かぎろひの立つ(旧版)
昔々、お爺さんとお婆さんが小さな村に住んでいました。ある日、お婆さんが川で洗濯をしていると、川の上流から一隻の船が流れてきました。その船には美しい女性が乗っており、さらにその女性のお腹には子どもが宿っているようでした。お婆さんは慌てて家に女性を連れて帰ると、間を置く事もなく――この世を救う勇者が生まれたのです。
斎暦一◯九七年、鬼に脅かされる那珂津国。世界が闇に包まれようとするとき、一人の少女に導かれ、その勇者たる少年は剣を取り立ち上がる。これより語るは、世界を巡る激闘の旅。曙へと進め!※旧題『那珂津国物語』
斎暦一◯九七年、鬼に脅かされる那珂津国。世界が闇に包まれようとするとき、一人の少女に導かれ、その勇者たる少年は剣を取り立ち上がる。これより語るは、世界を巡る激闘の旅。曙へと進め!※旧題『那珂津国物語』