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128組の勇者達  作者: AAA
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魔族と山で逃亡

 煙玉を使って聖女様を逃がす。それは俺がやりたくてもやれない事だ。時間、信頼、権限、なにもかも足りない。

 だが、最強の勇者 コーズなら可能なプランだ。

 ここにいる勇者全員がコーズの強さを信じている。コーズになら命を預ける。

 聖女様がコーズに興味心身だから、聖女様もコーズの話なら聞くだろう。そして聖女様の命令なら、近衛兵も渋々とは言え聞いてくれるはずだ。

 問題は連絡する時間位だが、それも、こいつのハーレムメンバー勇者三人娘がやってるんだろう。


「分かった。で、どう使う?」


 俺は腰に付けた袋をコーズの方に掲げる。人の頭ほどもある袋の中にはたっぷり煙玉が詰め込まれている。


「流石、荷物持ち。やっぱり準備してたんだね」


「たまたまだ。たまたま。それより作戦は?」


「作戦はいたって単純だよ。僕が相手の隙を作るから、大量の煙玉で視界を遮る。その間に聖女様を逃がすんだ」


 話を聞いていたんだろう、リシェルが振り返らず、尋ねる。


「逃げる、てどっちに?」


 逃げる方向は二つ、西と東がある。西は今まで俺達が歩いてきた道を戻り、東なら先に進む事になる。

 恐らく、西に逃げる事になるだろう。まだ、ミュゲ山脈越えは半分も終わっていない。聖女様の足で逃げるなら、少しでも山道は少ない方がいいはずだ。


「東っ! このまま、都市ソワールに行く」


「はぁ? 西じゃないのか! どうして?」


 常識と反対の判断に、俺は目を丸くした。


「西側は土砂崩れで道が塞がってるからさね。東しかないんだよ」


 いつの間にか俺のすぐ側まで後退していたヒルデルカが答える。

 そりゃ相手の思う壺じゃないか。絶対、東の道には魔族が隠れてる。西を土砂崩れにしたのは、こちらを混乱さて、後方から援軍を防ぐだけじゃなく。逃げる方向を一方にする為だったんだな。

