた。ただし、親しい者の前以外では、言葉少なになる。一人称は「私」。

【経歴】

晴日が5才のとき、両親が研究のため、2人で南米へ行き、帰りの飛行機が墜落して死亡した。晴日は他に縁者がいなかったため、児童養護施設に入所した。

8才の時に施設内で大げんかが起こり、そのときに仙骨に目覚めて、眩しい光と高熱を発した。報告を受けて視察に来た芽実は、晴日の仙骨を見抜き、養子として引きとって、以後教育した。

卒業した中学校は、成鸞館中学ではない。

【人間関係】

中学1年生になって間もなく、らん・早月と知り合う。2人とともに魔法を学んだり、一緒に仕事をするうち、仲よくなっていった。

らんと出会ってすぐ、らんの紹介で嶺とも知り合い、親しくなった。自分たちが魔法使いだと知られたら怖がられると考え、嶺にはこのことを隠している。

中学生のころから、らん・嶺が晴日を、自身の同級生に会わせていた。そのため、成鸞館高校に入学した時点ですでに、同中学校の出身者とは面識がある。らん・早月・嶺が世話を焼いてくれるため、会話の輪の中には入れているが、ほとんど話を聞く側に回り、3人以外とは親しい関係を作れていない。

早月の紹介により、ライナと知り合った。だがメールをやりとりするにとどまり、じかに会ったことはない。

【戦闘能力】

芽実から宿曜道を学ぶ。祈祷(きとう)文を唱えて、圈にアストラと呼ばれる神々の武器を宿し、これを投擲する。

威力・射程がピカイチ。さらに、遠距離からの攻撃に対する守備力も、ナンバー1。逆に、魔法が発動するのは最も遅く、接近戦は苦手。

最も得意なのは、火の魔法。

【その他】

晴れ女で、降水率が60%でも、彼女が外にいる間は、なぜか雨が降らない。

朝型。平均就寝時刻は午後10時、起床時刻は午前6時。



海堂らん / かいどう-らん

【基本情報】

東京成鸞館高等学校1年C組。魔道士。帝室庁に任官し、侍衛部典儀課に配属されている。1月25日生まれ。血液型はAB型。

【容姿】

深い黒髪。首筋にかかる前に、短く切り揃えている(ショートヘア)。留めたり結んだりはしない。

ぱっちり見開いた大きな目。

身長は165cm。

【服装】

おシャレには、ほとんど関心がない。Tシャツとハーフパンツだけとか、ジャージといった姿で、平気で外に出る。

戦闘時は、狩衣(かりぎぬ)指貫(さしぬき)を模した、山吹色の着物を着る。烏帽子(えぼし)は被らない。

イメージの補助に、桧扇(ひおうぎ)を持つ。

【趣味・好物・得意科目】

趣味はお出かけ。大型のショッピングモールに行けば、丸1日は平気で居座る。

苦手なものは少女マンガ。もどかしさに、見ていてイライラするらしい。

好きな食べ物は炭水化物。特におこわ。

嫌いな食べ物は野菜類。特にトマト。

食べる量は意外と少ない。1食あたり、ご飯1杯でも平気。

得意科目は漢文。苦手科目は化学。

【家族・住環境】

兵庫県西宮(にしのみや)市の生まれ。東京都台東(たいとう)区のアパートに住む。最寄り駅は山手線その他、日暮里(にっぽり)

父と継母は今も西宮市に住む。らんに兄弟姉妹はなく、現在、一人暮らし。

【性格】

基本的に明るく、活動的・外交的。さっぱりした性格で、気に障ることがあっても根に持たない。初対面の人間にも、臆面なく話しかけられる。さらに、知らない人ばかりのグループにも、たやすく溶けこめる。

確固とした自我を持ち、自分は自分、他人は他人と、人間関係についてはドライ。自分と他人の間に一定の境界線を引き、そこから先に自ら踏み入ることも、他人が踏み入るのを許すこともしない。

束縛されること、詮索されること、自分の人格や立場を一切無視した高圧的な態度に出られることを、非常に嫌う。そのようなことをされれば、反転攻勢に出て、ものすごい剣幕でまくし立てる。

