雨の日に
「時はなによりも貴い」
その言葉を背負い
腐ってしまったとき
僕は 夢なんて見ない。
なにもない日に
なにごとを考えず
なにかしらも為さず
ただ 一瞬に 身を恃む。
この星の限りから
宇宙を背負う辛さが
数えきれない 涙が
大地に 反響している。
雨音へと目を瞑る
永遠を夢見ない 僕。
夢よりも 瞼に広がる
なお深く 昏い 寛ぎ。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
感想募集中です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――