 くそ、こんな事分かっても解決策は思いつかない。

 俺の不安を感じ取ったのか、コーズが能天気な笑顔を向けてくる。


「大丈夫、付き人の方達に適当にバラけて逃げてもらうから追撃の手は分散する。それに、先に進めば信徒の方達や他の勇者の仲間もいる。多少の伏兵ならいなせるよ」


 さらりと簡単そうに言うなよ、コーズ。こっちも出来そうな気がしてきたじゃないか。


「分かった。お前の作戦にのる」


「他に方法はないわね」


「さね」


 俺が頷き、リシェルとヒルデルカも続いた。


「ありがとう。それで、ちょっと協力してほしんだけどさ」


 コーズが眼前で両手を合わせる。

 まぁ、言いたい事は予想がついている。俺が視線でリシェルとヒルデルカに確認を取ると、二人も分かっているんだろう、気合を入れた顔で頷いた。


「殿だろ? 分かってる。俺達が最後まで付き合うさ」


「いいの? 一番危険だよ」


 こいつ、何言ってるんだか。俺達がうん、と言わなかったら、一人で殿するつもりだったくせに。


「仕方ないだろう。元気そうなのは、あたい達位だからね」


「カールが残るなら、わたしも残るわ」


「……ヒルデルカ、リシェル、ありがとうっ!」


 コーズが凄い勢いで頭を下げる。


「その覚悟気に入った。俺も残る」


 敵陣から飛び出すようにやってきたグリンが、コーズの後頭部を軽く叩いた。


「グリン」


 コーズが感激したように顔を上げて、太陽の様に明るい表情を曇らせる。

 グリンの体は傷だらけだった。鎧は所々千切れ、破けた服の下から血を滴らせる肌が見える。銀色の髪は蛇が絡まったように乱れ、額から血の筋が二つ流れている。

 荒々しい息遣いとくたびれた顔をしていながらも、くすんだピンクの瞳が飢えた獣のようにぎらついていた。


「剣は折れたが、まだ戦える」


 グリンが刃が根元から折れた剣を掲げて笑う。

 いい事言ってるけど、本音は絶対違うよなぁ、こいつ。リシェルが残るから、残るんだろう。

 その証拠に、時々、俺に恨みがましい視線を向けて来ている。

 流石に俺はここで逃げられんよ。友達や仲間を見捨てるわけにはいかないだろう。恨むなら、俺が残るから残るなんて言ったリシェルを恨め。


「ありがとう、皆」


 俺とグリンの視線による会話に気付かないコーズが、目端に涙を溜めて感激している。

 コーズが手に持った宝剣を正眼に構える。


「まずは敵の隊列を崩す。溜めの必要な技を出すから、暫くの間、前線を頼む」


 リシェルとヒルデルカが前に出た。剣の折れたグリンは後ろに下がったままだ。

 剣ならある。銅貨二枚程度の量産安物だが、俺の腰にささっている。

 俺は一瞬迷って、馬鹿らしい、と思い直した。

 迷う理由なんてないだろう。俺が持つよりも、グリンが持っていたほうが、有用だ。


「グリン、これ使え」


「いいのか?」


 俺が差し出した剣を前に、グリンが怪訝な顔で尋ねる。


「ああ、それでリシェルとヒルデルカを援護してくれ」


「助かる」 


 グリンは剣を取り、リシェルの隣に並び立った。

 うん、勿体無いけど、こっちの方がいいよな。

 俺が頷いていると、背後から気合の乗った雄たけびが響く。


「ハァァアァァアァァァアァァアアアアアアアアアアッ」


 何だ? と振り向いた先では、コーズが力を宝剣に注ぎ込んでいた。

 宝剣に埋め込まれた宝玉の中で、白い炎が荒々しく燃え始める。炎は徐々に大きくなり、終には宝玉が炎で満たされる。

 気付けば、宝剣の刀身から溢れる白光は消え、宝玉だけが光り輝いている。


「来たァッ!」


 コーズの叫びと共に、宝玉から光が爆発した。まともに直視できない程の光の中で、コーズが叫ぶ。


「死にたくなかったら、どけぇぇぇぇぇっ」


 物騒な言葉に、近くに居た勇者達が逃げ、相対する魔族達も逃げようとする。


「ハイパーシャイニングコォォォォズ」


 コーズが体を大きく右にねじる。水平に寝かされた宝剣から光が一条の矢となって雨空を切り裂く。


「スラッシュ!」


 コーズが白色に輝く宝剣で宙を薙ぐ。

 光の奔流が前方に溢れたと思うより速く、爆発音に耳を揺さぶられる。

 爆風が泥と雨を連れて俺達を襲う。踏ん張っていても後ろに流されそうになる。

 なんて威力だ。あの馬鹿力。

 爆風が止み、俺が目を開けると、そこにはぽっかりと穴の開いた土壁があった。

 コーズの光を受けたその場所だけものがなくなっていた。

 光の境界線に居た魔族の体がゆっくりと崩れ落ちる。その体はまるで鈍器で殴られたように潰されていた。

 あの鎧さえも一撃か。

 呆然とする俺の耳を、コーズの鋭い声が打つ。


「カールッ!」


 そうだ、煙玉を使わなくちゃ。

 俺は右手を袋に入れてつかめるだけ煙玉を掴みだす。

 右手の紋章に力を溜めて、その力の属性を火に変換。煙玉に火を灯す。

 モクモクと灰色の煙を噴き出す煙玉を魔族へ向かって投げつける。

 魔族はまだ、コーズの一撃が与えた衝撃から回復していない。ここで視界を奪えば、一時的にだが混乱させることが出来るだろう。


「皆! 行けぇぇぇぇ」


「ほら、そこ行っちゃえ!」


「そこの近衛兵、愚図るな。置いていってミンチにしてもらうか?」


「はいはい、信徒の皆さんあっちですよー。ほらちゃんと言う事聞いて下さいねー」


 コーズの叫びと聞き覚えのある女勇者三人の声が耳に入る。

 それにあわせて、勇者達と近衛兵が東に向って走り出した。第二、第三の煙玉を投げている俺の脇を何人もの勇者や信徒、近衛兵がすり抜けていく。


「コーズ、あたい達も行くよ」


 俺達より西側にはもう誰もいなくなった。どうやら、逃げ遅れた奴はいないようだ。


「カール、速く。こっちが持たないわよ」


 少し先、東側で魔族と戦っているリシェルが悲鳴を上げる。既に東側の魔族達は秩序を回復させ始め、追撃の準備に入っている。

 やば、急がないと。

 俺はヒルデルカと共に走り出した。リシェルの脇を抜ける。

 リシェルもそれに合わせて、魔族を吹き飛ばして、こっちに逃げてきた。

 俺はそれを肩越しに見ながら、リシェルに吹き飛ばされた魔族に向けて煙玉を投げてやる。背後が一面灰色の煙に覆われた。

 よし、これで時間稼ぎになる。

 更に先で俺達を待っていたグリン、コーズにも同様に、煙玉で視界を塞いで援護する。

 混乱する魔族を尻目に、俺達はなんとか魔族の一団と距離を置く事に成功した。

 後ろとの距離はどうだ?