人間観察に長ける。

【口調】

日常会話は、関西弁による。一人称は「ウチ」。ですます調で話すとき、関西弁独特のイントネーションは、ほとんど出ない。

【経歴】

8才のときに父母が離婚し、親権者となった父が再婚した。だがらんは、継母との仲がうまくいかなかった。そのため猛勉強し、父にむりを言って成鸞館中学を受験した。そして合格し、1人で上京した。

中学1年生のとき、新宿周辺で誘拐されそうになった。そのとき仙骨に目覚め、放電して周囲の建物に火をつけ、警察から任意同行を求められる。取り調べを進めるうち、仙骨の存在が疑われ、報告を受けてかけつけた芽実は、それが本物だと見抜く。以後、晴日とともに、芽実から魔法を学ぶ。

【人間関係】

嶺とは、中学1年生のときクラスメイトになり、同じ地方出身者であることから、意気投合した。上京して最初に知り合った人間であるというのもあり、らんにとって特別な存在。

自分たちが魔法使いだと知られたら怖がられると考え、嶺にはこのことを隠している。

仙骨が発現して芽実に見出された後、間もなく晴日・早月と知り合う。2人と共に魔法を学んだり、一緒に仕事をするうち、仲よくなっていった。

早月の紹介により、ライナと知り合った。だがメールをやりとりするにとどまり、じかに会ったことはない。【戦闘能力】

芽実から、陰陽道を学ぶ。多用するのは十絶陣(じゅうぜつじん)だが、その他、五行遁術(ごぎょうとんじゅつ)など、さまざまな魔法を操る。

多彩な補助技を有し、魔法の発動もいちばん早い。十絶陣は攻撃にも使えるが、相手が侵入してくるまでは効果がなく、中に踏み入られて初めて敵を排除する、守備的な意味のほうが強い。技の効果が及ぶ範囲は最大。だがその分、一点に対する威力は最も低い。

最も得意なのは雷(五行は木)・風の魔法。

【その他】

重度の雨女。降水率が30%以上ならば、らんが出かけると必ず雨が降る。



土浪早月 / となみ-さつき

【基本情報】

東京成鸞館高等学校1年C組。魔道士。帝室庁に任官し、侍衛部典儀課に配属されている。6月28日生まれ。血液型はA型。

【容姿】

髪は濃い目のブロンド。腰まで伸ばす(ロングヘア)。普段はポニーテールだが、戦うときは三つ編みにする。

藍色の瞳。

身長は152cm。色白。誰もがふり返るような美少女。

【服装】

タンクトップ、ジーンズ、野球帽など、ボーイッシュな服装を好んで着る。

戦闘時は、ダッフルコートのような、紺碧の外套をまとう。

武器はフレイル。ヌンチャクのような武器。

【趣味・好物・得意科目】

趣味は温浴。しかし裸のつき合いは苦手。全身浴は専ら1人で行い、他人と行くときは足湯で妥協する。

苦手なものは、余計な機能をつけすぎた電化製品。最たるものはスマートフォン。

好きな食べ物は東南アジア料理。特にマッサマン。

嫌いな食べ物は、臭いの強いもの。特にパルメザンチーズ。

食い意地が、胃のキャパシティを超えている。一度にあまり多く食べられないのに、限度を弁えずに大量の食べ物を注文し、食べきれなくなって、残りを晴日に食べてもらうことがよくある。

得意科目は英語。苦手科目は物理。

【家族・住環境】

イングランド、グラストンベリーの生まれ。横浜市港北(こうほく)区の分譲住宅に住む。最寄り駅は横浜線、菊名(きくな)

父は横浜出身で作曲家、母はグラストンベリー出身で劇作家。母は、早月が生まれる前から、日本国籍を取得している。2人は現在もイギリスに住む。早月に兄弟姉妹はなく、一人暮らし。

【性格】

正義感が強い。が、自分の正義を他人に押しつけること自体が自分の正義に反するので、紛争があっても、当事者の一方から求められなければ、手は出さない。

さらに、責任感も非常に強い。自身がいちばん、地位・年齢・実力・経験などの点で長じているときは、自分がいちばん困難な課題を引きうけたり、多くの役割を果たそうとする。