 背後を振り向くと、灰色の煙の中にこちらに向って走る鎧の影がぼんやりと見える。

 流石に東端にいた魔族には煙玉だけじゃ効果が薄い。東、俺達側に走れば良いだけだからな。他の魔族とぶつかる危険も随分少ない。

 こりゃ、もう一つの方も使うか。


「コーズ、俺達で最後か? お前の仲間は?」


「うん、もう皆逃げ出してるよ。カーリー達は先行して、この先にいる信徒や仲間達の避難!」


 よし、それなら使える。


「今日は出血大サービスだ。足一杯食べてくれ!」


 俺は腰にぶら下げた袋の一つに火をつけて、後ろに投げつける。袋は俺達と魔族達の中間位で燃え尽き、中身を撒き散らす。中身はマキビシだ。


「ガッ」


「イッテー、何か地面に巻かれてるぞ!」


「罠か!」


 予想通り、靴は鉄製じゃない。これで多少は時間が稼げるはず。


「流石だねカール。こすい手じゃ、右に出るものはいないね」


「それ褒めてんのか、ヒルデルカ?」


 俺がジト目で睨みつけると、ヒルデルカがきょとんとした顔になる。


「当然じゃないかい。何、言ってるんだい」


 うぁ、全然嬉しくねー。


「ねぇ、ヒルデルカって、もしかして天然?」


 肩を叩いて尋ねてきたリシェルに、俺は苦笑いで答える。


「悪気はないんだよ。悪気は」


「それは認めちゃってるって事でいいかしら?」


「そこ、聞こえてるよ」


「あら、ごめんなさい。耳はいいみたいね」


「あんたは口が悪いみたいだけどね」


「フフフフフフフ」


「アハハハハハハ」


 俺は不気味な笑みを浮かべる二人から距離を取る。

 こんな所で巻き込まれるなんて、ごめんだ。

 ペースを落として、後ろを走るグリンと併走する。グリンは風の魔法を使い敵の足止めをしている。

 本来ならグリン一人に任せるべきじゃないんだが、事情がある。俺は道具切れ、コーズは先導、ヒルデルカは近接特化、リシェルは良く知らない。

 走っていると目の前に、先に逃げたはずの勇者達の背中が見えてきた。目を凝らしてみると、勇者達は信徒に肩を貸したり、おぶったりしている。自力で走っている信徒もいるが、ふらついていて疲労困憊だ。

 クソ、思ったより足が遅いし、体力なしだ。馬車にばっかり乗ってるから!

 最初に足を止めたのはコーズだ。次にヒルデルカ、そしてリシェル、グリン、俺と足を止めて後ろを向く。

 黒い塊が蠢きながらやってくる。その速度は軽い駆け足位だろう。それでも疲れて足元がふらついている信徒の皆様よりは速い。


「ここで一戦交えるしかないね」


「だね」


 コーズが宝剣を構え、ヒルデルカがその隣りに立つ。


「わたしとグリンは、遠距離から援護するわ」


「背中は任せろ」


 その後ろでリシェルとグリンが力を練る。


「じゃ、俺は最後尾の様子を見てる」


 え、戦闘? 足手まといにしかならねぇよ、畜生!


「それとお前らこれ飲んどけ」


 俺は背中の木製バックに手を伸ばし、皮袋を取り出す。中にはワインと絞った果汁を混ぜた液体が入っている。


「疲労回復に効果がある」


 リシェルが後ろ手で皮袋を受け取り、一口。


「スッパーー」


「そう言うもんだ。我慢してくれ」


 体を震わせるリシェルは無言で皮袋をヒルデルカに渡す。

 ヒルデルカは体を震わせているリシェルを一瞥し、恐る々々皮袋に口をつける。


「スッパーー」


 ヒルデルカもリシェルと同様に体を震わせる。

 その後、


「スッパーー」


「スッパーー」


 野郎二人も同じように体を震わせていた。

 全員、俺から背を向けているから顔は分からないが、多分おちょぼ口になっているだろう。

 俺は帰ってきた皮袋を背中の木製バックに仕舞いなおし、逃げる信徒と勇者達の方を見る。

 速く逃げてくれ。こっちは戦力四人に、足手まとい一人しかいないんだ。

 金属のかち合う音を背に俺はやきもきしながら、逃げる一団の背中を見守事しか出来なかった。

 前を走る信徒達の速さは上がる事はない。寧ろどんどん、遅くなっている。


「カール、そいつ止めて!」


 鋭利な声に背を刺され、俺は黒い人影が街道端を走っている事に気付いた。コーズ達の間をすり抜けた魔族だ。

 やばい。

 胸が痛くなるほど縮み、血が吹雪の様に冷たくなる。

 俺は全力で魔族を追う。大地を蹴り、雨の中を泳ぐように魔族へ向う。

 鎧の重さ分、俺の方が速い。これなら、魔族が信徒達にたどり着く前に、俺が魔族とかち合うはずだ。

 背中の木製バックに手を入れ、予備の剣を取り出す。銅貨二枚の量産安物の剣だが、一、二回は相手の攻撃を防げるはずだ。


「待てっ!」


 魔族の背中が次第に大きくなる。

 後少しで剣の間合いに入る。

 後ろから思いっきり斬りつける。

 剣を掲げて振り下ろそうとした時、魔族の体が一回転した。

 太ももが燃やされたように熱くなる。赤い粒が舞い上がって、俺はバランスを崩して転んだ。

 太ももが痛い。何なんだ? 何が起きた?

 顔を地面に擦りつけたまま、痛みが脈動する太ももを見る。太ももの中ほどでズボンが輪切りにされ、その下から血が滲んでいる。

 斬られた? 魔族が一回転し……違うっ! 今は原因を考えてる場合じゃない。

 俺は地面から体を引っぺがす。

 既に魔族は信徒達の間近まで進んでいた。


「アァアァァァァアッァ」


「ギャアアーアアーーアーアアアァァァァ」


 悲鳴が聞こえてくる。

 魔族の接近で張り詰めていたものが爆発したんだろう。その場にしゃがみ込み震えるもの、左右の土壁を登ろうとして転げ落ちるもの、魔族に石を投げるもの、もう滅茶苦茶だ。

 俺の所為だ。

 悲鳴を聞くたびに、瞳から涙が溢れそうになり、体中から力が抜けそうになる。

 なら、助けろ! 諦めるな!

 俺は背中の木製バックを降ろすと中から血止めの草とスリング、石の入った袋を取り出す。

 バックを背負いなおしながら、血止めの草を口に入れて噛んだ。

 青臭い匂いと苦味に喉元まで食べたものが戻ろうとするが、喉を鳴らして強引に止める。唾液と歯でぐちゃぐちゃにすりつぶされた草を両手に吐き出し、傷ついた太ももにすり込む。

 傷口に塩をすり込んでいる様な痛みに顔をしかめながらも、俺はスリング片手に走り出した。

 走りながらスリングの狙いを魔族に向けて、石を打ち出す。

 殆ど使った事がない武器。しかも走りながら打ち出す所為で、狙いが定まらない。殆どはあさっての方向に飛んでいく。

 それでも十発も撃てば、一発位は当るもんだ。

 ゆるい放物線を描きながら飛ぶ石が、魔族の後頭部に直撃する。銅鑼を叩いたような音が響き、魔族が硬直した。

 それだけだった。

 硬直は一瞬で、すぐに魔族は信徒達に向って走り出す。

 こんなもんだ。スリング程度で倒せるわけがない。それでも意味がないわけじゃない。一瞬だけど、動きを止められたんだ。それで十分。

 なにせ、俺には――

 赤い疾風が俺の横を通り過ぎる。夕日の光を発しながら彼女は瞬き一つしている間に、俺がやられた魔族に肉薄していた。

頼れる仲間がいるんだ。


「大丈夫、カール?」


「ああ、ちょっと太ももを切られただけだ。問題ない」


 右からリシェルが険しい顔で俺の太ももを見ている。


「逃げられるか?」


「まぁ、何とかなる」


「無理はするな。ここから先はお前の力が必要になる」


 左からグリンが、頼れ、と言ってくれている。


「ごめん、カール。僕が一体取りこぼした所為で」


「馬鹿、気にするな。お前で無理なら、他の奴らならもっと無理だ」


 背後からカールが、俺の失敗を肩代わりしようとしてくれる。

 ありがとう。

 俺は目元を拭いて気合を入れ直す。


「それよりどうする? このままじゃ逃げ切れないぞ」


 背後から追って来る魔族の数は増えている。

 前方ではヒルデルカが魔族と戦い、他の勇者達と近衛兵が混乱している信徒達を逃がそうとしている。

 追う魔族に対して、前を行く信徒達の動きは遅い。もう追いつかれるのは時間の問題だった。


「大丈夫だよ。カーリーに先行して助けを呼んでくれる様にお願いしたから、そろそろ援軍が来るはずだ」


 確かにあのヤク子なら外ヅラはいいから、他の紋章持ちを簡単にまとめられる筈だ。


「なら、あと少しの辛抱ね」


 リシェルの顔に笑みが灯る。顔には見せていないが相当疲れているんだろう。あからさまにホッとしている。


「ああ、きっとすぐ来てくれはずだ」


 コーズがそう頷いた時、爆音が響いた。前方、丁度、俺達が居た聖女巡礼の先頭辺りから黒い煙が上がる。

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