極度の照れ屋。褒められると、真っ赤になって慌てて否定する。

【口調】

小さな男の子のような喋りかた。一人称は「ボク」。

最初に習得した言語は、日本語。英語は、ネイティブスピーカー並みに堪能。アイルランド語も、辞書を使えば読める程度には、習熟している。

【経歴】

生まれたときから日本国籍。

小さいころは、いじめられっ子だった。6才のとき、自分をかばった当時の親友が大けがをし、激昂。仙骨が発現して、いじめグループのリーダー格を氷漬けにし、一時的に心肺停止に追いこんだ。とり巻きらはそのことを大人に話したが、あまりにも荒唐無稽なため、誰も信用しなかった。だがその内容が、早月の両親の耳に入ると、2人はイーファが魔女であることを知っているので、イーファにこのことを相談した。イーファは早月と顔を合わせた瞬間、早月が魔法使いであることを悟る。

以来早月は、12才のときイーファが死去するまで、イーファから魔法を学んだ。

中学校に入学するとともに、帰国。生前のイーファの勧めで芽実と会い、晴日やらんと知り合った。

卒業した中学校は、成鸞館中学ではない。

【人間関係】

日本に帰国後すぐ、晴日やらんと知り合い、仲よくなっていった。

らんと出会ってすぐ、らんの紹介で嶺とも知り合う。自分たちが魔法使いだと知られたら怖がられると考え、嶺にはこのことを隠している。

10才のとき、ティエラに連れられてライナがイーファの元を訪れる。このとき早月とライナが知り合い、メールアドレスを交換した。イングランドに住んでいる間は、たびたびじかに会っていたが、日本に帰国した後は、メールのやりとりしかしていない。

【戦闘能力】

イーファから、ルーンを学ぶ。

フレイルの両方の棍に、ルーン・ストーンをはめこみ、そのルーン文字の意味に対応した現象を、フレイルに宿す。

イーファからオガムも習った。が、彼女の存命中には、実用段階に達しなかった。

接近戦に向く。守備的な技のバリエーションはいちばん豊富。また、バインディング・ルーンの特性から、複数の魔法を同時に発動できるのに、事実上等しい。

最も得意なのは、水の魔法。

【その他】

夜型。平均就寝時刻は午前3時、休日の起床時刻は午前10時。



宇吹嶺 / うぶき-みね

【基本情報】

東京成鸞館高等学校1年C組。3月12日生まれ。血液型はB型。

【容姿】

髪は、照り返しの少ない黒。肩の辺りまで伸ばしている(セミロング)。山尾根のように波打っている。

トビ色の瞳。

身長は157cm。

【服装】

普段着の傾向は、総じてカジュアル。パーカ、キャミソール、フレアースカートを身につけることが多い。

【趣味・好物・得意科目】

趣味は、可愛い動物を見たり触ったりすること。犬、猫、ウサギなど、ペットとして定番の動物はもちろん、ほ乳類の赤ちゃんは軒並み、可愛いと感じる。

苦手なものは、人混み。人がいっぱいいる場所は、いるだけで疲れるので、できる限り避ける。ただし友人との外出は、疲れるのを帳消しにして、余りあるほどの喜びが得られるので、スケジュールさえ合えばまず断らない。

好きな食べ物は、温かい汁物。特にビーフシチュー。

嫌いな食べ物は漬け物。特にぬか漬け。

得意科目は体育。苦手科目は数学。

【家族・住環境】

北海道苫小牧(とまこまい)市の生まれ。東京都大田区の一軒家に住む。最寄り駅は京浜東北線、蒲田(かまた)

7才年上で、社会人の兄がいる。

父は、嶺が中学3年生のときから、仙台に単身赴任中。母は看護師。夜勤が多く、非常に忙しい。そのため、兄と2人暮らしに近い状態。

【性格】

礼儀正しく、生マジメ。

全体的に押しが弱く、頼みごとをされると、断れないタイプ。だが、相手が特別に気の置けない仲の人物だったり、どうしても譲歩や妥協のできない要求をされたときなどは、言うべきことをきちんと言う。

下品なことが嫌い。

【口調】

ごく普通の女の子の口調。一人称は「わたし」。

【経歴】

小学校を卒業するのと同時に、父の仕事の都合で、東京に引っ越した。

中学生のときから、体操部と弓道部を兼部している。いずれも、都の大会でベスト16に入るほどの実力。

成鸞館中学を卒業。

【人間関係】

らんとは、中学1年生のときクラスメイトとなり、同じ地方出身者であることから、意気投合した。

間もなく、らんが仙骨を発現させ、晴日(はるか)早月(さつき)と出会う。嶺もらんの紹介により、2人と知り合う。中学生の間を通して、3人と親しくしていた。

らんらは嶺に対し、自分たちが魔法使いだと知られたら怖がられると考え、このことを隠している。

また、典儀課の仕事をアルバイトだと言って、詳細を教えていない。だが、時々らんらが仕事でけがをすることから、嶺はらんらの仕事が危険を伴うものであることにうすうす感づき、3人の身を案じている。

ライナの存在は知らない。

【戦闘能力】

トゥスの才能がある。だが、仙骨は発現していない。



ライナ・ニーマルク / Laina Nymark

【基本情報】

フィンランド国籍。高校1年生。魔法使い。11月10日生まれ。血液型はB型。

【容姿】

髪は、極薄のブロンド。晴日と同じくらいの長さに伸ばす(ロングヘア)。さまざまな葉や花や鳥の羽根や雪の結晶の飾りがついたバレッタを、大量に所有し、これで髪を左右に分ける。毎日ちがうものをつけ替える。

目はにび色。

身長は160cm。肌は、早月よりもさらに色白。

【服装】

普段はドレスやワンピースを、そつなく着こなす。ネックレスやブローチなどの装身具も、必ず1つは身につける。

戦闘時は、シュミーズ、ボディス、スカート、ジャケットを合わせる。全体的に、薄紅が強調されている。

イメージの補助に、ハープを持つ。小型で7弦。カンテレではない。

【趣味・好物】

趣味は、花の水やり。ただし、剪定や庭いじりは対象外で、むしろ億劫。しばしば、枝などが無造作に繁茂するに任せる。

苦手なものはスピーチ。重度のあがり症で、人前で話すことになれば、最低でも頭が真っ白になる。ひどい場合は、卒倒する。

好きな食べ物はパン。特にバゲット。

嫌いな食べ物は菌類。特にエリンギ。

【家族・住環境】

フィンランド、コッコラの生まれ。両親と共に、同国サンマッティに住む。

【性格】

温厚で人懐っこい。おっとり型。天然。

信頼していた友人に裏切られる、という経験を、幼いころから何度かしてきた。結果として、他人をなかなか信用しないようになった。表面的にはうまく調子を合わせても、本心をさらけ出すことを極端に恐れ、深いつき合いができない。

早月とは相性がよく、心を許せる数少ない存在の1人となった。

【口調】

母語はフィンランド語。英語は堪能。日本語は、学ぼうと思ったこと自体がない。

早月らとの会話は、英語による。本文では、英語の会話も日本語で表記する。ライナの言葉づかいはですます調、一人称は「わたくし」とするが、それはキャラを描き分けるための便宜。

【経歴】

10才のとき仙骨が発現した。ティエラから魔法を学ぶ。

【人間関係】

ほとんどの人物とは、表面的なつき合いしかしていない。例外は、親類を除けば、早月とティエラのみ。

仙骨が発現してほんの数か月のとき、ティエラに連れられてイギリスに赴き、イーファを訪ねた。そのとき早月と初めて出会い、メールアドレスを交換した。早月がイングランドに住んでいる間は、たびたびじかに会っていた。だが、早月が日本に行った後は、メールのやりとりしかしていない。

早月が帰国した後、彼女の紹介により、晴日・らんともメールの交換をするようになった。2人とはすでに、互いの写真をメールに添付して送り合い、互いの顔を知っている。だが実際に会ったことはない。

嶺の存在は知らない。

【戦闘能力】

ティエラからラウルを学ぶ。

ラウルの本領は、ものの始原を言い当てる歌を歌って、対象物を意のままに操り、特に対象物から術者に向けられる、あらゆる害悪を無効にする点にある。しかしそれは高等技法であり、ライナはまだ1つも扱えない。現在のところ、ライナは天候を制御するタイプの呪歌を、得意とする。

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